まあもうじきクリスマスにお正月ということで任天堂の新機種の話題も出ているところですが、サンタさんにゲーム機もらってお正月は家族で桃鉄というのはどうでしょう?
まあ、ストリートファイターのチャンプがデブオタで格闘技別に強くないのと同様に桃鉄でお金持ちになっても出来る社長かどうかは分からないというご意見もあろうかとは思いますが、それでも何も知らないよりは詳しくなるのもそれはそうじゃないかと。
ちなみにこの手に持っているのはPS2の桃鉄12で関西編もありまっせなわけですが、有限会社フリーライフ大阪支社は閉店して宮澤郷介は目下、宮澤秀典の経営する文具事務機ミヤザワの2階の小部屋でニートをしています。ブロガー、ユーチューバー、シェアウェア作者などを仕事としても、全部かき集めても雑収入で所得税の対象にもならないような少額です。そのくせ監査が入って国際的な税法の所得証明をするためにデジタル書類たくさん書きました。「はじめから無いって言ってんだろ!」と思うけど、まあ見る人から見たら「ありそう」にウェブを形作ったことが、ある意味で失敗。
桃鉄としても、リアルで考えたら多分親族でいちばん負けているんじゃないかと。そりゃ近鉄でもJRでも大和郡山の駅から一歩もサイコロ振らない生き方ですから。サラリーも無く、どうやって暮らしているんだろう、なんでお金持っているんだろうとスーパーのレジ打ちのおばちゃんや他の買い物客のおばちゃんから不審がられて警察呼ばれて職務質問されてひどい時にはヤクザに絡まれて殴ってしまって書類送検もされました。
今朝も松源スーパーのPB商品である食パンの「麦穂」5枚切り98円を1枚トースターで焼いて1パック198円のどこだか分からないマーガリンを全量の数%くらい塗っていただいて、1パック598円のネスカフェバリスタで1杯あたり20円くらいのコーヒーに1パック298円の白砂糖をスプーン1杯入れて朝飯代を計算したらインスタントコーヒーでもコーヒーのおかわりがいちばん高いような生活。
巷ではインフレとか食材の高騰が騒がれていて、まあ松源スーパーのシャケのり弁は同じ値段でシャケが小さくなってコメのランクが下がって値段が同じなのだと思いますが、まあ唐揚げ弁当にすると同じ価格でまだまだ同じ品質に思えます。味わっても。
まあ桃鉄をお正月にって言っても、何年でやるかという問題もあって、小中学校のお子さんと一緒に50年ゲームの桃鉄を遊ぶというのも無理筋な話であって、46歳の今になってもっと早く桃鉄をやっていたらと思うけど、俺の初めての桃鉄というとルールもよく分からず最初の方にドベにされて「もー!」と言ってコントローラを投げました。場所は梅田の大きなビル街の中の小さな宅地で、ゲーセンに集まって来ていた子供たちのひとりが家で遊びましょうと招いてくれたのが賃貸と思われる小さいマンションの一室で、そこにファミコンが置いてあって、くにおくんの運動会と桃鉄で延々遊んでいたのです。今ではもう縁がないですが、モンテのゲーマーと言ってもどこの誰なのかというと、梅田の都市開発のあの一角で生まれ育った子供達のようでした。
それで俺が30代になって、証券会社に口座を作って株を買うわけですが、まさに分かってない桃鉄のように買ったり売ったり上がった下がったのギャンブルで、狡猾な中長期投資と利回り計算が出来ていなかったのです。
そして40代くらいになって「あー、リアル桃鉄負けたわ」と思っても、ここから人生はもう30年くらいあるかもしれず、50年桃鉄をヘビロテしてマスターしておけば人生観変わるかもなぁと思って、家族でお正月に桃鉄という発想も出てくるわけです。
まあでもそれで子供が桃鉄上手くなったとして、子供の将来とか言う人いるけど小さな会社で子供が大学出て社長さんで父つぁん従業員みたいな製造業をたまにテレビで見かけるんですが、家族桃鉄のファミリープランとして従業員を海外から持ってくる以外に少子高齢化で子供の将来が社長さんが明るいと言うなら、そのプランしか無くね?
子供がシャチョーで従業員が言う事聞くかというと、必殺の首切りに怯えて子供とかギャルの社長の下で夢を持ったクリエイターが働くベンチャーという構図も散見されますが、そういう経営が従業員から見放された時に残って働くのが家族だけという落としどころもまた見えてくるものです。
大阪まで電車で行って「ここのタコ焼きや良いなぁ」と物件を買って利回り50%で従業員が真面目に働いてくれたら・・・って、それ完全にサラ金的な金利やからね。
それくらいのスタートラインでないと、ゲームシナリオが成り立たないのもまあ分かるんですが。まあ桃鉄は4人揃って1000万の社長さんから始まるお金持ちレースなわけで夢があると言えばそうですが、30代にどうにか貯めた100万円を株で増やすというアイデアは結局小さな損とその後の貯金で株で負けたことが勉強になって積立貯金をした頃に相場が変わって売った株が上がる、まあ買った株も半分は上がりましたが、証券会社の営業マンと猿蟹合戦をして負けた気分しか残らない時もありました。
まあ、そうすると株式は5年くらいのプランを持ってと言われますが、20年とか30年のプランを持っているものからしたら、積立貯金と僅かな利回り差しか無いかもしれず、持っているカネを貯金とか投資に回して暮らしぶりが貧乏だったことを考えると、大金持ちが夢なはずが、いつの間にか仕事に対して小さな喜びを見つけられる人生観の方が羨ましく、この儲からないブログでも文筆家の夢を持って書いているわけです。
昨今の株高で中小企業の倒産が相次ぐ情勢を見ていると、俺の桃鉄予想でもまだまだ短観的で、もっと長いゲームをコントローラを放らずに続けている人が何処かにはいるんだろうと、ゲームと言って良いのか全然違う現実なのか、サイコロ振って出目の数だけ駅を数えて電車に乗るくらいの事から始めないと、俺のやっていることはリアル桃鉄ではなく違うゲームなのだろうなとも思います。