たまにはレトロゲームの話でも

 朝からNHKで関西のラジオDJヒロ寺平(ヒロT)さんの番組やっていて、まあ再放送で見るの3回目くらいなんですが、3回聞くとやっと入って来るものもあって。

 ラジオとかテレビとか映画とか、俺の親の世代は同じものを一緒に視聴した同士で仲が出来ていて、それで親同士が結婚して家に入ってお茶の間があるわけで、お茶の間向けのテレビ番組というと当然親世代向けで共通した過去認識というか歴史があるわけです。

 んでも子供の頃は分からない。ビートルズとかカーペンターズとか、クルマの話とか昔の映画の話が親子を繋ぐ話題であればいいのだけど、名前をポンといって「分からんか?」というくらいで「学校でしっかり勉強しろ!」と言われて戦国武将とか鎌倉殿とかわけわからん事を習って歴史って何だろうと思ったものです。

 それが高校くらいまで来ると少し読み解けて、同級生でも「ホントに高校生か?」と思うような音楽趣味のやつも出てくるんだけど、そういうのだいたい親譲りで。

 俺の場合、俺が成人してからビートルズの何周年かの全部入りベスト10枚組みたいのが出て、それを親父から借りてやっとちょっと昔のことが分かったんですよね。

 でもまあ、今はネット動画サービスがあるから、昔のことを口頭で名前だけ言われて分かんないとかではなくマメに調べるクセがあったら全部分かるよなーと思うんだけど、俺の場合「わからない」に対する悩みが深くてWikipediaをむさぼるように読んで活字として読み込んだ後にYouTubeが来て狂喜乱舞のネット漬けになったわけだけど、例えば子供の世代がそれで放って置けば育つかというと分からなくても「ふーん」って感じで流して高校出るくらいになってあまりにも昔のことを知らなさ過ぎて詰む。

 それはそれで、ラジオの話から始まったのでちょっとラジオでも聴こうかとFM COCOROを朝から聴いて、人生まとめてテレビの大人受けを親が見るものだから子供の頃の情操教育がまだのまんまで見た目というか体が大人になったけど、親の話が分からないなりに出来た友達というとファミコンつながりが多くて、そしてそれらが他の世代というか世間に通じないのも分かるんだけど、反対にゲームの世界といって画面とか音楽とかじゃなく当時のゲームを皆で語ったり楽しんだりする人付き合いの世界があって。

 そういうところは分かる人だけ集まって早口でペラペラとマニアックな話をしていて、それに対して俺のしてきたことというと「まず業界人なら誰でも知っていて常識化して敢えて語るまでもない部分を他業種の人に知ってもらうのが先ではないか」と。

 そんなわけで、ファミコンナムコ社のゼビウスドルアーガの塔です。

 STGとかRPGという同系統作品のカテゴリーである「ジャンル」が起こる以前の作品で、この頃は「どの会社も和菓子屋の本家とか元祖みたく子供向け雑誌で自分の会社が源流だと読者を騙そうと工作してきた」というところです。

 だから、それを見て育った人に取ってはナムコゼビウスドルアーガの塔がSTGとRPGのルーツなわけです。まあウィズだろスターゲイトだろとか俺もそんくらいしか知らないけどアーケードやパソコンの初期には面白さとして確立されるギリギリくらいの作品がどうやって広まったか、フロッピやカセットテープは日本のものなのか米国にも媒体はどのくらいあったのかとか、遡って調査しないと分からないことだらけですが、とかく日本の80年代初頭にはこのゼビウスドルアーガのカセットは流行して、それはファミコン以前にゲーセンにアーケードゲームビデオゲームと言って汎用筐体に入れる基盤として先からあったもののファミコンへの移植という立ち位置です。

 んでそれとラジオDJとどうつながってんだ?と言いますと、子供にロックだジャズだとジャンルを語っても、何も分からないわけですよ。これは俺の体験から、中高で音楽に興味を持っても市中の音楽雑誌の言葉は全て意味不明でした。

 けど、勉強を自分なりにする中に、ちゃんと教えてくれる人ってのはいたもんです。そりゃ分からない時に何をどうやって調べるかって話で、正しい調べ方だったから正解というか理解につながったと考えることも出来るけど、当たるところを間違え続けたら一生分からない。

 そんでブログの1日分の記事として、こういう記事があっても良いなと思って書いたものです。そりゃナムコじゃなくて別の会社で染め上げたい人の思惑もあるだろうから、正しい歴史より自分の会社は目下競争中で勝つために工作するならナムコ社を本家みたいに書くのも正解手になるかどうかは分からないけど、それでも他社から見ても押さえておくべきエポックメイキングな作品だったのではと思います。


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