メタルギアソリッド2を今日も負けずに頑張る

 アーケードゲームが俺のゲーム趣味の中核にあって、なんか100円入れて遊びたくなる魅力と、取っつきやすいルール設定にハイスコアなどの継続目標がゲーム体験のフローなんだけど、PS2のメタルギアソリッド2は「何をすれば良いのか」に関して、3度目のプレイにしてようやく「忍び込んでカメラで写真をパシャって来い!」までは分かったものの、取った写真をどう持って帰るかなどはまだ分からず、それよかタンカー船の中をある程度自由に往来できるようになって来ました。

 自由ってのは語弊があるよな、好きに動くと見つかって射殺されるわけで、見つからないように動くんだけど、これは弾幕ゲーのSTGの中でも上手い奴は弾避けしながら画面を上下左右に移動して敵を狙ったりアイテムを回収したり出来るようになるみたいな感じで、船のどこに見張りがいて「このタイミングなら見つからない!」という感覚を掴んで、船内をドラクエのダンジョンを探す感じで探索できるようになってきた。

 さてその上で初めて取扱説明書を読んだのはタンカー船の内部で見えているけど取れないアイテムがあって、どう操作すりゃ良いの?思ったからであるが、説明書の序盤案内の範囲は既に越した後で、しかも忍び込みルートが全然違う所から侵入していて「あー、ホントは左から行かせたいのね」などと思ったところである。

 俺はファミコンソフトを300本超持っているコレクターなのだが、これはパソコンを使えるようになるのが遅く「ゲームは買うもの」と思っていたし楽しいゲームはドラクエの宝箱探しみたいに色々なゲームショップを探検して秘密のゲームを買うと面白いかもしれないみたいな世界観で生きているのを友達の親切か意地悪か「これ面白いよ」と言われたものをそのまま鵜呑みにして探して同じものを買って遊んで集めてしまったのだ。バイトの給料は随分とカセットになった。

 そして専門学校に入学して、パソコンゲームになったかというとプログラムを覚えようにもパソコンに最初からインストールされているウインドウズという奴がゲーム作りの邪魔に思えて、パソコンの基本ルールを守ってアイコンから窓を出して窓の中でゲームをするってことが出来るようにプログラムできるまで何年もかかった。

 そうなる間に大阪のちょっとしたソフトハウスでは重宝してもらって高給取りとなり、ゲームプログラマーに憧れているが業務プログラマーとして働いて給料をもらい、そのうち数パーセントを出せば最新作が買えてしまう。ゲーム作る系の教材とかもいっぱい買ったけど夢は叶わず「買った方が安い」「えっ?ソフトなんてコピー出来るのに?」「それ違法やん!」「そんなん気にしてんの?」という感じ。

 んで35歳くらいでようやくゲームプログラマーとして開発会社のBPになるんやけど、その後に将棋や麻雀を作って「ゲームってのは自分と相手がいてルールがあって対戦型で~」みたいな持論を振り回すようになるんやけど、メタルギアソリッド2をあらためて考えると間抜けな衛兵をすり抜けるセガの泥棒ゲーム「ボナンザブラザーズ」とどれくらい違うかというと、AIがバカだから面白いわけで、そこに映像として立体としての世界が広がっていて、持論の「ゲーム性」みたいのはあんまり関係無いんでね?

 てか、麻雀ってルール覚えるまでにチョンボで借金作るのがデフォルトであって、覚えて教えてカネ取る側になるとゲームの誘いがそもそも罠でしか無いようで、その上で暇つぶしとして遊べるようになった自由なルール理解をした状態であらためてメタルギアソリッド2の世界にもう少し滞在すると、中に色々なアクションがあって、ミッションをクリアる目的達成だけがゲームじゃなくて、この世界の中にどれくらい面白い遊び方が潜んでいるだろうという視点でようやく面白くなってきた。

 つまるところこのメタルギアソリッド2の頃はコナミデジタルエンタテインメントジャパンなわけで、ゲームという枠から飛び出していくわけだけど、その先でどれくらいのお客さんが捕まっているかというと、俺らのコミュの一部は原点回帰とか懐古趣味になっているってのも観測されていて。その後ろ向きなところにこうして文章で新しいのも面白いかもだぜ?って文章で伝えてんだけど、まあ今日はこの辺で。


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