はい、今夜はヴァンパイアハンターです。

フォボスで久しぶりにプレイしたら、2面のビシャモンに負け電源切って凹み。
全ては過去だったのだと勝っていた頃を思い出し、そりゃ練習も何もしていないわけだしと、ヴァンパイアハンターを練習した頃の事はもう覚えてないけど、カプコン系からバーチャファイター4に乗り換えて1000敗して覚えたことを思うと、ヴァンパイアハンターはドノヴァンでかなり負けたとはいえ、1000敗も多分していない。勝ってたから。
それなら、もういちどVF4をイチから攻略したようにハンターをやろうと、もういちどフォボスで連勝してラス前のフォボス同キャラで負け、コンティニュー1回でクリア。
まあ、このゲームのコンピュータは甘い方で、99秒中2~30秒残っている時に体力半分程度勝っていたら、ガードで待って凌いでいるだけで勝てたりする。
セイヴァーのコンピュータはガチ殺しと言われたけど、実は初代ヴァンパイアもそうでなかなか難しかった。当時のゲーメストにはハンターのCPU戦は「お接待」と載った。お客さんを勝たせる心地よいプログラムであると。
しかしまあ、ゴルフのお接待でダブルボギーでも勝ってしまうような相手をお接待するために、メチャメチャ弱いコンピュータを用意したとして、それでも打数のようなハンデはないので、適当にボタンを押して戦うと、コンピュータはしれっと勝ってくる。
勝ってくるけど、遊びは多く、初代ストIIも遊べるゲームで、ヴァンパイアというゲームの面白さを味わうためには遊べる対戦相手になる弱いコンピュータが当時の俺に合っていたとも思う。ちょっと思い出したかな。
カプコン社の開発部を自称していた佐藤さんにヴァンパイアハンターのファンであることを伝えると「やっぱストIIやんなぁ~」と、その時は何となくだったけど、例えばSNKの営業さんに「怒首領蜂にハマっていて・・・」「あっ、ゼビウスね」「御社にもASO IIとかあるじゃないですか」「よく勉強してるねぇ」という風に、何のゲームもプログラマから見たらひな型となるオリジナルがあって、模倣作のオリジナリティは作画の範疇でプログラマは相手にしていないみたいなところがあり、それがカプコン社内でもヴァンパイアは結局ストIIの亜種としてしか見られないのが何だか残念だった。
それでも俺もプログラマとして、またゲームAIといっても主に将棋だけど開発者として見たときに「ストIIってどういうゲームなの?」というと豪華なイーアルカンフーだと思っていたこともあるけど、投げハメというゲームの攻略法と、それに持ち込むのはアクションゲーム、そして対戦と遊び方の色々あるゲームを将棋のような洗練された対局ルール足らしめるゲームの本質は何かというのを意識していて、まあ本質って言葉が嫌いな人もいるかもだけど、対戦ツールとして見たときの構成要因とでもいうか。
そうすると、ハンターのコンピュータは適当に出した技はガードするし、飛び道具系の必殺技を出すと飛んできて反対に適当に打ったら被ダメになることもあるし、まあハメのような当て方もあるのだけど、パターンハメで遊ぶと単調で飽きるので、泳がせて遊んでヤバくなったらハメて勝つというようなゲーセンの100円を長持ちさせる系の遊び方で持って、今日は書いたように1回目は2キャラ目のビシャモン、2回目はラスト前のフォボス同キャラで負けてんだけど、バーチャファイター4が1000試合で見えると言われていて、実際覇王に成れたし、ストII何回やったか考えると、ハンターはハンターで長く遊んだけど、トータルやっぱストIIなのよね。カプエス2も入れて。
それでフレームバーチャとか、弾ジャンケンみたいな抽出したロジックを語った。
そういう目でもういちどヴァンパイアハンターを見ると、ガチャガチャポンポンとレバーボタンで遊んだけど、思考のゲームのゲーム盤としてはまだ盤全体を理解できていない気がしてきたんだ。そこは「ストII」と言っているカプコン社の内情としても、売ろうと頑張って作ったヴァンパイアの焼き直しであるわけで社内での扱いも軽いようで。
それは飲み会でも酔っぱらった人が「パチンコ台の釘を打つ板の絵を集める変な人がいて~」と語っているのが、多分どうでもいいゲームのイラストとかに興味のある俺らへの皮肉や当てつけだと受け止めて少し腹が立ったんだけど、まあ将棋ソフト界隈でも探索部や定跡掘りなどひとつのソフトを分業で思考部たるAIソフトでもひとりの人間の思想ではなく部分ごとの研究であるわけで、お金儲けなのか売名なのか企画なのか職業なのかとしていくと、ひとつのゲームを対戦型ゲームの盤として見るのも俺の偏った見方なのだろうなとは思うから、対戦ゲームとして作られたヴァンパイアを研究するというよりは古くなった台を家庭用にセールで出されて、それをどうにか貧乏友達と勝負の題材にして遊ぼうかというひとりの変な客という立ち位置かもしれず。
それでも、その変な仲間が全国津々浦々にいて、集めると奈良の若草山くらいの低い山のトーナメントが形成されて、ストZERO3で時の人となったプロゲーマーウメハラ氏のデビューもその低い山での優勝が出発点だったと俺は思っていて。
この低い山を踏破しようかと思いながら、けど実際やってみると昔ほどのめり込まず、引いた目で見てアッサリ飽きる。矛盾している。せめぎ合っている。大好きな作品をパチンコ台の板と言われて腹を立てた人間が攻略法をパチスロのように博打であって確率で考えるべきではないかと言っている。
低い山とて登るには準備と体力と登山グッズがいると思うし、今は用意もないかもしれない。まるで部屋にいながら山で遭難したか海上で羅針盤をなくしたような野放図な状態を味わっている。
これは俺の人生がいつからいつまでか覚えていないが、ヴァンパイアハンターの日本一を目指すことを道しるべとしていたことがあったからだ。それは諦めた。
競技のようにルールがあって、腕を上げれば乗り越えられて、ライバルがいると思えたときは良かったが、変なパチンコ台に興味津々のやつが居て、負かせばカネを落とし、キャラを先に決めさせたら有利な方を後から取れるので負かせばコインを取り上げ続けられると思った盗賊団が「大会しようぜー!」とか言ってインチキくじのトーナメントを作る。
そんな小さなトーナメントなら、優勝したこともあるが、ゲーセンの壁に模造紙で書いた結果を貼って1週間もしたらはがされる。パチスロ打ってメダルが出るのとどれくらい違うか、いつしか払い込みと出玉を比べた現金の損得に興味が変わってしまった。
ケチンボになって、パチスロ台の演出に付いた液晶パネルのアニメにも興味を失ってしまったのだ。
それでも、山を探して登る時くらいしか登山家が登山家足り得る時間はない。
ゲーマーからゲームプログラマーに、そしてゲームAI研究家という自負を満たすにはとりあえずヴァンパイアハンターでも研究するしか目の前には無さそうなんだ。
ホントに、細かい目で見たら、対戦格闘ゲームのひとつひとつにキャラ組み合わせごとの簡単なAIがそれぞれ付けられているんだ。それをコレクションするだけでも趣味になるかもしれないし、そうなれば完全なファン。ここで話は割り切れている。