
近頃になってMTGのデッキメイクをする時に意識する「勝ちの太さ」がどんどん良くなって来ているのを実感している。
以前には「1枚のカードの価値」を意識して、土地とそのカードを戦場に1枚だけでも戦えるような強いカードデッキが強いというカード価値論を提唱したと思う。
それと並行してマナカーブの理論もあり、マナカーブに沿ってそれぞれのマナでいちばん強いと思うカードを並べるだけで十分強いみたいな相乗効果を理屈としていた。
一方で古くには強いカードがそんなに色々無い頃には、ソーイングを代表して書かれていたけど、さらにそれ以前となると土地税(ランドタックス)などでデッキから土地を引いてドローの有効スペル/山札総数から山札総数の土地を減算することで分母を減らし、有効ドロー率を上げるようなテクニックが雑誌で紹介されて流行った。
これも前述の「1枚価値」「マナカーブ」に入れちゃえないかと、デッキを組み替えて白緑青とすることで、このデッキが完成して、プレイテストの結果が上々過ぎて困る。
まあ、発表すると誰かに真似はされるのだろうけど、けど今までも誰かが作った強いデッキを真似て置いて、その上で「自分はこうした方が強いと思う」という改変を真似た人が加えることで反対に弱くなるということは繰り返されてきたと思う。分かっていない理屈は踏襲されない。
一点、カードアドバンテージに対して速度で勝てるかというと、チョット遅いかもだけど、そんなコントロールがいまどき相手にいるのかと問うと、多分いない。だが、レガシーとかに出てスタイラスノートとか本当に持っている人がいたらそれはそれで負けると思う。
もともとから相手の無さに困るMTGではあって、店番の兄ちゃんが店のカードで優勝デッキと同じデッキを作って店に集まる子供を負かすか、子供の親がカネ出してどこかのボンちゃんでも店の兄ちゃんの優勝デッキのコピーをさらにコピーして優勝するくらいのゲームで、それに全国大会があっても地方から出てくる旅費とか十分な告知があるかというと、まあ最大で1000人くらい集まったんだけど、最近の事情は知らず。
そのうえ最新セットのルールも知らず、ただ手持ちのカードの組み合わせで俺史上最強を更新できないかみたいなことをずっとやって、今日もひとつの高みを見た感じ。
まあ簡単な理屈で言うと、マナカーブには低いマナから高いマナに向けてのなだらかな坂があるわけだけど、坂の上になる4,5,6マナのカードの含有率は低いので、そこのうち含有率の高い1,2,3マナのカードに青のドローで強力なものを忍ばせることで、ウィニー力をそこまで弱めずに、中終盤での引きを地道な引き増しや前述の分母下げではなく、引く枚数の多い引きカードで分子の方を上げてしまったほうが期待値的に高いラインがあり、そしてデッキ中に3枚のアジャニ、ガラク、内面からの光の引きをドロースペルで高確率にして、ウィニーの総戦力アップを図るとともに、圧縮効果もあるわけでマナカーブ的に少ない枚数に追いやられている高いマナのカードを引く確率もやっぱり上がり、そして総じて元々マナカーブに則ったウィニーから始まっているわけだから、勝ち筋が相当に太くなって、プレイテストで上々の結果となった。
そして遊び終わってから、これさらに赤のハンマー入れてもっと強く出来ないかなぁ、とかロクでも無い事を考え出してのだが、そこまではまだやっておらず。
狙い通りの範疇を超えて、自分の事前計算を信じて試してみると想像以上の結果で、まあ勉強の成果も出たんじゃないかなというところで、デッキメイク完了。
野球でもピッチャーは何度も投げるスタミナがいるけど、外野手とかはマウンドからバッターまでよりも外野から内野まで遠い距離を送球することもあって、肩の強さは必ずしもピッチャー最強では無いように、MTGの世界にも華々しいプロ以外に俺の気付いていないもっと強い人や賢い人はいるのかも知れず、また見え方も変わって、新しい関わり方もあるのかもなぁって、そんなことを何となく連想して考えておしまい。
まだ想像の及んでいない、もっとテクニカルなデッキメイクがあるかも知れず、それに対して最強と言われているのがミラージュの1マナ12・12トランプル、出てきた時にパワーの総数が等しくなるまでリーチャーを生贄にしないと自身が生贄になって墓地に行くというカードをカードの効果を打ち消す「もみ消し」でいきなり出して殴るって、これ何というか歴代カードの組み合わせとして最強でまあ本当に強いのだろうけど、MTGというゲームの奥深さと比較すると、えらく単純な発想のデッキが最強の一角に来て残念やなぁ、禁止にもならないのかと思っております。
だからまあ、それがある間はショップに参加しに行く気にもならないし、こうして自分で練る。真ん中あたりももう書いたかもだけど、これにさらにボガーダンの槌のような終盤力も備えた、もっと強いデッキの落としどころは無いものかと思案するも答えは出ず。とりま、今日のレシピとして公開して保存しておきます。
もう既に相手いないくらい十分強いんやけど、強い相手を探して突っかかるほど強いわけでも多分なく。誰も寄ってこないで自分から攻めるのではなく、人が寄って来る仕掛けを人と遊ぶために考えるとなるとゲームセンターやカードショップみたいなの、俺の近所に関して俺が勝ち過ぎて滅ぼしてしまったと言われているのも少し悔やまれる。
けどカネ払うのがこっちだったので、滅ぼしてちゃんとお小遣いは貯まるようになり、今度は貯まった小遣いの使い方を考える段になって、トレカと格ゲーはもうしないかなぁって家庭用とか手持ちのカードで十分に楽しめており、それで俺に関しては万事オッケー。友好的な登場人物の少ないブログをこうして運営しております。