
CG学科の割に3DCG技術がモデリング、レンダリングで止まっており、短いCGの歴史から次の一手がテクスチャであることは知っているのに自分にその技術が無い事が悩みだったが、まあそんな心配すんなよ。皆プログラミングでやってんじゃなくて専用ソフト使ってるだけだろ?じゃあ俺もそうすりゃそういう絵は出せるだろ?と。
そんなわけで、顔のモデルにテクスチャーを貼ってレンダリングを見ながら絵を描いて、どうにか顔に見えるものが出来ましたヨッと!どうだすごいだろ(別にすごくない)
ゼロ年代の花形はゲームプログラマではなくグラフィックデザイナーだったが、その実CGはモデリングとテクスチャ描きが実作業で、会社内ヒエラルキーで原画立ち上げとモデル製作どっちが偉いのかは知らんが、ドット絵描いているだけで同類項でグラデザとして上手いメシに有り付いているさまをプログラマーしながら「ちくしょー!」と思っていたその卑屈な感じが自分でその作業を進めてみると、ちょっと治りました。
急に近代的な3Dゲーム技術も実は何のことは無い事に思えてきたんです。
まあでも細かいドット絵が動くゲームでもホンマにようやるなとその手間数を目測すると滅入りそうな作品が世にあるように、それを3Dで展開するのはやはり気が遠く。
ただ、「どうやってるんだろう?」からコツコツやるか人海戦術を取る指揮権が与えられるなどしたら、俺でも何とかなるのかなぁ、くらいの距離感は掴めてきた。
昨日2時間モデリングやって、今日はテクスチャ周りの設定から、お絵描きも合わせて3時間いじり倒した。合計5時間。5時間でこんだけ進むとは思ってなかった。
やる前から3Dゲームの作業分担の一部はフィギュアの海洋堂みたいな模型の専門職かもなと思っていたけど、実際その作業も別に専属の人を新しく雇うとかではなく、あるメーカーでは老練のプログラマが自分で描いていたという話を本人談で聞いたことはあるんだけど、まあでもバーチャファイター2は寺田克也さんが描いてんのよね?
そしてスクウェア・エニックス社の現社長である北瀬佳範さんはドット絵ゲーのディレクターから3DCGのテクスチャ描きとかを経て現職に出世していらして、カプコン社の岡本吉起さんは魔界村の頃にドット絵を打つ仕事をしていたのだとか。
そういう俺は世の中3Dでバーチャと鉄拳セガサターンとソニープレイステーションでケンカをしている傍でネオジオとかで遊んでいたわけで、今からテクスチャはやれやれだいぶ時代遅れだぞ?と思ってたけど、描いてみると「あー、ドット絵と大差なし」だわさ。
やっぱやってみると、会社がゲームプログラマよりグラデザに重きを置く采配を取るのも分かるよね。俺もプログラミングとかゲームの競技性まとめてゲーム性に重きを置く人だったけど、実際手に取っているものが絵のカッコ良さを抜きには出来ないわけで。
こっから先はゲーム制作というより美術芸術に近づくんだろうなと思うんだけど、じゃあゲーム制作のプログラミングとかゲーム性の部分はどうすんの?というと、年が47歳なので中途でも派遣でもどっかに椅子もらって「どしっ」としてたら若い人やってくれんかなって、そんなに甘くない?