
こんにちは!カーメンこと宮澤郷介です!朝食はあんバターコッペパンでした。
ソフトウェアの仕事をするという時に使うこの「ソフトウェア」という単語は「コンピュータ」よりは限定的かもですが、それでも広義に過ぎる専門用語なのですよね。
コンピュータの躯体がハードウェアで、その中で電子や磁気などが媒体中で示すもの全部括ってソフトウェア。ただまあ、奈良シャープの工場では複写機が作られていてそこでソフトウェアと言うと機械制御のマイコン組み込みプログラムのことでして。
大阪でソフトウェアをやっていた技術者が奈良のシャープに鳴り物入りで入って来たらしい、となっても、複写機の工場では複写機の組み込みマイコンの制御しか仕事が無いわけです。色々やりました、3年ほどですが、タッチパネルとモータ制御が中心です。印刷制御が肝のはずですが、そこは社内でいちばん重要なので経験3年では触れませんでした。給料は前職からの引継ぎなので、何故にソフトウェアにそんなに給料が払われるんだ!?と労組関連から叩かれて、そういうみんなは喫煙所でケータイでグラブルしているわけです。
そう、そのグラブルもスマートフォン用ゲームソフト。「アプリ」とか「ゲーム」と呼ぶのが普通ですが、ケータイのOS(オペレーティングシステム)という基本ソフトの上で動くアプリケーションソフトウェア略して「アプリ」でその内容が「ゲーム」です。まあソフトやっているというよりはアプリ作ってるとかゲーム作ってると言った方が通りが良いのかも知れませんが。
けど何故そう言わずに「ソフト」なのかというと、俺の所属していた有限会社フリーライフはいつから、俺が入ってから竹山社長が無くなって整理解雇になるまで実質的に派遣会社で、その広義の「ソフト」関連会社ならば業種を問わず出向してソフトを組み込む仕事だったからなんです。
ソフトが何故にそんなに広義かというと、例えば画像、映像、音声なども広義のソフトに入るからです。パソコンで絵を描いて保存したら、その画像ファイルもソフトウェアで屁理屈みたいに思えるかも知れませんが、パソコンで絵を描けるのはペイントソフトのようなアプリが入っているから、ソフトが無いと始まらないんです。
シャープの工場の中でソフトと言うと制御であったように、絵描きに取ってソフトとはフォトショやイラレの事で、まさか自分で描いた絵もソフトであるとは思っていない。それもソフトだからネットで頒布できてコンテンツ産業が成り立っているのです。
じゃあ広義のソフトなら何でもするのか、制御とか事務しかしていないのに職人みたいな偉そうなことを言うなと、こう来られるもんだから、最近では絵を描いたり音楽もしたりで広義のソフトを全部やってみようとしているわけです。
では何故にそんなに薄給のイラスト、音楽関連で売れっ子でもないのにお金があるのかというと、いや無いように見えるかもですが、お金があるのかないのか情報処理技術者の資格を持っているからなんです。
けど振り返ってみると、ゲームとか音楽をやっていても、ソフトの仕事というとシャープでは制御だし絵描きにしてみたらツールを想像するのだろうなという人によってソフトという言葉が自分のような広義的解釈ではなく、具体的用例解釈でしか受け止められていないから、よく分からないんだろうなと、そういうことが分かってきました。
確かに、ソフトが広義的解釈で色々出来るにしても、複写機と絵描きにしてみればパソコンで絵を描いて印刷するだけなんです。何が出来るかと言うと、ネットで発表しているゲームはパズル、シューティング、ダンジョン探索、麻雀、将棋であって何だかプレイステーションとかと比べると「ショボい」それがどうしてそんなにもらえるのと。
その上に絵を描いたり印字したりはまあスペックが上がると画素数は上がるわけですが、用事が足りていて、用事に見合うだけの必要十分に安い部品が好まれるように、ソフトウェア開発者だけ高い給料のシゴデキが来たところで、複写機もドローソフトも何も変わらないわけです。
何とか仕事が出来るところを見せてマウントしてお給料が高いのに見合うのだという所を分からせないといけないと躍起になったこともありましたが、何故高いというと雇用者の評価と有資格者だからで、協働者の評価が無いと派遣SEとして長く続けるのは難しい。そう、ウチはこれでもう足りていると言われてしまって、忙しい現場の手伝いにあちこち駆け回った30代でした。
それでまあ、仕事にハマるためにはもうちょっと「ソフトウェア」というのではなく制御とか映像とかゲームもそうなんだけど、狭義的に専門分野を持って「自分はこれが出来ます!」と言うべきで「何でもやります!」では雇ってもらえない!とゲーム作家か漫画家か良く分からない人がアドバイスくれるんですけど、有資格者なので体制が整っている所には紙切れ一枚でポンと配属してもらえるわけです。
けど、そういう元請けの実際は上からカネもらって下に分配して仕事と言うと毎日のお勤めと時間つぶしみたいに短期間ではそうしか見えなくて、嫌だったんです。
奈良シャープは複写機ですが、シャープも以前にはMZやX68000などのマイコン事業部があったはずで、内製から外注になって撤退して、家電として使われるのはプリンタのみ。ゲーム業界もいまどき主流はスマホアプリと言われていて、アーケードやコンシューマで働けるのはほんの僅かの人で、ああ自分はそう成れなかったのだなと思うと非常に不完全燃焼の感があるので、最近またパソコンゲームを開発しているのです。
そうなると、本当は市民権を得たいというその市民なら公務員として座っていれば参加できるのに、はみ出た仕事がしたいというのと、そこまではみ出られず市民でいたいというようなワガママな内的ジレンマが俺の悩みの全容なわけです。
政治や商売の「仕切り」がどうしても俺の全能力に枷を付けていると思うけど、じゃあ自由競争したら勝てるかと言うと、その仕切りにハマっているから食えている。
まあその意味で「ソフトウェア技師」というのは派遣SEの仕切りにしかハマれず、それにソフトの中で特に自分がやりたい事というのも明確ではないってか、明確にゲームなんだけど、そのゲームも仕事になるともっと細分化されるので「これだ!」と思う仕事にまだ巡り合えていないと思うんだ。その辺りをもっと掘り下げたいんだ。