「テライン」はじめました

 Unity解説書Chapter5のテラインで解説書付属のDVDとバージョンが合わず、いちどUnity6の公式Tutorialsに手を出してみた。展開とビルドを済ませるとFPSが遊べるらしい。こうだよな、やっぱ洋ゲーはこうであるべきだよなと思うDoomFPSだ。

 ゲームエンジンなどの解説書を1冊読んでも満足のいかないゲームにならない問題は昔から良くあるが、ゲームエンジンチュートリアルが満足なゲームに至った場合、どこから何をいじればよいのかという問題はもはや昔はやった週刊雑誌ディアゴスティーニのように置き場に根気に暇にカネ全部いる系の趣味ではあるよなと思った。

 まあアレは全巻揃える金額がそれで商売になるラインだが、Unityの場合はそれでプロライセンスを契約してもらわないといけないわけで、いつ無くなっても不思議ではない系のゲームツールではあると思う。そして自分で使う場合、何らかのバックアップを考えないとこれでグリグリ作ってマシントラブルとかでデータ失くしたら喪失感すごい。

 専門学校時代の夢の続きをいつか追いたいと思い続けてきたが、順序としてFPSを作るなら、プログラミング、2Dグラフィクス、3DCG、アニメーション、モデリングレイトレーシング、カメラとライティング、モーションなどを順不同で色々と学び、そこに創作論的なものが全くなく技術屋に一度はなったが、FPSをやるなら次のステップは「テライン」にあると見た。データベースやネットワークも目の前のやりたいゲームには関係ないと思っていたが、いちど学ぶと考え方も変わったと思う。

 FPSという落としどころではなく、卒業制作はムービーだったのでそれは今も光磁気ディスクMOの形で補完してある。ただ、再生機械が無く、ディスクのみだ。今更何の役にも立たないデータの入った代物だが、学生時代の頑張りの証拠として「見せろ」と言われたら見せてやろうと思っていたが、相手が泥棒かも知れず、見せないべきかも。

 高価なもので、就活のためにコピーを作って就職したい会社に送るのは1枚が限度だった。そして当時は良く新卒採用に履歴書以外のメディア形式の作品を送って来ても見られませんという注意書きのある人気企業も多かった。バブルの余波で俺くらいの作品を作る就活生はゴロゴロいて、専門学校の中では優等生だと自負していても、他校まで含めて就活ライバルがどれくらいいたかというと劣等生であると正しく認識しなくてはな。

 その意味では在学時も「頑張る」というのが劣等生的であった。創作の学校ではなく、取った資格も最後は公務員になれるという保険の効いた情報処理技術者で、実家暮らし前提で、CGデザイナーやゲームクリエイターという得体の知れない仕事で実家を出て東京で独りやって行く決心のある人や、いつかは親元を離れて働くというのではなく、反対に親が太筋で経済的アシストで上回っているケースのライバルも想定すると、なんともハンパ者の「なろう系」クリエイターだとは思う。俺のことね。

 そう考えると(どう考えるんだ?)何らか働いた金でゲームを割安に買えるわけで、それが大ヒットによる薄利多売で安くなっているという論を振り回していたが、ホントはもっと安く作れるラクチンな技術が世のどこかにあって、学んでから挑むべきで今ある武器で殴り込みにかかるように我武者羅なモデリングとかを想定してクリエイターの虚像を作っているから敵わないのではないかと、こう考えてみた。

 その意味でこの三日での収穫はUnityの「テライン」技術で、どんな技術かというと迷路系のDoomからオープンワールドFPSに至る専門の世界構築技術である。だまし絵とはちょっと違うが、確かにこうすれば少ない労力でゲーム世界が出来る。と思った。

 ただそこはツールとして提供されており、同等物をプログラミングで構築できるかともういちど技術者目線でも考え直すと、プログラマとしても何を目指して勉強するかという所から、簡単にいって周囲から「あなた新しいゲーム遊んでないでしょ?」と言われるの、ああいうのは大企業でカネがかかっていてと思い込むのは単に技術が無いからで、大企業は出来る人をお抱えに持っていて、人海戦術で事に当たっているのではなく、ビルの中では出来る系がちょっと仕事してめっちゃ遊んでいるという図もあり得る。

 まあ、2Dゲームでも世界を作るのに何故にドット絵だけではなくマッパー技術があるのか、みたいなことを3Dでも突き詰めると、ゲームは魂であるというクリエイターには分からない量販技術が大手にはあり、作って飽きられ捨てられるを繰り返すうちに同じものを作るのならひな型を作ろうという発想に至るのが人の自然と人工の違いであり、従って1枚の馬券に人生を賭けるギャンブラーとちゃうんやから、競馬で生活費を稼ぎたいのか、とにかく大量に買って当たり馬券を買えればそれで良いのかの間っ子のところで、暮らしの中にちょっと遊び感覚で競馬なんかもしてみたいという肌感覚で俺がゲームの仕事に従事すると、そんな奴はやりたくねぇと生活かかっている人が嫌がるのも道理なわけで、俺の目から見てファミコン時代にマリオまでのヒットではなくジャンプとワンアクションのABボタンが付いたゲームが無数にあったようにアナログ二本のFPS系ゲームも無数にあり、それらを遊び比べてどうこうという所の開発の裏方ではテラインのような技術は基礎であり既に踏襲されており、12年前に買った本から今更それを学んで業界に何の用事だと言われると、まあ簡単に人生に迷っているんですよ。


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