格闘ゲームの攻略本にダメージとフレームは載っているものが良くあるようだが、リーチについて載っている本は見たことが無い。手元のカプエス2攻略本もダメージとフレームだった。
んで、統計学の分野たる多変量解析を技に当てるとして、リーチはいるだろうと前々から思っていたのだが、どうやって測るとして、格闘ゲームの技のリーチは相手の立ちしゃがみとかキャラの揺れなどにも影響を受けたりして、絶対値的に出ない事は分かりつつも、カプエス2のダルシムが画面端を背負い密着から屈小P何発分で届くかというザックリとした表を強いとされるブラサガから作ってみた。(実は山崎からだが)
ダルシム小P4発の距離で
:ブランカ 屈中P屈大P屈大K
・サガット 立小K立大P立中K立大K
・山崎 立大K
とまあ、これだけ並んだ。長そうに見えたサガット立ち中Kもダルシムパンチ5発になると届かず、山崎立ち大Kと同じ眷属なのは意外だった。あと僅かなことでブランカ屈大Kより屈大Pのほうが長いのだが、その長さの差はダルシムの小P1発分ののけぞりよりも小さいことなどが分かった。
ダルシムを使ったのは歩かずに小P連発で正確にリーチを測れそうだからだが、バルログ・イーグル・覇王丸なども暇な時に試してみたい。響とかもリーチ良く分からんよな。同じこと、ストIIでも出来そうだが、これらのゲームのリーチは肌で掴んでいるもので、小P何発分と目は粗くても絶対値的に数量で測ってみたことには意義がある。
スイッチ版のストIIが出るに際し「判定を見せろ」という話は方々であったが、小P何発分での絶対値くらいのことを思いついたのは最近で、ドットより不正確でも、短いものと長いもののの差が数量でどれくらいかというデータに興味があって価値を感じる人間がほとんどいなかったので、俺がいまさらにやっているのだ。
まあ、ダルシムの小Pを4発当てた位置(距離)で届く技は大体それだけで強い。
その位置で発生フレームとダメージの問題が出てくるが、大パンチが届くのがブランカサガットで、それにSNKグルーヴでランが付いたらリーチと横押しだけで強いだろうという最初の見立てを数的に少し示せた気がする。
それでも、全国大会の後は独りでやることも増えて、コミュにも積極参加しておらず、米遠征時はチャンコーハンで出て勝てるくらい余裕があって、余裕のない日本全国レベルではやるまでもなくというか昔に手合わせした時の力量差でオオヌキ氏にはとうに譲っているから、ウメハラの話を口伝で聞いた時は確かめたいと思って上京したものだが、来阪した強豪の迎撃オフを繰り返す中で感じた関東との差は、今はネットがあって様相も変わっているかもしれんが、俺の中では負けて諦めた筋なのである。
そして戦場をコンピュータ将棋に一度移して見事に負け、ニューラルネットワークの勉強もしてみたいけど手付かずのまま、やさしいカプエス2で出来ることを考えたら、目先はダルシムの小パンチで各技のリーチを大まかに出すという、極めて地味な研究なのであった。ホント、リーチの調べは同一キャラ中で色々出したら長い順は分かって、各キャラ使いそれは体で覚えてるだろうけど、異なるキャラとのリーチの絶対表はキャラセレクト以前の問題からゲームを俯瞰的に見るのに有用だと思う。
ただまあ「好きなキャラで頑張る」ということをやめてデータで強キャラを選んで勝って得心というのはゲーメストダイヤグラムの餓狼伝説スペシャルのキムカッファンで既におなか一杯という人が最大多数派で、ファンコミュ的には用事のない話かも。
