レベルアップハンマーデッキのひとつの結論にたどり着いた

 昨晩は白タッチ赤の速効デッキに振ってボガーダンの槌を抜いたところで寝た。起きるとそれはとんでもなく弱いデッキというわけでもないが、面白みが無かった。

 そう、ミラージュビジョンズあたりで俺はいちど赤単に行きついてゲームに飽きた。それから絶版に興味を持った。究極が知りたいのだ。ただ、ビジョンズ導入時点で4版から始めた俺のデッキは4ターンキルで誰も遊んでくれなかった。もし絶版で強くなるなら、3ターンキルか2ターンキルかジャンケン買ったら勝ちの1ターンキルしかない。そこに奈良のカードショップでカードを見ていた俺は友達の大橋君といっしょにフランス人だと思われる金髪長髪の兄ちゃんにサンドイッチ店に誘われた。その空いた店のテーブルで遊んだマジックは緑5色で、マナエルフ、極楽鳥、エルフの射手など細々したクリーチャーがテーブルに並び、極楽鳥の5色マナから、火葬、アーケンディナイアルなど5色の1~2マナのちょっとしたインスタント呪文が飛び交い、とても楽しそうだった。

 「こうやって遊ぶんだよ」

 流暢な日本語だと思う。そして彼はバインダーファイルいっぱいに絶版カードを持っており「どれか欲しいかい?」大橋君は「俺マナドレイン」「6000円!」「ちょっと印刷のズレが気になるかなぁ、2枚のうちこっちは?」などとやっていた。6000円は恐ろしい額で俺は引いた。緑5色デッキ全部集めてもそんな値段にはならない相場だった。

 どうだろうなぁ、俺のデッキは。もうちょっと面白くならんもんかなと思う。強すぎてつまらない事は無いと思うんだけど、リミテッドから入った人には強すぎて、構築やってる人とでも並の位置には入れないかなと思うんだけど・・・。結局ボガーダンの槌は入れることにして、白土地の引き過ぎを最初バントの全景で圧縮しようとしたってか、赤白共に軽くなった速攻タイプになると土地引き過ぎたときに嫌になり、穿刺破をボガーダンの槌に戻したいなぁ、と思って、んで戻すと赤土地6枚は欲しいなぁと思って、ジャンドの全景も入れて圧縮を試みると序盤の速度が落ちる。まあこの辺がMTGのデッキいじりと試しデュエルの俺なりの面白いところだが、山3枚デュアラン2枚全景1枚で山を取るとデッキ中の赤土地が残り4枚になってしまい、かえって2枚目を引く確率は減る。白単で全景、税収、サイクリングと圧縮するのは試したが、2色でそれだとマナ拘束がきつい。そしてバントの全景で平地を1枚減らして分母をひとつ減らして次のターンのドローに賭けるなら、土地の分母は減らなくてもサイクリングで1ドローすると土地ではなくスペルを引く確率があるので、それで次のターンのドローを併せると合算でサイクリングの方が引きが良い計算になる。

 サイクリングも試したいが、手持ちが漂う牧草地と峠のラネット、ジャングルの織り手で流石に7マナはどうかなーと思ったが、ネタとして遊びとしてそんくらいやった方がもしかしたら良いかも、でも普通その前にゲーム終わりそうだよね、とか皆に言われるだろうなぁ、俺は良く議論になったら負けたなぁと思うのだが、言い合いで負かして「それはない」と言って強い手を辞めさせるというのは格闘ゲームのハメ論争、ぶっぱ論争と同じかもしれず、プロとして確率計算をする前にぶっぱ勝ち引き勝ちでも人前で強豪を負かす経験をたくさんしたものが強い人という印象になるのだろうなと。

 本当に勝率を取ると勝っていても、ゲームを進めてすぐに分が良くなると投了されて終わりとして、そして負けのゲームを粘ると常に試合時間の配分から負けている時間が長くなる。負け試合をとっとと終わらせて、勝っている試合を見せることで、勝っている印象を強く焼き付ける。この辺りの老獪さが俺の入った頃のMTG強豪にはあった。

 ただまあ、VF4やストIVなどで勝率を本当に測ると、トッププロには負ける。勝っていることがカードで証明されると負けてくれる人が栄養分として入ってくれなくなり、もっと強い相手としかさせてもらえなくなって、勝率が下がって行くのだ。この辺はもういじめみたいなものを受けていると思うしかない。

 その辺も含めて、誰と何をしてゲームに強く見せるのかと言うと、もはや趣味というより罠である。人を罠に嵌めて金品を奪うわけだから、そりゃセミプロで景品ゲッターと言うと子供達からは嫌われ者だが、噂が広まると遠いところで全然知らない場所でまたさせられて、その場では負けるとその場からまた負けたという噂が家の近所まで広がり、くすくすと笑い声が自宅の部屋まで外から届く。辛い。精神病が治んねぇよ。

 まあレベルアップハンマーとしては白土地から順当にナイツで勝つか、ともすると事故ともいえる山の引き過ぎがハンマーで緩和される仕様で、マナカーブ通りだと騎士が並んでハンマーが手札にあり山は1枚で、そのまま勝つかハンマーでトドメを刺す2枚目の山の引き待ちとなる。もうデッキコンセプトから白先行なのに赤トリプルマナ必要というので行き詰っているが、それでも昔は対抗呪文とハンマーの両方入った青赤で勝っていたのだから、白赤でも同じことだろうと思うのだが、時代が変わって俺もようやくそれを認識しようとしている。んでもどっかの店に持って行ったら、まだ見知らぬ相手っていると思う?そりゃ広い日本人はいるだろうが、ネットのウェブにかかるよな大抵は。知り合いの知り合いくらいである可能性は極めて高い。よくあることだ。

 どれくらい病んでいるかと言うと、痴呆なん?とか言われるくらい、最後に買ったセットが基本セット2021で、その前がアラーラの断片、もひとつ前が時のらせん。3年前、10年前、15年前くらいになるだろう。この古い箱をガサゴソして新ネタを探すのだが、子供には古いカードと新しいカードの見分けの無いものもいて、カードが強いと「廃課金やん」とか言われる始末なのである。まあ4版、ミラージュ、ウルザズサーガとかも部屋の隅から出て来るってことはその頃結構課金してたんだけどな!

 まあ新しいセットが絵柄からして楽しそうではあるし、コンビニでも発売らしいが徒歩圏内に無く、パックをコンビニに買いに電車に乗るというのがカッコ悪いので車の運転が出来たらなぁ(免許はあるが薬の副作用でお医者さんから運転を止められているし、自己るとホンマにヤバいからビビって乗る気にもならない)足が無いのだ。

 先の話に出したフランス兄ちゃんはアレはアレで日本で英語教師をしていると言っていたからフランス人ではなくイギリス人かアメリカ人の可能性もあるが、英語教師なのではなくカード売りが本業の可能性だってあるだろう。何でも真に受けてはならない。

 300円のパックを開けるアテモンとしての面白さから考え直すと、俺も手持ちカードを誰かの余ったカードとトレードしたいわけだが、日本では物々交換というのは損得で角が立つのでショップが引き取ってお金で買うのが結構普通。もちろん子供同士は汚い手でボロボロのカードを交換し合うのだが、コレクションとしてボロはマズい。

 カードをスリーブに入れて使っているが、スリーブがそろそろボロくなって来ていて、スリーブに入れるほど高価なカードなのかと言うと高いもので1枚400円から行くときで1000円くらい付くものが数枚。ちな写真のデッキで神話レア2枚レア7枚アンコモン11枚コモンと基本地形で20枚だ。浮いているデュアルランドを抜いて、色がテーマに沿ったカードとのトレードに出したいと思っているが、店は中間搾取で成り立っているので無料の物々交換の場としてそれで等価や得なトレードが出来る相手は滅多にもういない。昔は良くいたのだがな。値段がどんどん適正になって、皆売価基準でトレードするからだ。

 まあデッキメイクに緑五色の件を思い返すと、国外から探すくらい相手のいないゲームであの面白さが分かる人が人の多い奈良市の商店街で何人くらいいただろうと思うと、奈良市のショップとケンカして閉めるときの捨て台詞が「売ってもらって遊ばせてもらえるだけ有難いと思え!」だったな。

 まあそこまで言っちゃそりゃケンカになる。店主の態度も悪かったし、俺は参加料のいる大会ではなく地域の子供と無料で遊びたかっただけだった。駄菓子屋とかもない。

 俺が子供の頃も親に「子供は外で遊べ!」と言われてもどこも宅地と商店で、家でファミコンしていると他の大人に「もう、遊ぶって言ったらゲームなんですよ」と言われたな。子供とトレカで遊びたがる変な大人になりました。


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