やねうら王のポストで知った事だが、WCSC35のdlshogiで将棋の終わりが見えた話。
まあ、あんまり大騒ぎしないで「そんなこともあったね」とまた違う将棋を指してゆけば通り過ぎるだろうし、それに将棋の最善手というのも最善の定義が「勝った」なら勝つ将棋は無数になるわけで、同率1位が無数になるか、または理由づけや定義をして「色々ある中でこれが最善と決まりました」という発表をしてそれを最善手とする。
それで将棋の寿命が終わるかというと、それ以外の将棋も観戦して面白ければ興行としての将棋連盟は存続するだろうし、これ以降のコンピュータ将棋も新旧交代とかもあるだろうから一概にゲームオーバーとは言えないかも知れない。けどまあ、ひとつの答えは出たようで、駒得という理論で指し合ってから手得に切り替わる桂馬跳ねがあり、そこからゲーム木の枝は細く刈られて幅のある将棋ではなく詰みに向かうと、どうもそういいうことらしい。
んで何が言いたいかというと、コンピュータ将棋が強いのは近年顕著にそうなんだけど、娯楽レベルでは昔のでも十分強く、囲碁や将棋といったテーブルゲームというか日本の伝統ゲームで町にはサロンもあり、対して中華寄りの麻雀の雀荘もあり、俺がよく通ったゲームセンターなんてのも町に出来ていた。
そのゲームセンターで客同士を対戦させて両方から金を取るいかついゲームであるストリートファイターIIが俺の十代二十代の多くを占めるんだけど、これについての客同士のトラブルというか、ゲームを契機に因縁を付けられて恐喝まがいのことをされた。
ともすると恐喝とか威力業務妨害でこちらが被害者になっても良いのだが、その因縁がどういう経路のものであるかというと、まず自由に開業している店に不良とばくち打ちがたむろして、愚連隊のように台を囲んで遊んでいる。そこに何らかの攻略法で持って、店に来て勝つ客が出て来て、勝てないものだから因縁でもってある種の攻略をやめさせる、この筋を勝っている客の立場で恐喝されたというのが俺の筋であるが、威力業務妨害という筋で持ってもういちど見ると、カネを払うのは負けた方がコンティニューする時なので、たまっている愚連隊の方が人数的にも多数決で払うカネも多いとなると、恐喝や暴力ではなくゲームの攻略法という法的にはまだ不可侵な部分に他の客が威力業務妨害のような感覚を受けているという事になる。
だから、俺は長らく被害を受けて辛いと思ってきたけど、文句言われてカネ払わされるなら行かない方が良いとなってそれで自然消滅的に格闘ゲームのインカムは減り、台も店から姿を消し、そして店も町から姿を消し始めたところで、まあ必然的なその商売とのお別れなのであろうなと思うんだけど、もう一点だけカネを払うのが人数の多い愚連隊であるとしても、その収入源とかゲームの隆盛を考えると、俺が頑張って攻略して手応え感があったから金銭的に損でも太刀打ちを試みる相手で双方が払ったわけでその不均等に文句はあれ、迷惑客だと追い出されてじゃあ店が順調に回るようになったかというと潰れたわけで、説明しがたいけど、俺は俺で業界に必要な人間のひとりだったと思い直している。
そうすると、まだ何処かに存続しているなら趣味として格闘ゲームは続けても良いかもだし、まあ悪習慣だからやめようと思うこともあれ、商売としてはグレーだけど明確に賭博なわけでも無いし、場代は遊ぶ人の痛み分けで仲良くする方法は模索できそうにも思うんだ。100円で勝つとはいえ100円入れているわけだし、そのせいで相手方も払うわけで。
まあでも最初に言った将棋の答えが出て寿命が来て、どこかで忘れされれて続いているように、俺の中で何処か格闘ゲームにはもう答えが出ていると割り切っているところはあるんだけど、もっと相手して欲しいってゲーム仲間もいて「じゃあプロとしてカネもらえんのか?」というと「それは」となる。やはり無益なものに消費する余裕はない。米騒動と同じで俺の懐事情も不況なのだよ。
まあ、今日はそんだけの話でおしまい。
