正確な確率統計学よりも直感的な整数比が正しい理由

 こんにちは!カーメンこと宮澤郷介です!今日もマジックザギャザリング!

 リミテッド環境における40枚デッキのスペル・土地比率はその昔にホビージャパン誌で24:16が良いとされて、スタンダードの60枚デッキの40:20とは微妙に比率が違い、長らく何なのかナーと思っていたのですが。

 40分の1あるいは60分の1の積み重ねであるMTGの確率計算は正確にやろうとすると非常に桁数の多い確率問題を解かねばならないのですが、40枚中初手7枚でスペル4土地3の手札が最も理想的なスタートだとすると、40枚を4:3に振り分けるのがベストになり、その近似値は23:17なんですよね。

 まあでも22:18や24:16もそんなにおかしくはなく、入るスペルの重さとか色の偏りにも依るんだけど、赤:白比率が10:10で土地比率が8:8になる今のレシピが整数比で考えて欲しい手札が来る確率が最大になるどうしようもない値で。

 いや、確かに例えば白10枚ならもっと白騎士(印章持ちの聖騎士)が出る確率は上がって9割程度、白単なら9割5分とかの確率で白騎士スタート出来て、大して8枚は丁度2枚になる確率は最も高いけど、単色なら2枚以上になる確率が最も高くなる。このジレンマは単色と2色で必ず抱えて、2色でやる騎士ハンマーやりたい!ってところでこのデッキのマナ配分的な終着点に辿り着いたわけです。

 マナアーティファクト2枚で4ターン目にロウクスの突撃者が出る確率も充分。

 何となく、デッキを組み上げたらテストプレイをして、その結果を元にデッキを修正するというのは一見正しそうなんだけど、テストプレイを100回するわけでないならその引きは偏りである可能性も高く、事故ったら何を何枚引いてダメだったか数えてみて、土地の引き過ぎかスペルの引き過ぎかをチェックすると分かる。それが4:3でないなら偏っているという事だからねr。んで何で24:16に戻んねんというと、平地もう1枚入れて23:17にするのに抜けるカードが今のところ見つからない。やりたい事と出来ることに40分の1のギャップがあるわけです。この辺は自分で自分を許す。

 「やりたい事」とか「長年の夢」みたいなのは実際にそういうデュエルが出来たら消化されて行って、また純粋な勝ちたい欲が出てという波を幾度も通り過ぎて、凪のように確率だけを信じるモードがまたやってくる。その上で純粋なやりたい欲求はパックを剥いて出てきたカードを「カッコいい」「強そう」「使ってみたい」ってなるのが原初の衝動なので、そこを歪めてまで「勝ちたい」になるとひとつゲームオーバー。そのへんはトーナメント上位とかではなく、人並みに勝ったり負けたりできればゲームとしては十分で、ある意味で達観出来ていると思います。負けは負けとして受け入れる心の準備が出来ているというか、勝てない相手は力量や投入額や相性で出てくるのは仕方ないと。

 まあ、まだキレイな4:3つまり23:17ではないので、1枚の改良の余地はあることも分かっていますが、昨日よりは確率計算に基づいていて強いはず。その上で確率以外に何があるとなると、例えばダメージレースを考えたときに相手が素手素っ裸だと考えると警備隊長は9点、炎破のドラゴンは召喚ターンが6ターン目なら10点、捕食者のドラゴンは速攻4点生存4点で8点なので先のレシピは警備隊長と炎破のドラゴンを採用しているけど、実際にデュエルすると飛行の付いた捕食者のドラゴンの方が勝ちやすいということで、警備隊長は捕食者のドラゴンにしてみました。

 ちなみにアラクサの従者が23:17から24:16にした決め手の1枚です。ただ、初手がアラクサの従者、ラドクリフの印鑑、赤緑アーティファクトという3枚になったら、これは事故は事故でも基本地形1枚で改善できるかなとは思います。まあその辺まで含めてまだ経験則で確率を信じ切れていないというか。この引きで後悔する未来はまあ、その時はマリガンすれば良いかなくらいで。んー、ここだけは悩ましい。

 ともすると平地にすべき1枚は「棍棒のトロール」が最も合理的なんだけど、このカードが無いとイタリアンにすることも多分無かったくらいのお気に入りなので。

 リミテッドとしてみたら、シールドドラフト3個くらい合算していて反則ですが、3色やし、入れたいカード入れてるし、もうこれ以上はないかなみたいな完成形。単色信者との合議も昨日からの計算で無矛盾になるので個人的に腑に落ちたのです。

 電卓でもエクセルでも叶わなかった計算が最近のAIチャットで出来て、電卓で検算して、俺の数学書は高校の時に使っていた微積分の青チャートだけど、確率統計の専門書も欲しいなと思いつつ「勉強するのは疲れた」と言ってこうしてゲームしてます。


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