虚しさが押し寄せて


起床したが眠くてゲームが面白いと思えない。そんな暇があったら二度寝したい。枕のそばにプレステのバイオハザードメタルギアソリッドファイナルファンタジーVIIIがある。ひどいカクカクのポリゴンで色使いも悪い。出た時は面白そうだとも思わなかったがゲームプログラマーを志したとき通るべき道だと思って中古で買ったものだ。


プレステは間違いなくゲームの過渡期そのものであった。スーファミのほうが好きだったし、俺はサターンを買った。それでもプレステの中途半端なゲームが売れて採算性が見込まれたからプレステ2が出てセガファンも家でバーチャファイター4が遊べたのだ。ドリームキャストでも俺は良かったが。プレステのポリゴンゲームを見るとアタリショックじゃないかと思うくらい胸が悪くなる。


連日話題に出しているカプエス2はスーファミのような発想でCD-ROMいっぱいにキャラクターを詰め込んだゲームで、元から古いためか、時間が経ってもまた遊べる。しかし、元々からいうと大して面白いわけではないのだ。アルバムで写真を見るのが楽しいように、古いゲームを想起させる機能がある。それを知らないで楽しめるものではないと思うのよ。


ゲームの世界はハードとソフト両面の進化で、いくらでも夢のような世界が展開されて行く。思ったように動かせる。想像通りの絵が出る。


その影で現実が少しずつ蝕まれて行く。まず寝不足。部屋が散らかってホコリがたまって、掃除しないと片付かないのにまだプレステのことを考えている。プレステなんてつまらないよと同級生に話すと買うお金がないからだろうとバカにされたりしたものだ。俺はサターンを買った。プレステなんか嫌いだし、ゲームのお仕事でもアンドロイドが対象だと不本意だなと思いながら取り組む。


でも業界の先輩はどうだったんだろう。ワークステーションとかで開発してもっと綺麗な画面を会社で見ながらプレステ用にダウンサイジングして素人を騙していたんだろうか。ある先輩は絶対にパソコンゲームしか遊ばなかった。それでいて君はN64でも買えば良いじゃないかと言う。今になって気持ちを考えようとしても接点の少ない先輩だからな。


もう、何したら良いか全然わかんないよ。部屋の掃除はしなくちゃだけど。



もっと自分の深層心理を掘り下げてみた。


プレステが面白いとかモンハンが面白いというのは幼なじみのY君の言葉だ。Y君は良くゲームソフトを中古に売って新しいものと買い替えてどんどんゲームをクリアして行く。俺は中古に売ろうとして親が同意書を書いてくれなかった。そしてなんとかお願いして同意書を書いてもらい買い替えたあとで、ソフトは麻雀を覚えたときに知り合ったT氏が俺の売ったソフトを速攻で買いなおし「めっちゃおもしろい」とはやし立てて俺が売ったことを後悔させるようなそぶりを取り続けた。Y君もT氏も母親が創価学会らしい。そういう嫌がらせを親から仕込まれているんだろう。人の情緒を揺さぶって来る。Y君は俺がサターンを買ったと言うと友達とグルになって「プレステおもろいよなー」というし、俺がXBOXFPSはもうパソコンゲーム超えてるというと「いや、俺らは皆モンスターハンターで遊んでいる」というので俺はY君との付き合いに精神依存があったのでプレステもモンハンも結局後から買ったが面白さがもうひとつわからず「何が面白いの?」とY君を問いつめて困らせたりしたものだ。


ようするに、Y君に精神的依存性があるから裏切られて苦しむのだ。俺はゲームの三国志を遊ぶ人が全国制覇まで到達できるのは忠誠度という数値が画面に表示されているからだと思っている。忠誠度がもし隠しパラメーターだったらゲームは到底解けないだろう。俺はY君と仲良く遊んでもらえたのは昔の話で今は知らないか、もっというと仇か敵だと思って戦わねば精神性を健康に保てない。


子供の頃ゲームが面白かったのは単に子供の精神性の問題でなく遊びグループでゲームの勝った負けたが序列となり自慢ができたからというのは見逃せないと思うんだ。負けてる子には子供時代のゲームがつまらなかったかもしれない。

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