ついにやってしまった。一般的にはダックキング、タンフールー、チンシンザンが弱いキャラとされているが、個人的にビッグベアが一番弱いと思っていた。だからそれでクリアするとひとつの終着点を見たわけだが。
ただまあ、弱いと言うのも対策をキッチリするとって話ではあり、コンピュータ相手でもジャンプＤがドムス！と入ると２割近く減ったり、普通の投げがパワーボムで間合いが広くドコッと減ったりで、難しいコマンド操作をあまりせず勝てるから、最弱よりは上のクラスにいるのだろうなと思った。
待って返し技で勝とうとすると絶望的な部分があるが、しゃがみＡはまあまあ速いので、有利不利を見極め、有利な時に大攻撃を置いたり、バックステップで下がって相手の飛び道具を誘ってジャンプＤを当てたり、不利フレームは辛抱して、相手が無理な攻めつまりこちら有利から打撃を入れようとするとしゃがみＡで割り込める。
このキャラで勝ってしまうと、餓狼が別のゲームに見える。大味に見えてしまう。
ああ、中量級くらいのキャラでチマチマやってこその格闘ゲームなのだなと思った。
その点、バーチャファイターのウルフは上手く作ってあると思う。ビッグベアこそギースの当て身投げのような技が付いたら面白いのではないかと。まあ、そうするとストIII3rdのヒューゴのような強すぎるキャラになるのかもだが。サイズ的には正しいのだろうがゲームの面白さとは現実のモデルとは違う所にあるのかも。
