自分にとって必要なものを取捨選択する

ネットによって情報洪水が起こったというのは扱い方を知らない個々人についての問題だなと思うようになった。スマートフォンでネットニュースがタダ読みになったことを情報洪水と呼んだりしたが、新聞全紙を取って図書館で5冊本を借りて漫画週刊誌を取ったりしたら、そりゃネットなんてある前から情報を処理できないわけで、テレビにしても6つのチャンネルを同時に見ることは出来なくて西大寺駅に昔あったモニタで各局の放送が一度に見られる休憩スペースで色々のテレビを立って眺めている人はいたが、音がないのでニュースのテロップや見出しをながめて察する他無かった。

そうすると、ネットの便利な利用というのは知りたい時に知れることであり、知りたくないときにも情報を押し付けられて追うのに四苦八苦するというのは使われているようなものだ。では、知りたい時に何を使うかで、俺はパソコンに入っている辞書アプリを使うのだが、類語や引用に和英英和が付いていて便利だ。これはスマホに入れると3000円のアプリ課金が必要で、ケチだから無料版を使っている。検索でやろうとすると電話回線が必要だし、丸々辞書がインストールされている方が便利で容量も音声や画像に比べると小さなものである。

実は3ヶ月ほど前から漫画週刊誌を取っているのだが、これに押し負けつつある。漫画を読むのは久しぶりで、ケータイでアニメが月額400円で見放題なのでもうマンガはいらないだろうと思っていたのだが、何となくコンビニで手にとって読み始めると自分のペースでページをめくれる懐かしい感覚が気に入って、続けて取り始めた。

しかし、3ヶ月も経ってみると雑誌から続きが気になる読みたいマンガだけを読んで半分くらいのマンガは読まずに積んである。そのぶんテレビを見る時間が減った。それで最初に書いたネット煮るよ情報洪水というのは個人にとっては少し感覚が違うなと思うようになった。もともと情報など無数にあったものが、ヤフーやグーグルで手元に届くものが良質とは言えず無料で読めると錯覚して、これはつまり商店街に出ていっておばちゃんの立ち話を無料で聞けるとよろこんでカセットテープにとって家で聞いているようなものである。

まあ、俺の場合はネットと言えばこのくだらないブログを書いて、本当に少額の広告収入が入ってくるのをグラフでながめるのが趣味になっている。お金で言うと儲かる趣味だが、その代わり買ったマンガを半分読まないで積んでいるわけで、おそらくやがてそれは括って捨てるだろうから、情報の損益で言うと負けている感はある。

有馬記念に備えて競馬雑誌を1冊コンビニで手にとってレジに持っていったら1000円を超えてビックリしたのだが、レジを打ってからやっぱやめとは言えず家に帰ってくまなく読んだら馬券300円分のプレゼントが付いていた。実名ブログをやっている俺に個人情報の価値など無く、実名と電話番号と住所を引き換えに雑誌代から300円を取り戻した。連複で記者が決めて買うらしい。これで馬券を買いに行く交通費も浮いたので、当たれば用事もなく阪神競馬場まで小旅行に行ってお釣りが帰ってくる。

レース前日になるとオッズが出るので、当たっても3000円くらいかぁとため息。食事を自分で支度すればすぐに貯まる額ではある。コンビニ弁当や外食が多い。

競馬雑誌の活字はまあまあ面白かった。近頃はAIで予想をするらしい。雑誌で読んだ後にテレビでもAI競馬の話が放送されていた。先取りしたところで大した意味はない。むしろ情報のやりとりを遮断して台所でタバコを一服してコーヒーを飲む時間にこそ幸福を感じるのであった。