お土産にもらったチーズケーキの巻

お土産というのは難しい。

人を訪ねる時に手土産を持っていくのは礼儀のひとつだが、町人同士のお土産には暗に込められたメッセージがある場合もある。

例えば大和郡山の菊屋という和菓子屋さんに「城の口」というあんこをわらび餅で包んできなこをまぶした小さなお菓子があるのだが、これは「お上品」という意味がある。

将棋コンピュータのやねうら王に初めて会った時、ホームページで公開されていたメアドに連絡してゲーム関係の会合を組んで酒の席で料理にほとんど手を付けなかったやねうら王を「お上品」と思っていたので、城の口が良いだろうと思った。

ところが、いざ渡してみるとお土産にちっこいわらび餅を持ってきよった!こいつはケチなのか?と思われたようである。もっとずっしり重いウイロウのほうが良かったか。

ところで、なぜか知らないが冷蔵庫に入っていたりくろーおじさんのチーズケーキ。これは大阪土産で500円で結構大きくお手頃なお土産なのだが、シャープの工場関係の人に渡した時に「ただのチーズケーキで中身何も入ってへん、スッカスカやんか。もっとフルーツタルトとかそんなんが良かったわ」と怒られて、もしかしてコレってダメなお土産なの?と思って、以前に誰かに渡した時に同じこと思われていないかなと心配していたのだが、たぶん親父が大阪に行ったと聞いていたので意味もわからず安いから買ってきたのだろう。

10年ぶりくらいに食べたチーズケーキにはレーズンが入っていた。底にちょびっとだが、出世したなチーズケーキ。てかチーズって高級品だし栄養価高いと思うんだけどな。やっぱ人に渡すものをコスパで選ぶとケチな印象になるのかな。