何故だか分かった

俺は20代半ばから「仕事をしていないのにお金を持っている」と噂された。

実際は情報処理技術者であり、会社と契約してプログラムを組み給料をもらい、しかし大きな買い物はせず貯金をいくらかして、部屋のパソコンでブログを書いて外食に行き彼女がいなかったのでウェイトレスの女性を口説いたりしてみたりしていた。

その前半部分、プログラマは会社の場所が遊び場所の街と離れているわけだから「フラフラ遊んでどこかからカネを取ってきた」「家のパソコンでホームページを作ると儲かる」「働いている女の人にお金をもらっている」などの噂が立った。もちろん「それは違う、ソフトの仕事をしている」から「ソフトって何ですのん」と言われコンピュータの仕組みなどをつらつらと説明したのだが、相手は目も前の男が何か難しいことを言って馬耳東風で簡単に言って嘘か言い訳を述べていると判断したという風に解釈出来ると、自分の何がまずかったのか分かる。

そうしてフラフラと遊ばなくなった俺はお金に対しての考えがゆるく「また働けばもらえるんだし」と思って外食のウェイトレスを口説くのではなく夜の店のぼったくりバーでぼったくられてみたり、パチスロにハマったりしたのだが、そうすると噂は夜の街や賭場で広がり親が金持ちだから無心したのだろうという噂になった。

無理もないと思うのは、ソフトウェアというのが人の目には見えず、会社の建て構えや働いている人の服装などの風貌に見えるハードウェアの外形などで説得力というか訴求力を求める業界で、普通のパソコンを部屋に置いてミニマムにソフトを作っていたら、ユーザーとの別がないからだろう。

お金の使いどころが無いのに働く意欲を出すのは難しく、今は貯金をして仕事を控えめにして引きこもっている。冬で外が寒いからでもあるが。

まあ、こんなブログを書いても噂をする人は読まないだろうし、ブログだけでしか俺の存在を知らない人からしたら俺という存在すら創作上の架空の存在だと思ってしまうのであろう。


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