ブログを３日休んで長年と言っても十数年だが何にもならなかったギターと３Ｄモデリングがニコニコ動画のクリエイター奨励金によって５月ごろにはほんの少しお金になる予定である。
しかしまあ、ブログも食えなくても幾許かのお金になるからと何年も続けてしまって、そのアウトプットを支えるために自分の多くを犠牲にしてしまった気もする。
ブログをやめちまうと何をするかと言うと、以前はテレビゲームをしていたがそれもあまりしなくなり、テレビを見たりぼーっとしたりする。何もしないならとブログを書いて、大した収入にもならないのにひとまず何かをした気になってしまって、それで満足している今の生活の延長に６０歳とか、もっというと死があるとしたら、それが恐ろしいわけではなくもうさっさと、とっとと、死んでしまいたいくらいに思っていた。
しかし昨日は酒を断ち、今日は朝風呂に入って煙草をいつもの半量ほどにして、部屋を少し片づけて、机の積読を本棚の本と入れ替えたりして、勉強体制を整えた。
そして楽器の練習は大体ギターなのであるが、撮影録音したものが幾許かのお金になる約束を取り付けたところで、またピアノやシンセサイザなどの鍵盤楽器もやろうかと机の下の本棚の本をピアノ教本系に入れ替えた。ギター教本は楽譜欄を全部やったわけではないが、読み物欄は２冊読破したっぽい。ピアノ本は既視感があって、山ほど積んであるＤＴＭ教本の中からピアノと鍵盤楽器の分だけ分けて窓側の本棚に入れたのだが、そうして読んでいないので机の方に持ってきたのだ。しかし練習は数分。
それから片付いた机で日本史と化学をまたやっていたのだが、数学の本が無いのは机にいて不安で、微分積分と多変量解析の本だけは机に戻して落ち着きを得た。
今日の夕食も酒は飲まなかった。
飲まないと、こうして夕食後から就寝までの時間に素面でいられるのがメリットと言えばそうなのだが、飲んだら気持ち良くなるのがメリットで、そこを勉強とか練習に当てるという事は勉強や練習の果てに飲酒を超える幸福を期待しているという事になるのかもだが、音楽はよく客側にすると飲酒とセットで気持ち良くなるものとされる。
勉強は多くの人にとって受験までで、学生時代に遊んで、就職したら給料もらって何でもカネで買うとサラリーマン世代をそう定義している俺は想像が甘いだろうか。いや、出来る仕事をして、出来ない仕事をお金で外注して、それでどうにか給料もらってメシ食って酒飲んでる人の何と多い事か。だがそれは俺の見てきた上場企業のエリートサラリーマンの部類かも知れず、サラリーマンがカネで買うその何某を作ったり売ったリが仕事の人だって世の中にはいっぱいいるわけで、会社員てのはカネは入るが経験値の入らない仕事というのはドラクエゲームの例えだが、そんな感じもする。
ただまあ、休肝日と言わずその以前に毎日酒なわけで、そのへん缶ビール１本とはいえ週に何回とかの節度を持って、人に対する態度も改めて人生やり直したいみたいなことは心の片隅で思っているわけで。このままくたばってしまいたい人生にいちど終止符を打って、寿命までにまたやりたいこと探せればいいかくらいの意味で、その中ですればいいとされる勉強にやり残しを感じているのもまた事実であって。
あとはぼーっとしている時にバーチャファイター４とかＧＧＸＸのことも考えていた。将棋指しの頭の中には盤があるというが、俺の頭の中には格闘ゲームがある。さんざ対戦を積んで、自分のキャラも相手のキャラも使いこなせたら、頭の中で試合が起こる。そうすると、俺はまだ頭の中にギターやピアノが無いのだろうなと思う。見ながらでないと弾けなくて、ギターの場合はどうにかローコードを見ないで弾けるようになり、譜面を見ながらギターの手元を見ないで弾くことで歌を聴いて覚えた曲なら伴奏の譜面を見て弾き語りが出来る。歌の歌詞も伴奏の譜面も両方覚えて弾けるのは数曲だが。
手前味噌な自慢ではあるが、ファミコンのコントローラは見なくてもマリオとか出来るようになって、その延長にスーファミの四つボタンにＬＲとかストリートファイターのゲーセン台の６ボタンは見ないで行けるわけだからと楽器も練習したらそうなれるはずだと思ってたんだけど、ギターは６元２２フレットピアノは８８鍵あって、そして今手元で活字を打っているパソコンのキーボードの１０８鍵くらいあるらしく、それもまだ完全なタッチタイプではなくたまに視線を落とす。加えて楽器の場合は譜面が目で鍵盤やフレットが目や触感であっても、聴覚との結びつきがまだまだなんだとは思う。
そこを本での勉強で鍛えられるかと言うと、もっと聴いたり弾いたりを増やすことの方が良いのかもだが、実際問題として１曲弾くと１日の音楽体験としてそれで満足ではある。だから日課として苦ではなく、細々と長続きしているのだろう。
手帳の中身は秘密だけど、１日ひとマスと３行程度に週１ページだからブログの方がずっと多くて読者の方も安心（何が？）読みたい方がもしたくさんいるようなら、撮影します。
