昔のことはともかく、今はニート同然の暮らしぶりなわけで、資格持ってるとか大企業に勤めていたとか、そんなものはラーメンに乗っているモヤシ30円分の価値もない。いや再就職するならちょっとは価値あるかもだが。そうではない。
特技がプログラミングだけだから、ゲームを作るにあたり絵を描く人と音楽を作る人をあたり、一緒に仕事で上手く組めないで、それでゲーム会社で仕事できるかというと、まあ在職中はグラフィック担当とは仲良く出来たが、ゲーム開発会社って女性も多くて、男性社会で生きてきた俺が女性の多い職場に行くとどうして良いのか良く分からない事が多かったなぁ。会話しようとするだけでもエレベーターに乗り合わせるのもセクハラだ。しかしメールで「ラーメン屋に連れて行ってください」と来ていたのをどうして良いか分からず無視していたこともあるし、ますます分からない。そこは行けよ。
まあ10年前はもうちょっと若かったんですけど今はこういうオッサンですからね。
そんでまあ、資格も社章もなくてもパソコンがあって、プログラムの技術も今までのデータの蓄積もあるし、絵も描こうと思えば描けるし作曲もちょろっと出来る。
ああ、あとはやる気との相談なのかもなぁと。人と仕事するのが嫌なわけではないけど、ゲーム企画1本あたりの裁量を大きくしようとすると出世するしかなく、出世が見込めないなら自分で全部やる。そう言いながら自宅でテレビを見たりSNSでサボる。
あとは近代的3Dゲームに「スゲーな!」とは思うものの、自分で作れるものはもうちょっと前時代的なものになるので、その水準で1本仕上げるかスキルアップを見込むかで悩んでいる間に時間は過ぎる。没頭しちゃえば、すぐ進むんだけど。
ゲーマデリックのように「朝から晩までシューティング!」な時代の若俺が今の俺見たら「STG作ってる!スゲー!」なのかもだが、STGを飽きずに遊べる感覚が今は既になく。「もっと遊ぶ」ことが周囲から俺へのクリエイションの前段階としてのアドバイスなのだろうなと。遊ばなくなった奴が仕事感を出してプログラムに専念したいってのが何か間違えているというか。
あと、俺勘が悪くてしばらく気付かなかったけど、椛って饅頭屋ってことなんすかね?ああ憧れのC社。カプコン?チュンソフト?ちがうよ!
追尾レーザーとか、毛色の変わった超絶パワー―アップの横画面縦シュー好きだ。
超絶パワーでもゲームになるのは結局威力を抑えて敵固くして、ワイドショットのゲーム性と変わんないんだけど、ホーミングとかで画面がにぎやかなんですよね。
そういうゲームを作ろうと思うとそれなりの物量が画面全域にあって、それぞれアルゴリズムがあって追尾とかがあって、爆発エフェクトとかもあって、アレはアレでスゲー専門職的な進化を遂げたんだけど、家庭用で進化してガレッガとかで昇華されてる。
そうするとインベーダーゲームからするとその道云十年とかのプログラマのゲームであって、ひとりで出来るもん!お前にゃできねーよ!ってレースに参戦しようかと。