マジドロ初段らしいですよ

DSでNEOGEOマジカルドロップ2を遊んでます。

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初段らしいですよ。

レベル26で36274点。

テトリスとかコラムスとかぷよぷよとかパネポンみたいな、そういうゲームです。

年食うと反射神経とか落ちてじっくりやる系のゲームに趣味が変わるかと思いきや、衰えた反射神経でアクションパズル系を楽しむのも悪くないもんです。ちょうどいい。

ゲームって暇を楽しむものなんだけどアクションパズルってテキパキやるとどんどん回転率が上がるから、それが流行った時代にゲームの「密度」って言葉がキーワードになったんですよね。RPGとかでも操作できない見るだけ映像が飛ばせなくて、見せられゲーの方向に行くのと、そうではなくてコマンドをどんどん早く入力して飛ばせるものは飛ばしてテキパキ進めたいみたいな欲求を持っている人で引っ張り合いをしていた。

たとえば3DダンジョンRPGでもファミコンウィザードリィはダンジョンを1歩進むのが十字キーの上またはAボタンで、押すといきなり「ザッ」とひとコマ進むので、ダンジョンに入ってキャンプを閉じるBからAAAAA右AA右AAAとかやると、間違ってたらゴメンな。いきなり秒速でモンスターが隠れている扉の前まで移動して戦闘出来るのな。それで戦闘もAAAA下AA下AAで「たたかう」「たたかう」「たたかう」「ぼうぎょ」「カティノ」「カティノ」をすごい速さでインプットするの。そうして敵を倒してお宝を集めてボルタック商店で鑑定してひたすら商品ラインナップを豊かにしていく。

これがスーファミ真・女神転生になると3Dダンジョンで1歩進むとニュルってスクロールして「遅い!」ってなったのね。友達とか「ストーリー面白かったけど?」「あんなゲーム出来ん!」って、俺がやりたかったの要するにRPGじゃなくコマンド入力ゲーだろと。そういう意味でマジドロを机の脇においたDSでいつでも遊べるのは幸せ。

密度とか、そういう難しい話ではなかったんだと今では思うんですよね。

だけど、この辺の問題はパズルかRPGかでなく、格闘ゲームでもバーチャファイター系やストIII3rdにKOF'98あたりで落ち着いた対戦バランスでなく、KOF'94の小技連打が気持ちよかったみたいにユーザー体験としてはあちこちで語られた問題なんだよね。

もう、あいつら全員「ぷよ消し続けて20年」くまちょむ先生にひざまずいたら良いんじゃね?アクションパズル、コマンド厨のゴールなんじゃね?

パソコン操作がマウス中心になってからのジェネレーションなんだけどファミコンとコンソールに親和性を感じる部分もあるんですよね。どっちも好きです。コンピュータ好き。テキパキもまったりも好き。


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