*[トレカ]敢えてケルピーを掘り下げる
ケルピーやオールドウィロウでコンピュータをハメるのは基本で、対戦で何故使わないのと聞かれると皆が「持ってると狙い撃ちにされるから」なんだけど、じゃあ全員ケルピーだったらどうなるか?答えはつまんない。
対策カードとしてはイビルブラストとピースが挙げられる。なんかね、DS版のファミ通の攻略本を読むとMHP30以下のクリーチャーの説明に必ず「イビルブラストされる」と書いてあって、かなり偏ってるだろと思って読んだものです。
ケルピーは決め技に1,2枚あれば良さそうというのが普通なんだけど、ケルピー4枚にマジックブースト4枚で高速拠点育成をすると、かなり短いラウンドでザゴルのレベルアップステージを3回魔力枯渇させて、目標6000Gのゲームを12,000G以上達成してクリアした。明らかなやり過ぎ感。楽しいカルドセプトは本日を持って終了しました。
いや、また重箱の隅を突いて遊ぶとは思うんですけどねー。
暇なのでレコードを聴きながらファミ通のカルドセプトDSの攻略本にイビルブラストが何回でてくるか数えたらクリーチャーの項に9回使われていた。187種類のクリーチャーに対して9回だからおよそ5%。そう考えると多いわけでもないのかも知らんが、MHP30以下のクリーチャは79体でそれに対して9回はおよそ11%となる。MHP30以下だとイビルブラストされるのは見たら分かるからな。
マジックギャザリングの攻略分があったとしたらタフネス3以下のクリーチャーはやはり「ライトニングボルト(稲妻)で落とされる」と書かれるんだろうさ。
これ、何でかと言うとイブルブラストはコスト100Gだけど、ゲームが違うライトニングボルトは赤マナひとつで打たれるのな。だから4マナ払って出すのに稲妻されるとカード枚数で見ると1:1交換だけどマナコストは1:4交換になってターンの無駄になってしまう。だからイビルブラストが特記されているというのは拠点候補クリーチャーでコストの高いもの。0Gで召喚できるラットがイビルブラストされると却って得してるぐらいなんだけど、せっかく70Gとか払って目的の領地に呼んでからレベルアップに300G払ってイビルブラストに100Gとカード1枚で落とされると大損するのよな。だから注意は必要。
ただしイビルブラストはレアカードだから、ノーマルのマジックボルトの20点なら要警戒なんだけど、初心者向けの攻略本にレアカードの対策ばかり書くのもどうかなって思って読んでた。俺はカルドセプトDSをクリアしたときカード100種も持ってなかったからな。「初心者から上級者まで役立つ極秘情報が詰まった完全攻略本。大・丈・夫!ファミ通の攻略本だよ。」だそうです。まあ、そんでも文章量があるので暇な時に読むのにはすごくいいです。
初心者のほうがカードを持っていないというのは実は間違いで、カードをどんだけ色々持っていても勝てないのが初心者で、基本的なカードで勝ってしまうのが上級者だとすると、何度も遊んでレアカードを集めて多少のプレイミスなどあっても盤石で勝てるブックを紹介するのが攻略本の役目だから、まあイビルブラストを頑張って手に入れろという方針は正しいかもしらん。本を書いてる人も執筆のプロだからな。
3DS版は攻略本買ってません。DS版のは装丁が好きだから買ったんだよな。なんか魔導書っぽいのよ。そんでDSのほうがカードの絵がおどろおどろしい。カード種類は増えたけどライトユーザ向けになったんだよ。
ケルピーでハメるカルドセプトも数をこなすと確度を上げるべくして工夫する楽しさはあるなと。ノーハンデのコンピュータ戦だと楽勝過ぎるけれど、レベルアップステージを5周目まで埋めて行くとなかなかの手応え。
相手のブックも強いとき、特に色被りで先に領地を取られると水属性は取り返す術が少なく巻物も考えたけれど水属性の主力は巻物が使えないクリーチャーが多い。そこで同属性ならSTの増えるシェイドフォークで問題は解決。先制持ち相手もウォーターシールドが機能する。
あとはフェイトを引いたので3枚に増やし、カウンターシールドを1枚削ってウォーターシールドを4枚から2枚にしてニュートラクロークとプレートメイルを1枚ずつ追加。これはブックにマイコロンが入っているのを引き立たせるため無効化よりHP増加系のほうがいいかなと。ケルピーの守りの面では打撃の打点は下がるが巻物には強くなる。一長一短。
コンピュータを倒すため割り切ったブック編成から始めたけれど、実際にハンデ戦を繰り返し戦っていると見えてきたものもある。余裕で勝てるので、遊んでいるカードが多い。そこを滞りなくサラッとブックが回って勝てるようにしたい。まだまだ面白い。
レオと戦っているとグレムリンアムルでレベルアップ前のケルピーが落とされることがあったのでメタ的にはプレートメイルよりベストメントかなと。しかし、どちらかというとGイールでレベルアップしてからクリーチャー交換でケルピーにするなど運用面で解決する部分も大きいので、簡単にカードを入れ替えて勝っていたら汎用性は追求できない。なんでもそうやけどね。