
うむ。写真の通り前回の記事はひげが伸びていたのでイカンと思いサッパリした。
特に書くことは無い。
秋物のシャツがあんまりないのだよな。身だしなみも大事だが、人と会わない生活が続いている。身だしなみに気を遣うのも面倒で、だからこんな姿は見せたくないと思うと会いたい相手にも会う機会を作ろうと思えなくなり、孤独感が増していた。
しかしまあ、何故人に会いたいかと思うと俺は今まで結構に他人依存の人間だったからだ。もちろん農業にも工業にも従事していない人間が野山での独り暮らしではなく都市生活をしているわけで、何をどうやっても他人依存なのは避けられないが、そうではなく、ちょっとした日常の過ごし方が誰かと話して楽しいとか、自分で楽しみを作れないからだ。当然ひとりで家にいてもSNS依存となる。
これはギターを趣味として少しは変わった。しかし音は隣近所に漏れるので、はじめたすぐは「うるさい」程度であったが、上達するにつれ「本当に部屋の中で弾いているのか、何かオーディオのようなものが動いているのか」という他者からの興味に苛まれ、結局それから上達の壁に当たり、ギター1本でレパートリィも限られている俺をやがて周りの人は「そればっかりやな」と笑いに来るようになって、色々な曲のCDをかけるようになった。
はじめは俺もCDで音楽を聴くだけの人であり、音楽家に憧れながらiPodでDJをするようになり、注目や脚光を浴びたが「その新製品から鳴る音楽は我々が作ったものである」と広く音楽業界全体からバッシングを受けるようになった。
ギターを始めて、というかギターの自撮りをSNSにアップして、プロアマ様々の音楽家の内のギター奏者のネット仲間が出来た気がするが、対面で仲良いわけでも無く、SNSで独りでギター上げてる変なオッサンなのである。
しかしそうなってから、あらためてCDをかけると、実にたくさんの楽器がハイレベルで演奏されており、昔のようにどんどん新譜を買ってポイポイして良いものではないという事が良く分かり、中古レコード1枚でも大層な価値に思えるようになった。
大層な価値でも売価は数百円とかなので、リスナとして丸儲けの気分になるし、何ならテレビやラジオの方がもっと丸儲けなのである。
音楽以前から、ITの仕事でシステム開発はプログラマが何人で納期が何か月の人月勘定をすると安いものでの数百万~数千万して、そのお金はどこから出るのだろうと不思議に思って、やがて大企業や国政の沿革団体に気付くのだが、テレビドラマ1クールで製作費3000万と思うとテレビ毎日見るだけで3000万円で作られた動画を見ているのだよなと思うとともに、それなら1000円払って映画を見るともっと儲かるかもだが、その1000円の実費が惜しく、専らテレビっ子である。
そう考えると独りでパソコンのキーボードをポチポチやって出来るブログなんてものにそんなに価値あるわけもないかと思うのだが、勉強を積んでまだネットに情報のない有益なことが書けたら、それはそれで対価を得るに十分ではないかと思うんだけど、まだまだネットは通信費ビジネスでコンテンツアップローダが正常に儲かるというか、アップロードとそのコンテンツ費用に見合った、儲からなくてもトントンくらいの利益も出ない業界なのである。
ただまあ、俺の場合は他の収入があるので、お金を使わないで自分でコンテンツ制作してアップロードを続けていると趣味と実益を兼ねているわけだから、趣味代が出て行かず通信費のみで幾許かの報酬として通信費を賄う足しにはなる程度の台所事情。
まあ、こんなブログ読まされる方が災難かもしれませんが「暇でカネ使わなくてもネットしてたら読めるもの」を毎日提供させていただいているわけです。それで自己満足も得られる分けだからね。
けど、ホントにこれ続けていて大丈夫なの?と思うことは俺にもありますよ。
髭を剃っただけから始まった話が随分と長くなっちまいましたが。おしまい。
