直感で分かっていることがまだ論理のレベルに消化しきれない。
たとえば「40Gのヘッジホッグが守っている領地を100Gのグリフォンに80Gのオーディンランスを持たせて落とすことは本当に得になるのか」というテーマで考えだしたが、現魔力差140Gで総魔力差は属性ごとの連鎖倍率が載るから、結局は「場面による」としか言えない。
その場面がどの程度複雑かというと一番狭いロカでも22マスあってそのうち20マスにはクリーチャーが載るので領地レベル5段階の20乗にクリーチャー200種なので何が載っているかの種類数200の20乗に手札は300種の5乗の3人戦ならさらに3乗だけの組み合わせがある。(組み合わせだけで言うとだけど、書き出してみて何か間違えているかと不安になるような膨大な数字だな・・・)
それらを領地ごとの通行料とSTとHPに単純化して捉えて、総魔力が目標魔力にリーチするかどうかだけを求めていく。
実際に考えていることはもっと単純で、サイコロを振って通った領地の隣接しているクリーチャー同士の能力と地価と止まった領地の通行料とクリーチャーと手札にあるクリーチャーの相性くらいかな。それを終盤は毎ターン考える。
先ず攻略をブログに書く前に攻略本に何が書かれているか読み返すと、中盤くらいの頁に「初心者講座」として勝てない人が試してみるべきことが見開き4頁にわたって写真入りで解説されていて、Wikiよりも文章も丁寧だった。
・周回ボーナスを大事にする
・重要な土地を押さえる
・敵の領地を避ける
・護符を活用する
・手持ち魔力には余裕を持たせておく
・クリーチャー移動で戦闘を挑む
・序盤、中盤、後半を意識する
・マナの使い惜しみをしない
・あまり目立つプレイをしない
・ブックに残っているカードを意識する
・終盤は相手の連鎖崩しを狙う
この項目を知らない読者にプラスアルファの内容を説明するよりも、もしブログを読んで「カルドセプト面白そう」と思った人がネットで攻略を読んでも思うように勝てなかった時に、その人が攻略本レベルに上がったなら、必然的にプレイヤーレベルが底上げされて対戦が楽しくなるはずなんだ。
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まあ、3DS版のランキングは病むくらい対戦したから今はコンピュータと戦うだけで充分なんですけどね。
カルドセプトのコミュニティ掲示板とかに行っても話をしてレベルが合いそうだなと思う書き込みは全く見つからないけど、攻略本を読むとこのレベルで文章がかける人なら、ゲームの面白味を残すために書ききっていない部分があるだけで実はすごく強い相手かもしれないなと思ってワクワクしたんですよ。
そして誰が書いたんだろうと表紙裏の執筆者を見ると・・・
何と自分と同じ苗字の宮沢さんが副編集者だったというオチが待っていたのでした。