勝率7割で3本制2本を取る確率

 昨日の龍虎の拳2の話で勝率6割で12連勝する確率の話をした。

 計算はざっくりでキャラ差や面が進むごとの強さの上がり方など加味せず、勝敗数で勝率を出して1面から12面まで掛けたので怪しい部分もあるが、そういう所から出発してだんだん計算が良くなるのであって何も考えないよりはマシなのである。

 そうしてひと晩明けると「3本制2本先取」なわけだから、ラウンド勝率を正しく取って計算しなおした時に例えば勝率7割なら2本取る確率は昔にストIIXの3ラウンド制か5ラウンド制かで揉めたなぁと思うけど正確に出したこと無かった気がする。

 どう計算して、合っているか確かめるにも術は無いのでまず勝率50%で何ラウンドでも50%になるはずなので、そこを合わせるノートからスタート。

 ここから出発して、勝率7割なら

oo  : 49%

oxo : 14.7%

xoo : 14.7%で計78.4%になる。

 これついでに5ラウンドにした時も出しておくと

ooo  : 0.343

ooxo : 0.1029

oxoo : 0.1029

xooo : 0.1029

xxooo : 0.03087

xooxo : 0.03087

xoxoo : 0.03807

ooxxo : 0.03807

oxxoo : 0.03807

 足すと0.84205でラウンド勝率が7:3なら5ラウンドで8:2を超えてしまう

 これ計算機とか早見表とか作っておく価値はあるのかもナー。面倒だけどさ。

 ラウンド増える方が実力差が出ると思っている人もいるけど、腕:運:キャラ差で考えると確かに運はラウンド数を増やす方が収束しやすいという統計学の常識はあれど、格闘ゲームにはキャラ差つまり対戦の非対称性があるのでラウンド増えるとそれが開きやすいという側面もあるんですよね。

 その点で龍虎の拳2は1ラウンドも落とさないでクリアすると裏ボスが出る仕様らしく、それまだ俺は拝んだこと無いのでもうちょっと遊べるということと、スーパーマッスルボマーはラウンドを落として点数を稼ぐストII系の仕様を一新すべくパーフェクトゲームでオールパーフェクトの合計点と同じくらいの倍掛けボーナスが入るという。

 でもモンテで連日対戦してる人はそんなこと知ったこたねぇって感じだけど和歌山のいぶき使いREDさんが70連勝くらいした記録があったと思うのでキャラ差が5ラウンドで開くと言っても腕はそれを凌駕するという見方もまたあったりするんですよね。


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