ワールドヒーローズ2SFC版買っていきなりブロッケンでワンコインクリアの件(4,508,700点)

 ぽちくりしてから届くまで待ちに待ったワールドヒーローズ2でしたが。

 このゲームコンピュータが強かったよなぁ、という思い出はひとえに何度も書いているけど「飛び道具返し」による今までの格闘ゲームの定跡つぶし。

 けど、それが敗因だとハッキリ分かってから始めたので、まず近距離での飛び道具は控える、ダウンさせたら十分離して飛び道具を打ち、飛び道具返しをされたら返しの返しで飛び道具でのキャッチボールを確かアーケードでは9回までとゲーメストで読んだ記憶あるけど、大抵コンピュータは返しの返しで何かしようとして喰らって自滅する。

 いちどだけ返しの返しの返しの返しくらいまで行ったけど、1回目で食らうこともしばしなので、近距離戦の投げに投げ返しを仕込み、対空でハリケーンアームを打ち、中距離で手足を伸ばし、低空飛行でときどき牽制をして、ダウン出せたら離れて飛び道具を打って返しの返しを狙いながらブロッケンの飛び道具はダウンするので、それだけでラスボスまで倒せてしまいましたよっと。流石に最後はちょっと危なかったけど。

 まあ気付かない間に格闘ゲームのセオリーが随分と蓄積されていて、弾ジャンケンとか論考で煮詰めて進展のあまりない部分もあるけど「気を付けること」が全部出来たら、ジャンケンは案外適当でも、差がついて勝ち進める。

 そんでスコアを見て思うのはPOOさんてカプコン系のゲームのスタッフロールにもいなかったっけか、てかワールドヒーローズ2のエンディングにはスタッフロール無し。なんかあっけなかったです。

 でもこれ、そこまで飛び道具返しや投げ返しを粘ってやるって張り詰めた空気で対戦するんじゃなく、アチョーして遊ぶ格闘ゲームとしては難しすぎたのだろうな、そこまで考え方をあの頃は突き詰められていなかったんだろうなと、昔が弱すぎた反省をしました。

 確かゲーメスト主催の大会もワールドヒーローズ2は中学生くらいのフウマガ優勝だったんじゃなかったっけか。子供に負けてメンツ丸つぶれで記事分量も少なめ。でもこのゲームは腕が出るゲームだったのかもね。

 まあ、またやろうと思います。ラスボス戦は特に緊張感あったし、このゲームに勝つことで過去に背負った心の借金をほとんど返済できた気持ちになりました。カセット代はその分ちょっと高くついた気もしますが。ただそれはゲームジャンルに於いて模倣で生まれたものは攻略法も近く、絵柄や音楽を取り除いた「ゲーム性」が同じものでは似通った攻略で勝ててしまい、体験が新しくなりにくいみたいな良くある問題。

 上手い人がゲームの攻略雑誌でアクションやシューティングはゲーセンで100円で遊んで家ではRPGやシミュレーションをじっくり遊ぶと編集後記に残してて、俺は家でアケゲーガッツリ遊びたいけどなぁ、と思ったものですが、ひとつ心得を持つとたちどころに大半が攻略出来てしまって、家庭用を買うよりゲーセンのが安いみたいな錯覚をしてしまうのも分かります。けど、それでも勝てても面白くてまた初めから遊ぶなら、長い目で見て家庭用の方がお金は貯まるんだろうと思ってます。

 さて、ワーヒー2を値段分ゲーセンコイン換算で特になるのは何時のことになるのか。なんか先が長い気もしますが、全キャラ攻略とか、持っているから負けても良いという気持ちでもっと軽く遊ぶことも反対に有効なのかなとも思ったりしてます。

 ちなみに初プレイワンコインのクリアスコアは450万点でした。結構高いんじゃね?


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