MTGやり込んで幸せなオーラが出てきた

 「魂のカード」というのは良く言ったもので、MTGのパックを開けて出て来て「おっ」と「使えそう」とか「カッコいい」とか「何だろう?」と思ったカードを実際にゲームで活躍させてやりたいと思う所が心の出発点であったと思う。

 んでまあ、ゲーム全体の成り行きが分かって来たところで、実はMTGのデュエルというのは決まる時「あっけない」感じで終わることも多いのだが、アツいデュエルというのがどんなものかというと、戦場に互いにクリーチャーやアーティファクトにエンチャントが並び、拮抗して、手札を読み合う。

 そうすると、そういうデュエルがしたいなら、一撃で終わる大型クリーチャーというのはゲームを終える決め技であるわけだから出たらゲームは終わるので、アツいデュエルの正体は前座の小型クリーチャー群とそれに作用する強化やダメージなどの特殊効果ということになってくる。そうなると戦場を一掃する全除去などもシラケ要因のひとつではあるが、そこまで含めてアツくなれるということをすると速攻に寄り過ぎてこれも戦場がアツくなる前に決まってしまったりする。最近のイタリアンがそうだった。

 だから、そうであるなら、小型で押すにしてもそれで勝ってしまっても良いが、基本的には並べて守るのが軸になり、並べるなら数は必要で、そして全除去ではなくここに作用する強化やダメージなどのほうが互いに並べたときに読み合いが発生するので、デッキメイクからそうした場合に、奇跡のようなアツいデュエルが盤面に再現されることがあるのだろうなと思っている。

 まあ、トッププロがドラフトの卓でそういうデュエルを見せていたら、それはある意味で八百長かもしれないというのが日本からプロツアー渡航したものが勝たせてもらえたが、ガイジンのデュエルは違うみたいな話にも見え隠れするものだが、俺の本願がミラージュ限定構築の大会に藤田さんに同行してポンと渡された青赤のデッキの調整要因として、1日かけて知らない人と6回もデュエルした東京大会の思い出があり、その優勝の石田格の黒青赤デッキが不思議で仕方なかったのが、今や不思議でなくなったことだ。弱っちいカードが並んで不思議と皆が決めたいような大技が最後に決まる。どうしてそんなことがグチャグチャに入れて繰るゲームの中でしかも大会で頻繁に起こるのか。その謎が解けたように思う。

 まあ観戦でごった返していて、チラ見えしかしなかったが、恐らく黒ウィニーでギルドメイジ、再生付きフランカー黒騎士、大クラゲ、知恵の蛇、ネクラタルなどがバランスよく入っており、そこに火葬、ダークバニシングなどの除去にリアニじゃないけどネクロマンシーと決め技のネクロサーバントとミストドラゴンというレシピだと思う。あの環境には島渡り再生のリバーボアがいるので、島なし黒青というのが話題だった気がするし、そのために多色ランドが入っていて赤にもタッチ出来たのだろう。

 ミラージュ限定構築はもう無いし、あの環境の世界戦はプロスブルームで終わった。

 それでも俺の心にはあの時の決勝で自分も持っているような普通のカードがテーブルにビシッと並んで、やりたい決め技が本当に決まって、特別なカードでなくても優勝できるんだなぁというような感想を抱いて帰ったのだと思う。

 まあでも、同じ土地を揃えるだけで箱買い1万円くらいでは効かないくらい土地が並んでいたとも思うがな。多色ランドがMTGの強さの源泉で、それを揃えていれば、新しいセットのゴミにされがちな小さなコモンカードを色々使ってデュエルを遊べる。

 デュアルランドどころか、基本地形でもゲームが出来るほど持っているのは珍しいのだから、まあカードそのものがオモチャで繰って遊ぶのは最高の贅沢よな。


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