全部見た。
このところ筆が全く進まなくて
やっぱね、人間は目標を持つと無意識にそのことを考え続けるらしくてさ。ブログ毎日書こうって決めてたら、普段何も考えなくてもパソコンの前に座ると文章がすらすら書けるわけ。無意識で言語や文字でものを考えてるのね。
それが、そんなことよりギター上手くなりたいって考えてると。自然に人のブログを読んだりしてた時間の代わりに弾き語りの動画を見て指使いに着目したり、あと指板を見ないでコードチェンジしたいって思ってたら、まず見ないでやってみたらいきなり出来たり。
いろいろな曲をさらっと弾きこなしたいと漠然と憧れていると歌詞と譜面見ながらなら弾けるけど、空で弾ける曲が無くて。今度は絶対に空でやろうと決めたら、まずノート出して歌詞と譜面書いて覚えたの。試験勉強みたいにさ。すると出来るようになった。
んで昨日は「芸は身を助ける」と「芸は身の仇」どっちだろうってくだらないことを考えた。もともと、ミュージシャンには憧れていて、ギターの練習の時にやっぱギタリストならソロギター弾けなきゃだよっていつからか思い始めて、それって雇われて食うためだよね。ソロギター弾けたらサポートの仕事もらえるからだよね。芸を身のためと思ってやってるよね。でも、俺がなりたかったのって違うじゃん。ギター弾きながら歌いたいわけじゃん。それなら伴奏だけで良いって最初は思ってたじゃん。はかどってたじゃん。その頃のワナビーな気持ちは達成できてるようで、あとはもっと上手くなりたいんじゃん。だったらって考えていくと、芸は身の仇でもたとえこの身が滅んでもギターの弾き語りと心中するなら本望じゃいって、え?本当に?そんなに?いや、それほどじゃないかもだけどさ、楽しいからやってんだし、ギターの練習に使った時間をもし他のことに使ってたらって後悔は一度もしたことがないわけで、これでいいんだって。
そうなると、あとは演技力も必要なのかもな。表情作りながら歌う。カメラに向かって。当然ギターも楽譜も見ないで。
んー、本当にそんなことに憧れてんのかな。
どっちかというと歌や演奏を上手にしたいかな。
高校の頃はシンガーソングライターに憧れてた。文字人間だから作詞作曲に誰の名前が書いてあるとか、あと全部自分なら印税丸鶏とか、そんなくだらないことに囚われてたかもだ。その辺はどっかで諦めて折り合いつけようとしてんのかな。
それより。
やっぱまだ、自分の演奏じゃがっかりする人が出てきてしまうって気がして。
「趣味だから」っていう逃げ道をどこかで断たなきゃだよ。
あー、筆進んだわ。
思ってること書き出して、自分の背中押してんのか、なんか納得しようとしてんのか。
シンガーソングライターになりたいってのが目標じゃなくて。
人の心を惹きつけて感情を揺さぶるような音楽を自分で奏でたいのかな。
そのためには自分が作詞作曲である必要性はあまり感じてなくて。
自己満足から共感に目的が変わってきてんのかな。
どうなりたいのか今一度よく考えよう。
と思った矢先
エレカシの「俺たちの明日」を口ずさんでみたらこれだ!って。
なんか幸せだなぁ。
アカペラでも全然いける。
やっぱ俺は歌うこと、好きなんだなぁ。
でもいきなり歌ってたら変人だから。
それをカモフラージュするためのギターが必要なのかもしれない。
弾き語りとか動画にしてネットに上げてる時点で変人とか、こらそこ言わない。
芸は身を助けると言うけど
最近はギターの稽古が身を滅ぼす元になっている気がして。
辞書には「芸は身を助ける」と「芸は身の仇」とも載ってた。
芸は身を助けるというのは
道楽で身につけた芸が
落ちぶれた時の収入になる
という意味。
だから芸は身の仇と矛盾しているわけでもない。
一芸を身につけると食ってく助けになることもあるけど、
入れ込みすぎは身の仇になるってことなんだな。
ここはマディーウォーター
あっちの水は甘そうだ
楽しいのはいつも最初だけ
なんかなぁ。