昨日の朝からくしゃみと鼻水が止まらず、しかし熱はない。風邪気味だ。
俺は子供の頃から風邪を引いている人治っている日を数えたら風邪の日のほうが長いのではないかと思うくらいに春夏秋冬ずっと風邪を引いていた。高校の時などはくしゃみや鼻水が止まらないけど学校は休めないと箱ティッシュをカバンに入れて登校して、教室でずっと鼻をすすりながらコンビニのレジ袋を机のカバン掛けにかけて鼻をかみながら授業を受けていた。
同級生には蓄膿症では無いかと言うものもいたが、お医者さんに違うと言われた話をすると医学部を志す医者の息子などもいて、医者の言うことを真に受けてはいけないという内実を知りながら病気に困っている同級生を助けたいという葛藤に苛まれているものもいた。
まあ、それは人生経験。25歳くらいかな。家を出てマンションに住むとほとんどの持病が治った。だが、3年目くらいで風呂や台所などの水回りがだんだんと汚くなり、皮膚病にかかって家でうなされた。そして仕事で鬱になり心療内科に通ったものの何もないと言われ、そのまま会社に出ると仕事中に座席で意識を失い、病院で目覚めた。脳のCTスキャン画像を見ながらお医者さんがもう大丈夫ですと言って家に帰されたが、外に出るのが怖くなり引きこもって会社にも行かず給料が振り込まれなくなりスーパーの弁当を半額で買いに行く以外はネットゲーをするという生活の果てに友達が心配して尋ねてきて一緒に病院行こうと連れて行ってくれた先で精神病と診断されて、部屋の貯金が底をつくギリギリのところで父親側の生家である今の家に帰ってきた。
子供の頃の勉強部屋は開かずの間になっていて、リフォームの時に小部屋になった二階の勉強部屋にマンションから引き上げた家財道具を入れて、まずストーブが部屋にあるだけで風邪とはかなり縁遠くなった。しかし、この部屋で長年過ごすと、また子供の頃のように鼻水が出ることがある。湿疹が出ることもある。だいたい、換気と日当たりの悪い部屋で布団を万年床にしてホコリや積もっていることが原因だと分かり、階段から物置から本棚などを掃除すると治ったのだが、おとといに本棚の整理をしたので奥のホコリが舞って昨日風邪になったのだろう。
勉強机のノートパソコンをスリープして畳むと、その奥側もホコリでいっぱいだ。とかく、ホコリを除菌シートなどでやっつけて、鼻うがいをして、昼にダブルチーズバーガーとポテトを食べてコーラを飲んで大正漢方胃腸薬を飲んで、夕食はのりスペシャル弁当を缶ビールと一緒にいただいて、寝間着のパーカーを持っている中でいちばん厚手のやつにして寝て起きたらくしゃみや鼻水は出なかったので、朝の着替えでヒートテックを出してきて着たら、このブログを書いている昼食時間にはすっかり良くなった。
部屋の窓の外は長年隣のガレージに設置された看板の裏で日が当たらなかったのだが、いちどオーナーが変わって空き地になり、北窓でも日は入るようになったのだが、また3階建てのアパートが建つらしい。住める間は住む気だが。隣の空き地を4坪ほど窓と隣が空くように買ったので、引っ越しは当分考えていないが隣にアパートが建つとまた住みづらくなるだろう。
南側も家が建っているので南窓も出来ない。東窓のある部屋を片付けて自宅内お引越しを考えても良いのだが、東側も冬はやたら寒い。エアコンも壊れている。
とかく、ココ数年は仕事で稼ぐより節約して支出を減らすことで収入は減っているが貯金は増えるという不思議な会計になっている。家中の無駄なものはつまり俺と親父の趣味のものなのであるが、次なるリフォームを計画する前に、もっと住居について考えたい。生活そのものについて考えると言っても良いかも知れない。結婚も想像がつかない。この家にでずっと暮らす気なら、絨毯の間を片付けるとか姉か弟の使っていた部屋を片付ければ嫁さんの部屋になるかも知れないが、そんな生活に押し込まれることに幸福を感じる相手などいないと思う。
姉や弟が出ていったのもこの家が住みづらいからだろうと思っている。まあ姉は女なので相手の家に嫁ぐのは普通なのだが、親父から土地を分けてもらってそこに新居を構えて義兄さんは俺からすると半分は婿養子のような感覚で見ているのだが。姉の家でもいよいよ大きくなってきた子どもたちをいつまで追い出さずに一緒に住むかが問題になるであろう。
その点、ストーブや日光でなく畳んでしまえる1枚の衣服であるヒートテックで軽い風邪が治るほどの暖房効果があるのは凄いと思う。衣食住というが衣と住の境目は極めて曖昧という話があって、親父などは部屋や台所でもジャンパーを着ている。俺は部屋着のフリースで灯油ストーブを焚いているが、台所でタバコを吸う時は寒いのを我慢している。
それもヒートテックがあるおかげで、台所や庭でタバコを吸うのもそこまで寒くはない。