遊戯王DSこのデッキで既に結構満足

 やくざ者と関わって心の弱いところに釘を刺されているのが色々のゲームに執着というか克服したいという思いの原因かな。麻雀を覚えたてでルールとか入門書すら熟読せずに「遊ぼう」と誘われて借金させられたって家が金持ちなの分かってて持ってこさせるみたいの。

 バイト時代にも給料入るとMTGに誘われてサラリーマン時代も競馬や麻雀に誘われた。いちばん給料もらってた時に麻雀の謝金が15,000円になって払い切ってそれから賭けではなく自分で麻雀ベーシックというアプリをVBで作ってベクターで販売して、まあ売り上げは言えないけど俺にとって初めて博打が赤字から黒字に変わったと言っていいのか、対面で打つより技術を生かして仕事にしようという取り組みだったので、それから全く打たなくなった。

 遊戯王も進めると何かつまらんのは漫画を最初の方しか知らないので、パックの表紙のバスターブレイダーやカオスソルジャー当たったら、それ以降は強いとしても絵に思い入れがなく、初期パックを剥いて弱いカード集めた方が懐かしんで楽しめる。

 あとはいじめというか、いかにしてムキにさせてカードを買ったりさせるか、みたいのがヤクザのやり口なので、金にならないと見ると距離置くんだけど、持ってるの嗅ぎ分けたり、払うと見ると付け込もうとしてくるの。そういうの勝って見返すとかで行くと既に五分以上は取ってるけど、それで誰かに褒めてもらえないと自分で自信を持てないみたいな依存をどう断ち切るか、みたいな。

 将棋のプロの先崎学さんが「せんちゃんは将棋強いんだから麻雀は負けないと」とか、辛い勝負の世界で甘やかしてくれる麻雀の世界に引き込まれたことなどを記しておられた。

 子供に戻って遊びたいが本人の見たくれが既におっさんなので、中身とのギャップな。

 競技としての遊戯王は統計が取られて上位何割かは同じようなデッキらしく、日本人のマネ体質という批判的な意見とクロマニヨン人から始まった言語による情報伝達の延長みたいな見方も多分あって、そして真似ている人はそれはそれで飽きて遊んでいる人より真剣なんだとも思うようになった。

 何が面白いのって、バーチャ4の時は勝率3割くらいでも高段位者に噛み付いたし、反対に7割なっても辞める以外に得るものがなかった。伝説の作り話に思われるかもだけど、ストII系の時代には家庭用がなくてゲーセンで台を占領して勝ち続けたら負けて並んでいる人の数だけ相手の数で割った回数の何倍もひとりで続けてゲーム出来たわけで、すごく差がついて連勝しまくれた。初心者狩りと言われても当時はそれで十分楽しく虜だった。

 だがいつからか負けが込んで借金まで背負った。それを払い終わって悠々自適と呼ぶには引きこもりの感が強いけど、それで充分だと改めて思う。気ままに遊んで勝つとか強いより好きも大事にして。

 気長にじっくりやろうと思ったけど、次へ次へと焦るような気持ちもあり。あとは進具合より自分の気持ちのコントロールを上手く出来るかみたいなとこ。人に操られてはいけない。


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