遊戯王に没頭して丸五日勉強をサボった。手帳は付けていたが遊戯王のワンポイントだ。
そういうわけで化学の本をあらためて読むわけだが、何となく、本当に何となく毎日勉強して勉強していれば何もしないよりかは褒められたことであるとか習慣作りとか、そういう子供の頃からやれば良いと周りに言われたことを本当に実践して良くなるのかという実験が遊戯王に没頭した時の鋭くなったウサギ型の感覚とは全く別で、俺は俺が良いと思ったやり方で何かに取り組めばそれでいい気もする。
ただまあ、得たものが無いわけではない。時間は失ったというか年寄ったがな。
まあ、日本の民話のウサギとカメという尺度と西洋の童話アリとキリギリスで人を短期集中と継続努力の横軸と実益と娯楽のどちらを求めるかという縦軸で四分割してタイプ別に何をしたら良いのかというバラエティをNHKでやってて、途中からちらっと見た記憶がある。先月の半ばくらいかな。
プロゲーマーというのは本来娯楽であるゲームで収入という実益を得るという縦軸合体の話だし、クイズゲームやパズルゲームも娯楽であるゲームを勉強と結びつける縦軸合体の発想であるから、そこに横軸でコツコツがガッツリかという話を持ち込むと、俺はウサギ型でゲームが面白いとガッツリやるが実益が伴うと退屈して、せめてコツコツやろうとしてきたんだよな。
歌は好きだがギターはなかなか上達しない、ゲームは好きだが勉強は捗らない。
そういうわけで、好きなことはガッツリやりながらも、苦手なこともコツコツならちょっとは出来るということで、どちらかというと何にガッツリ行けるか近頃はあんまり見つからない。
世の中には好きか嫌いかはさておき、勉強をガッツリやる人がいるんだよな。高校の時に近くで見たけど、予備校とか行かなくても学校の授業を聞きながら自分で選んだ問題集をひとりでどんどん解いてゆく。
ただね、今使っている化学の本で本文というか学習内容と問題部分の出題傾向を比べると、暗記問題としてのチェク問題を踏まえて応用は計算問題になっている。けど、算数も数学も他の本でやらないと教えてもらえないわけで、俺は専門卒だけどガリ勉で東大行った奴の言うには「(ガリ勉レベルで見ると)15歳くらい」という話だった。
まあゲームで遊んでいると「幼稚」だの「小学校かよ」とか言われてきたので、15歳は精神年齢が上がったという話と受け止めておく。実年齢44歳だけどな。
そしてDSに挿さっている遊戯王と「もじぴったん」だが、これも15歳相当なのだろうか。高校の教室でMTGやってる奴いたし、俺もMTGにはまってから店で遊戯王が流行りだした時に高校生が子供と混ざって楽しそうに遊んで、俺は露骨に浮いていたよな。
クイズマジックアカデミーはそれで負けるところまでやってまだまだ知らないことがあることが分かれば卒業で、ケースとかセットはディフロマとして部屋に大切に置いておくようにとのことであった。