遊戯王DSナイトメアトラパドール85%達成

 遊戯王DSNTのカードがかなり集まりました。コンプリートまであと少し。

 コンプ後に何かあるかもしれないのでもう一息ですが、デッキ的には煮詰まってきました。デッキ40枚中禁止制限カード30枚というね。もうね。別のゲームです。

 そして言えるのは「このカルタ、面白い!」征服感のようなものを得られました。

 やる前は「このゲームから何が得られるんだろう?」とも思っていましたが、トレカゲームの場や手札の損得を一覧性のあるアイコンで見比べて、直観力が養われ、そしてカルドセプト遊戯王にハマる原因であるところのマジックザギャザリングにも一定の見解を得て、まあ極めたとは言わんけど、ほぼほぼ煮詰まるところに来たようだと。

 まあ何かしろ効果のあるモンスターで攻撃力も高いところで揃っていて、強さが余っています。もちろん対戦になると同型を取られると先後か五分か運かというところになるとは思いますが、対戦型ゲームで「相手と同じ手を取る」というのが非常につまらない行為ではあると思うんですよね。人間関係をゴレンジャーから育っている人は「キャラ」があって、対してスポーツでいう切磋琢磨とか同門関係とかでも、ゲームで例えるとストイックなリュウと目立ちたがり屋のケンがいるから遊びというかコンテンツとして成り立つわけです。余興とか物語とかを遊びのどこかに残しているわけです。

 しかし公平平等の観点に立って、ゲームに平等を求めだすと、大抵は破綻します。ではスポーツなら破綻しないのかというと、プロスポーツでもルール違反を規定ギリギリまで狙った泥仕合というのは見ていられないものです。大谷翔平でも藤井壮太でも快勝が報じられて世に華やかなスポーツの世界があるように見えるものは、どこかスター選手の敵役も乗せてくれているところもあるかもしれません。当人しか分かり得ませんが。

 そう考えると、DSの遊戯王もクリアまではラスボスに勝てるか勝てないか、カードゲームなのでデッキとプレイだけではなく引きの運まで絡んだ接戦になりますが、その後どこまでゲームが続くかというと、最後のセットが加わる頃にはプレイヤー優勢で終わるように出来ているのだろうなと思います。そこが楽しいところだからです。

 急がずじっくり事に当たると、気付けば年を随分と取ってしまいました。19の頃にゲーセンでたまってつるんだ遊び仲間からMTGと麻雀に誘われたのが入口ですが、今思うと「19?同い年やねぇ!」と始まったその誘いから、年を偽って寄ってきたことが振り返るとそこを見抜けなかったのが悔やまれますが、そりゃ自分でも46歳までゲームすれば強くなったわけで、子役で勝つ子も中に入るけど大抵目を付けられて、デュエル場と銘打って集まる仲間は若い遊び人がどうやって若い女と遊ぶのかをスパイするためにあったような気もしますね。そこでもゲームに集中できる人は強いけどちょっと遊びのピントがずれている人だったようにも思います。

 そこで不埒な遊びよりゲームに夢中の若手と楽しそうに遊んでいたら、それはゲームが面白いというよりショタホモいのではないかと疑惑をかけられた事もありますが、まあ盛り場での遊びが結婚に至らないのなら、子供とのゲームは育児の真似事なんでしょうね。このブログをずっと綴っているのも何らか先生仕事の真似事なわけです。

 そろそろMTGは卒業しなきゃなって、目立った戦果が19の時のプロツアー予選突破くらいで、あとは勝ちたいよりもお金をあんまり損したくない、勝負師として面白みに欠ける取り組み方である意味消極的にずっとやってきたことの結果が老いだと思います。「借金とか株とかしないでコツコツ貯めるのが一番の近道じゃよ」というのをどこかで信じて46歳。若くして成功して結婚もしている人を見ると羨ましいですが、自分にはコツコツ貯めたお金がある、でもそれしかない。遊戯王もDSでちまちま遊ぶ。

 まあ、19歳から25歳くらいまで博打に夢中で、30代で株やって40代で貯金が出来たっての、本当は貯金を信じたわけではなく、疑って40まで過ごして、40まで来てから貯めだしたわけですが、いま絶賛円安のあおりを受けているわけです。

 ドルとか株とか上がるよ~?でも大事な結婚資金をそんなギャンブルに使えないよ!

 何を信じたら良いんだろうって、嫁さんもいないのに結婚生活はきっと幸せだって逆シンデレラストーリーみたいな夢を信じているのは風俗とかの遊びを一切断って、禁欲的にと言っても食事はそこそこ旨いもんを食っていて満たされているので、本当にメシすら質素で趣味に打ち込むような感じではなく、暮らしは暮らし趣味は趣味と分けた配分の中でしかゲームに打ち込んでいないわけで。

 その意味で趣味活としては「極めた人」としての立ち位置を失ったとは思いますね。少なくとも極まってなくても「極めんとする人」というのが先に出したゴレンジャー的キャラ分けの中での俺の属性のひとつであった、というのは遠い過去の事だけど。


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