遊戯王DSナイトメアトラパドールが楽しくなくなってきた

 遊戯王の記事もずいぶんたくさん書いたが過去記事の「遊戯王DSナイトメアトラパドールが楽しくなってきた」がトップヒット。まあやりこむと絶版カードも手に入り、禁止制限の解除などでもっと強くなるのだが、アテモンとしてやってみてゲームをする枚数そろえる方がそもそも少数派。

 デパートとかおもちゃ屋の軒先に営業のかかったカードスキャンで遊ぶ遊戯王のゲーム機は1パック分の5枚だったか3枚だったかで遊べるように設計されていて、ブログを書いた当時でDS版の遊戯王DSナイトメアトラパドールの新品がAmazonで3万円とプレミア化しており「どんな画面か」見られたらそれで事足りたのだとは思う(俺自身は送料込み1655円で買ったんですが)

 んでまあ、誰も興味ないかもだけど今使っているデッキがこの写真のレシピ。

 まあ普通ブラッドヴォルス3枚かナーガ3枚か、もっと言うと熟練の黒魔術師3枚かギアゴーレム3枚あたりがデータベースで最初にヒットする最強候補だと思うのだけど、かくいう俺もケータイ版ではジェネティックワーウルフ3枚から出発して最後は俗にいう「焼き」になってサービス終了を迎えた。

 それがやり込むうちに、メタモルポットとかお注射天使ハリーとかキラースネークとか一見では見つからないデータベースの数値検索にはかからないけど得になる効果モンスターを使うようになって、たぶん正しいプレイングが分からないで普通に召還して攻撃するだけでは勝てないから「こんなデッキ全然」と素人目に思うかもだけど、まあやり込んでたどり着いて勝率計算とかもしてこのレシピにたどり着いたわけです。

 究極かというとそうでもないと思うけど、必要十分で言うと勝っているし、9割くらいある勝率で負けるためにもっと強い相手を探すのと自分のデッキをもうちょっとでも強くするような試みにどこか虚しさを感じて自然にやめました。

 流行りものを流行っている時に乗って遊ぶのって、流行に敏感な友達の輪が必要で、引きこもりがメディアで見る流行って本当かどうか怪しいところがある。まあそれを確かめるべく人のいるところに出てそこで流行っていることを一緒に楽しめれば良いんだけど、流行ってそういうものの統計的総括的な売り上げデータと共に初動を掴めば商取引で勝てるわけで、常に探され常に隠されるようなものかも知れないなと思います。

 まあ、大人が知らない子供の秘密の遊びだけどおもちゃメーカーはそれを狙って作っているわけで、株が動くほどの大人買いって懐かし需要の方が大きいかも知れず、小さなメーカーがちょこっと売れて消えていくってのも自然な経済の在り方かなと。

 その意味では少年ジャンプに掲載されて流行ったことあるけど、その続き物としての遊戯王の後続商品って全く売れてなくて、流行った時に既に高校出てたから子供と混ざれずゲーム機で遊んで、けどMTGずっと続けてたら遊戯王の話をするボンちゃんを見たことがある程度。

 MTGの大会は本当に地方でも8人集まってトーナメントになることあったけど、遊戯王は俺の見た限り子供が3人友達同士で遊びに来て店で景品のグッズみたいなものをもらって終わりくらいの流行度でした。

 まあその意味ではファミコンのゲームを飽きるほど遊んでゲーセンでの格闘ゲームとか対戦型で強い相手を探す方が面白いと思っていたこともあるけど、シューティングのスコアで全国一位を狙ったりもして、その中で流行りものでもレトロゲームでも「解けないと思うクソゲー」みたいなものが、振り返ると強いヤツとの対戦で意地を張っている間に本当に面白いのかどうかわからなくなり大枚もはたいてしまったというのとどれくらい違うのかと。

 それと並行して、コンピュータ将棋の研究もして、幾つかのゲームジャンルは自分で作って売ってみて「ゲーム業界は35歳まで」と言われる中で古参の生き残りとSNSでつながって、みな重役になっているけど金銭的というか友達だけどそれは露骨にするとお客さんを増やしたいという心も半分くらいは見えるわけで。

 まあその意味では俺も売れっ子クリエイターになりたいと思ったことはあるから、売り上げ手伝うくらいは友達と思っているならと、その友達としての仲の良し悪しとお金を天秤にかけるようになると、我ながら現金で嫌な性格だなと思うけど宮家の末裔とは言え庶民的金銭感覚の貧乏根性が30代くらいの貧しいくらいで染み付いたのです。


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