今自分のしている仕事がひと目でわかる画面を出してみた。
(画面は開発中です)
パソコンの画素が1377x768なのに640x480くらいの画面でチマチマと開発していて、拙作StarEnergyをリリースした直後も掲示板に「エミュでしょ」というデマが。
まあ書いてみるもので、どうせ将棋と麻雀しか売れないでしょとやさぐれていたのが、ブログやツイッターで過去作品に言及すると月末の集計が少しだけ増えていて。
そんで、どうしてわざわざまた作っているかというといじって遊びたいけど何本かのソフトが開発環境の入ったノートパソコンがOS起動不可レベルで壊れていて。復旧することが出来なくて、まあいつまでもこだわってもと思って新しく作りだしたわけで。
その間に開発手法というと大げさだけどプログラムの書き方も変わって、しかしそれはこぢんまりとした開発には無駄に大層に思えて、ひょんなことから「こんな風にしてみれば」とTLに流れてきた動画を見て「ああ、それならウチでもできるかな」と。
俺は有限会社フリーライフの従業員として下請け、派遣、出向など客先勤務をしてきたけど、その頃に将来性や拡張性のあるコードをお客様に求められて、しかし長期滞在でも最長3年くらいなので、3か月の仕事で拡張性のあるコードを書いても、そのコードが実際に狙い通りに機能して開発者が脚光を浴びる頃には椅子に座っている人間は変わっているわけで。その未来において相変わらずプロジェクトリーダーで居続ける人がいたとして、その状態を見越して使い捨てられているのではとは勘繰りすぎではないはず。
その点、奈良シャープさんなどは近くてバス20分の通勤という誘惑と、メーカーでハードを作ってソフトハウスが独立してそこに派遣社員が来て開発してユーザーはハードもソフトも別に買うのなら、いっそメーカー勤務でハードと一体開発というのは経済規模も給与的にも縮小傾向だったけど、それは社会利得として還元されると思ったので。
だけどパソコンソフトが何になるかというと、趣味にしかならないという判断でパソコン周辺機器とか家電系の開発はスペックの小さい組み込み型での小規模ソフトで技術者として学んだことは存分には活かせず、暇つぶしに工場の中で趣味開発をしてた。
そこでまあ、インベーダーをオブジェクト指向で作ったらどうなったかと言うのを大画面を用意して少しプログラムに手を加えると画素の多い大画面を画面中インベーダーにしてそれぞれ自律的に動くというデモをして、唖然とする人の顔を見たかった。
それは本当に無駄なデモだと思っていて、その拡張性は自分の画面に一気に出すのではなく、ネットゲーなどにしたとき自分の画面と相手の画面で視点が変わっても同一世界で動いているみたいなデモにするべきなのだが、俺はちょっとそこまでのデモに機材を揃えることもまだ出来ていなくて。
そして使い捨てられたと思っていた斡旋業者から「偉い人」として高給で40代らしいポジションに座りに行く仕事の求人もまた来ているのだが、何か信用できないものもあって。俺が若い頃に働いた会社の偉い人もどこかから偉い人のいる大きな会社に見えるように引っ張られてきて偉い椅子に座っていただけで、実際にはプログラマ数人が生み出す莫大な利益をプログラマが独裁的な金持ちになることを周囲から止めるように雇用で消化しただけなのではと思うようにもなった。
ビルゲイツにホリエモンにマークザッカバーグに多くの市民はもう飽きている。イーロンマスクは社会をどう変えるかというのは市中の人ではなくSNS引きこもり中心に話題になっているだけなのかもな。テスラだって既にトップダウン開発ではなく頭が変わっても何も変わらない業務体制なんじゃないかと思う。
お世話になったシャープさんもいちど経営危機になって、買収から再生していて開発部が無人になったところで弊社を含む6人くらいでガラガラの中ブースを仕切った会議室で「これからどうしましょ」ってなったことがあったな。
しかし、その後にまた行ったときはブースで仕切られていた各部署が全部下請け業者だたらしく、同じ顔触れがたくさんいる開発体制というか雇用の受け皿というか、そういうものが敷かれて、喫煙時間が決められたりと、色々とルールが出来ていた。
斡旋業者からの求人は全部勤務地が東京で、関西で探してもらうといわゆる「金融系基幹システム」しか仕事が見つからない。あとは地方の工場の社宅付きの組み込み開発。都市部は家賃が高いから工場系は地方に行って、じゃあ東京中心のITは反対に何をやっているのか、高い家賃を払う価値がどこにあるのかというと、ヒントがパソコンのソフトハウスだった会社が不動産管理のシステム化で不動産屋の傘下に入ったことなど。それ以外となったら新幹線通勤か飛行機通勤でJRかJALかANAのソフト開発か。
もう、インベーダー144匹と戦えたらそれでそこそこ満足です。もっとハイスペックにして、どんなゲームがしたいか想像を膨らませるのではなく、もっと賢い人やチームが集まって作った想像を超えてくるものに夢と希望が持てたら、また楽しくなるかな。
モンハンは想像の期待を超えなかったけど、MHPSP3rdのジンオウガが闇夜に現れて木をなぎ倒して迫ってきたときは、スゲー興奮したよな。それでも最近は腰が重いのです。エンジニアの人は若い人と同じように精力的って、それ働いても出世が無い業界ってことなのかなーって気もしてるんだけどな。オートメーションが競合して儲けが無くなっていくマイナスサムゲームとして見ると生き残っているだけで出世などしていなくても勝ち組なのかもだが。
証券電子化のあと投資資金が飽和して利食いのマイナスサムのあと会社は株主に会社があるふりして郵便送るだけの組織に成り下がっている、みたいなモノの見方もある。ホームページも同様な。それがケータイになってブラウザで見るホームページから割引クーポンのアプリになっているのかもしれんが。
まあそのアプリやホームページにはサーバーが必要なので、そこに雇用があって勤務地が東京なのかもしれんが。在宅リモートでするためにはもうちょっとステップありそう。クラウド化されたサーバーに特定の現場が実存するのかとか、あったとして国外もまた候補地足り得るわけで。ケータイ以降無線化が加速していて、有線TCP/IPで時代が止まっているネットワーク関連を勉強しなおさなきゃって。有線無線のハードウェアの変化はあっても通信規格ってそこまで大々的な変化はしないだろう見たいに思っているのが甘いのかもなぁ。
AIの操るインベーダー144匹に宇宙戦闘機1機という構図の指し示す意味とは。パソコンでブラウザ使ってクローリング、ブラウジングというのが無人またはインベーダー遭遇の宇宙を宇宙戦闘機1機で探検している状態な気持ちにすらなる。