評価値と期待評価値の関係を折れ線グラフにしてみたぞ!

 まあ今日の午後はサボってぼーっとしていただけなのですが、午前には駒利き評価の空きマス評価を実装ONにして勝てなくて面白くないからもう指さない。ぷんっ!

 しかし何かの仕事はしたい。というわけでSNSから流れてきた機械学習界隈では学習成果をグラフにしたりしているようなので、評価値と期待評価値をエクセル表にしたものからエクセルのグラフ機能で自動グラフ作成を行ってみるのでした。仕事してるフリに近いなぁ、と思いながらポチリ。

 んで自分でも思うんだけどコレは一体何の線やというと、青が後手の評価値で赤が後手の思考ロジックが見つけたベストムーヴ(指し手)の期待評価値。

 とすると重なっているところは期待通りに進行という事で、やるじゃん俺。コンピュータと同じ思考ロジックなわけだ。線の上下がブレるという事は期待と実際が違うという事で、赤の期待値より青の現在地が上になっている部分は人の指し手が良かった?悪かった?まずはその辺からだな!

 後手番だけが連続しているから先手番を入れないと分かりづらいが、対局として赤でも青でも下に行くほどマズーでー15000が詰みか投了。そう、青が下になっている方が人間の指し手が良くて、青が上にあるってことは人間の指し手がマズかったってことになる。最後は投了しちゃうからポインティングの関係がちょっと変わっているという事だ!

 ということで、これは空きマス評価を入れる前で俺(人間)が勝ったグラフなので、新しい棋譜だ!コンピュータが勝ちのグラフを見てみよう!いつのどんな対局だったか。

 こうしてみると赤の期待評価より実際の推移の青が下回っているので、人間の指し手がベータカットの基準となる最悪応手(人間側から見ると最善手というか将棋ベーシック的に指されたら一番嫌だと思う手)よりさらに人間優位ということになりそうだ。それはそれで何かがおかしい気はするが、ひとつそれは分かった。

 まあとりあえず、お金の無い時に将棋でも作って暇をつぶそう、出来てみたら無料公開していたけどお金がないのでソフトとして売ってみよう、電竜戦に出てみようと出発した将棋ベーシックから将棋ベーシック改なので、アプリであって研究用途には組みなおしたいことも多々あるけれど、自分の開発環境はこれだけなので頑張ってみる。

 機械学習関連のグラフは折れ線グラフが何局分も重なって出ている感じだから、すごいマシンであることも分かるけど、エクセルとかではなくログからグラフをプロットするのに専用のソフトツールを使っているのだろうなって羨ましく思いながら自作かも知れずそれはそれでそういうプログラムで研究できる腕前羨ましす。

 この辺を対局中に検出したりとかすると、もっと役立つのだろうなぁ。数字にする研究。多変量解析を本で勉強して、そんで勉強するは良いけどそれ何に使うのか実験台が欲しくて将棋のデータの変量をふたつ(評価値、期待評価値)捻出することが出来た。

 まあ、あんまり変量が多くても何して良いか分からないが、ある値のグラフくらいしか分からなかった俺が2変量を統計してグラフにして眺めるという会社の経営みたいな難しいことを始めたことが進歩だと思っておく。思ってくれ(46歳)歳は関係ねーだろ!

 もっと見やすくして、こういう事の積み重ねでデータを取って手を良くするっての、今まで生ログを数値で見ようとしたけどグラフにするのが面倒ではなくそっちの方が一目瞭然でインテリジェンスであることがちゃんと分かったと思う。

 誰が読むんだって、自分でいちばんためになると思ったことを自分でする。それで何も問題は無いじゃないか。そういうサイトを作りたいって思って頑張ろう!


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