地域の防災訓練に招集されたのだが

公民館である大和郡山市の三の丸会館に着くと公民館祭りと称して屋台などが出ており、防災訓練に参加したというよりは市がJアラートを使って宣伝したような格好に見て取った。肝心の防災訓練の方は集めてすぐ解散。これでは参加率が問題になるのも仕方ないと思う。

ブログのアクセスログに外国の情報が混ざっていて。アラブ首長国連邦トルコ共和国などから俺のブログに何の用事かと思ってしまうが、格闘ゲームの話が主軸であったのでネット対戦が盛んなアメリカ、韓国などからゲームの話で検索にかかるのはまあ分かるし、特にネオジオはブラジルなどでも盛んに遊ばれているわけだけど、最近はソニックウイングスエースコンバットなど戦闘機モノに凝っているので、いやこれエースコンバットとか中東の経済規模でゲームでパイロット養成して編隊でも組まれた日には国際的な軍事情勢が変わったりしないのかと一抹の不安がよぎる。

9.11テロが起こったときには「どうやってアルカイダはテロ構成員をパイロットに送り込めたのか?」みたいなことが議論されたが、タイトーの「ジェットでGO」くらいで航空機の操縦訓練として充分だったのではないかとも考えられるよな。

エースコンバット6では無線ジャックによるプロパガンダ放送などもあって、以前のように無線の命令を聞いて飛んでいるだけでクリアできるというものでもなく、事前の作戦通達と戦況を自分で把握して臨まないと無線の言うことを聞いていたらデマで作戦とは別の場所から「攻撃にあっているから援軍に来てくれ」と指示が入り、そっちに飛ぶと本拠地が爆撃されたというようなことも起こっているので、Jアラートを受けて防災訓練に言ってみたら公民館まつりでした、みたいな事案には「してやられた」という感情が起きる。

防災訓練の参加賞であるウェットティッシュ1枚をもらって帰り、これは防災訓練なんかよりカロリーメイトの買いだめのほうが役に立つかもしれないと思った。そういう個々の本当の意味での防災意識を高めるための役に立たないJアラートだったとすると市政も捨て置けないわけだが、普通に考えて防災訓練の参加率の数字が悪いと格好悪いので催し物で客を集めて数字を上げて報告したいという意図が透けて見えて嫌だった。

今日のエースコンバット6(どうにか2面をクリア)

チュートリアルを飛ばして1面をクリアしていたので、朝からチュートリアルをちゃんと受けてヨーと急旋回と水平姿勢を覚えた。そして武器や離着陸に無線など、このへん覚えないでとりあえず1面を始めることが出来る所が俺は好きだ。チュートリアルで詰まったりしたら苦行だからな。しかしまあ、よくこれらの操作も覚えずに生きて帰ってきたもんだと。(5回くらい死んだけど)

そして休憩をはさみながら2面に挑戦して、テレビなども合間に見ていたけど気付いたら午後5時過ぎ。これはやり応えのあるゲームやで。

3面の司令を見ると「ああ、PS2エースコンバットでもこういう作戦に参加したことあるかもナー」と思い出した。なにせ10年以上前だ。しかも部屋を片付ける時に中古に売ってしまったものだから、近頃になってもう一度遊びたいと思ったが売ったものを高く買い直すのも抵抗があって。だからいっそ6。

正直XBOX無印からXBOX360に買い替えた時は無駄な買い物をしたという気持ちがあったのだけど、エースコンバット6で買ってよかったと心から思った。それまでは「ちょっと画面が綺麗になったくらいのことじゃねーの」思っていたが、空の見通しは解像度が上がれば露骨にあからさまに見通しが良くなるので、これは値打ちあるしPS4もそれはそれで値打ちがあるんだろうと思うようになった。

3DS買った時もDSとPSPの後だったので最初は周りの買い替えに合わせて無駄だなー思ってたけど、いつの間にか慣れてからDSには戻れなくなっていたんだよな。古い話をほじくり返すと俺がPS2買って「面白えー!」言ってると、そん時の周りのやつは「プレステで充分やで」言ってたな。これは俺の感覚の違いというよりかは付き合う仲間のゲームへのがっつき加減の温度差と、あと持ってる小遣いの差だろう。

鉄道模型という趣味はゲージのアルファベットがひとつ違うだけで全く別の趣味と言っていいとかものの本で読んだことあるけど、ゲームもゲーム機の世代がひとつ違うだけで別の趣味だわな。PS4でもアケアカで遊んでたらそれはネオジオみたいな趣味で。

こうしてブログは習慣として付けてるけど、エースコンバット6は趣味として合う人が見つからなくてもひとりで充分満足して完結しているし、ナムコがこのゲームを作ってくれたこととか航空自衛隊も協力してることで、何となくだけど社会参加している気分になれるからそれでいいや。

エースコンバット6はじめました

XBOX360エースコンバット6をはじめました。

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このシリーズPS2エースコンバットゼロしかやったことなくて「なんか単調だナー」と思っていた。それもそのはず、飛行機で空を飛ぶゲームなのに、ミッションを進めてレーダーなどの計器類の言いなりになって敵機を視界におさめてロックオンミサイルを撃つということだけを繰り返しているといつの間にかクリアしていて、シナリオムービーを見ながら空をクルクル回っていただけで、振り返ってみると映像的な記憶がほとんど無いんだ。

これはつまりフォルツァでサーキットの風景やクルマを見ずにコースガイドだけを見てプレイするとか、わかりにくい例えだけどカルドセプトでカードの絵や説明を読まないでオートブック編集からアドバイスカーソルの言いなりで全面クリアしたとか、多分俺のエースコンバット体験はそのレベル。

ただクリアを目指すのでなく、空のグランツーリスモとして飛行機を楽しむものじゃないのかなって思い直してXBOX360エースコンバット6をポチクリした。

そして届いてから2時間くらいずっとフライトしてどうにか1面をクリア。

そりゃそうだよな、ゲームとしては素人でもエースパイロットになった感覚だけ得られれば面白いのかも知れんけど、フライトシミュレータとしてはエースコンバットをクリアしたやつが飛行機に乗ってやっぱ操縦出来ませんでしたってなるよりも、現実に近い難しさを乗り越えた先に見えてくるもののほうが得難い体験だよな。

30分の戦闘で敵機を全て撃墜するってミッションなんだけど、時間切れを3回経験した。飛行機の操縦も難しいけど、PS2よりミサイルの追尾性能が下がって、ロックオンしていても角度が付いていると当たらない。ちゃんと敵の背後を取って浅い角度でロックオンしないと当たらない上に敵のAIが賢くてなかなか後ろを取らしてくれない。やっと敵をやっつけたと思ったらミサイルが弾切れになったところに敵の援軍が来て時間切れということも経験した。

しかも戦局はやたらと複雑だ。自分がエースでザコを蹴散らすって感じじゃなくて、味方も一緒に飛んでいて、敵味方を判別して自陣が攻撃目標にされている時に被害が大きくなる前に敵機を撃墜するというタイムリミットの説得力がちゃんとある。

まあ、実践と違うのは上手くなれば勝てるサイドに自分が必ず属しているということ。慣れれば特殊兵装の切り替えやレーダーの読み方などで、そこまで難しいわけでもない。しかし慣れる前は確実に面食らう。

休日に戦争参加体験がしたい、しかも楽勝より混戦が好みとか、もしかしてマゾいのかと自分で思ってしまうが、マゾい系のゲーマーにとっては楽しいゲームだ。

ロックオンミサイルでなく機銃で敵を落とした時の快感がたまらないんですよ。


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