今日のスパロボ(1プレイ2時間以上かかるんだ)

プリキュア仮面ライダーゼロワン・リュウソウジャーを見てからスパロボを。

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7面クリア時点で昼飯の時間を過ぎているんだが・・・どこ行った?俺の午前!

あと先日のスパロボが久しぶりすぎて6面クリアのボーナスを取った時。

ローアマダの援護射撃を間違って消してしまっているんだが!!!!

仕方ないからアルトアイゼンとNT-1アレックスを改造して出撃。なんとかなる。

俺はガンダム08MS小隊好きだが0080は見たことがなく、ガンオタの会話で08MS小隊と0080間違えてないかと言われたんだがスパロボIMPACTのEz-8が08MS小隊でNT-1が0080なんよな。最初から2機とも仲間にいるから同じ作品だと思ってた。音楽違うのなんでだろって、気付けよ俺。

まあ、最初の方は出来れば改造無しで進んで後半でも使える強いユニットに改造費回したいみたいな思いは最初にあったけど、どうもそういう選択に尻込みしてなかなかやる時間を作れないで放って置く自分がいるので、途中で負けて詰まっても良いやと気楽に進めるようになって、行き当たりばったりに進めると難易度ちょうどよく感じる。

最近は微積を解いているのだが、確率も捨てたもんじゃないなと

志望大学の数学の受験科目が確率と統計だと分かって、当時そればっかりでした。

それから「数学で確率が得意なら何でも確率で考えてみたらどうか、数学は正しいものの考え方だから、そうしたほうがマトモな考え方になる」とアドバイスを受けて。

ブログを書いていたものだから、この確率的な考え方は図書館に行かずネットで情報を得ようとする人の間でいっときメチャ増えました。読者総数は把握できないけど「ブログが広告収入で儲かるらしい」と噂されて、書くネタがない人がそこらへんの記事をリライトするから、数学なんて取り扱って説得力のあるのが目に止まったのか、とにかく増えた。

自分が少数派で負けていると頑張る性格だった俺はいざ意見が市民権を得ると「本当に俺の意見でいいの?」と考え始めました。確かに偏差値的には優等生、だけど不勉強なところもある。自分に自信がないから、自信をつけるためにもう一度数学をやることにした。

そうして出会ったのが青チャートの微積分で出てくる東京大の過去問。

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これな。

この問題は基礎解析から微積分の出題にされているけど、さいころをコロコロ回転させると極限はどうなるかという問題で、n=1だとある程度の予測はできるけどlim n->∞だと一般的な場合の数と一致するという確率の前段階の証明になっている。

このことから、何度でも再現、挑戦の可能な事柄ならば確率で考えて良いけれど、たった一度の出来事を確率や統計で考えるのは実は適切な考え方とは言えないことを示唆していると考えるように変わってきたんだ。

では、代わりにどういう計算をすればいいか。もっと微分した確率。基礎解析。マクロよりミクロ。反対に俺は確率というマクロ的数学で考えてきたので、41歳になってみて30代に後悔はほとんどない感じ。20代には山のような後悔があるけれどね。

確率だけで考えると短期間だと予測できないことが中長期的視座に立つと予測の範囲に収まるというのは一見すると逆説のように思えるけど、この問題を解くと短期的には3分の1くらいで当たる賭けが中長期的に6分の1に収束するというひとつの無矛盾な体系なんだよな。

もし、サイコロの出目を手の持ち方と転がす方向などから6分の1でなく5分の1で当てられるような術があったら、それを1000回積み重ねた結果というのは恐ろしい差になる。

だから、中長期的には確率で予測を立てて行動するにしても、その時々で現状に合わせてミクロの軌道修正をして行く感覚があるから大雑把な確率「だけ」で見た時にメチャメチャ運の良い人に見えるんだろうな。そういう日々のTipsはいちいち言語化しづらい。リアルタイムにどんどん書かなきゃいけないことが増えるからね。

プロゲーマー「ミヤザワ」さんインタビュー

編:この度はヴァンパイア世界大会優勝おめでとうございます

宮:ありがとうございます。ずっと夢だったのが叶ったというか、まだ実感はないんですけど、運も良かったと思います。

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編:運も良かった、ですか。格闘ゲームジャンケン運ゲー論者としてでしょうか。

宮:いや、ジャンケン運ゲーは某掲示板などで拡大解釈されているだけです。多くの人がコンボの練習をトレモでしていると見受けるんですが、どうやったらそのコンボが入る状況になるか、まで考えると相手がこう動いてくれないと、という条件が付くんです。

編:条件が付くとは?もっと具体的にお願いします。

宮:飛び込みからのコンボを練習しても、対戦相手が飛び蹴りをモロに食らうことってあんまり無いと思うんですよね。デミトリのカオスフレアやモリガンのソウルフィストを読んで飛べたときだけ。そうすると、1発も打ってもらえないと勝てないわけです。

編:それは究極的に対戦は待ち合いになるということでしょうか。

宮;まあ、それに近いです。待ち合いになると、飛び道具で削るくらいしか体力を減らす術が無くなる。ジャンプ攻撃はコンボの大ダメージで読まれても対空技1発のリスク。対して、カオスフレアは数ドット削るだけなのに読んで飛ばれるとコンボのリスクを背負いますよね。それでも、待ち合いになったらそれで減らすしか無いから、そういう勝負になると運も絡んでくるという意味で運ゲーだと論じているんです。リスク・リターンを考えて、ローリスクハイリターンを繰り返すと勝てるかとというとそうでもない面もありますよと。

編:それなら、運が良かったというより読み勝ったとまとめるほうが角が立たないと思うんですが。何か、懸命に努力している人もおられる中で「運で決まった」はご自分の努力に対しても礼を欠くことになりませんか。

宮:まあ、そういう側面は確かにありますよね。ただ、論理的、客観的に「絶対こう来ると読めた」というものではなく、慎重にミスらないように1発1発を麻雀のツモ切りのごとくドキドキしながら続けていたら、気付いたら勝っていたという感想を壇上で上手く言えなかったんですよ。

編:なるほど、ツモ切りの例えは分かりやすいです。ゲームをするにあたり、普段から心がけておられることなどありますか。

宮:そうですね、のんびりした性格ながら、ゲームをする時だけは機敏にコマンド入力するクセを付けています。同じカオスフレアでも、下、斜め、前、パンチが1フレームずつ最速で入っているか、みたいなことに気をつけて練習しています。

編:どうしてそれが壇上で出ない(笑)

宮:まあ、勝利インタビューを事前に考えるほど余裕があったわけでないんですよ。

編:まさに幸運の賜物ということですね。

宮:そうですね。

編:今日は貴重なお話をありがとうございました。最後に読者の方にヒトコト。

宮:運ゲーとかいって、多くの誤解を与えてしまいましたが、自分も格闘ゲームファンのひとりです。ひょっとするとゲーセンで対戦したこともあるかもしれません。締めくくりにはなってないかもだけど、勝ったらアガリで辞めちゃうのでなく、趣味で続けると思います。ゲーセンで見つけたらよろしくお願いします。

編:それでは、お忙しいところありがとうございました。

宮:ありがとうございました。


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