ストロングゼロは100円でアルコール9%

 350mlだからアルコール32mlで100円。

一部の先進国では飲料水より酒のほうが消費量が多く、それはおそらく水道が整備されていて飲料水は水道水でお金を出して持ち運ぶのはお酒だけということで、水よりも酒を多く飲んでいるという数字の解釈は間違いだとは思うんだけど。

奈良市まで出ると観光客が多くて飲み屋でビールサーバーを初めて見た外国人が水道を回す仕草をしながら「ウォター、ビアー」と言って喜んでいた。ジェスチャーだけなので意味ははかりしてないが、なんとなく「日本では水道みたいに蛇口ひねるとビール出るのかよ!」というニュアンスで笑っているように感じられた。

まあ、愛媛では水道に青と赤とオレンジの栓があって青は水で赤はお湯でオレンジはポンジュースというネタがあったように記憶しているが、最近の若い子は分かるのか?

ところで、高校化学までの知識だとアルコールは酵母を使って醸造しないと得られないので必然的に製造に数ヶ月かかるわけだから値段が付くのは仕方ないと思っていたのだが、この頃売られているストロング系缶チューハイの度数アップって何なの?

缶チューハイのチューハイとか焼酎ハイボールの略で焼ハイではなく酎ハイになってるのは多分略語と言うか隠語に近いと思う。ハイボールというのは本来ビールより安かったウイスキーを炭酸水で割ってビール気分を楽しむためのものであったので、ビールがどんどん安くなって飲まれなくなったという歴史があるのだが、飲み歩いていると今でもハイボールを出す一杯酒屋というのはあって、何も知らない若者に新しい味として再びウケている。味覚というのは難しいもので美味しいものでも飽きられるので、安いイコール不味かったハイボールがビールの低価格化で高級な味に復権したのだろう。

そんで何だっけ、そう缶チューハイのアルコール度数アップね。近頃急にストロング系の強いチューハイが増えたので、きっとアルコールの製造法が改良されて安く作られるようになったのだろうと推理したのだが、これも案外カネのなさそうなオッサンのほうが知っている。焼酎買って炭酸水で割れば缶チューハイより安いので、定番として残っていた梅酒のソーダ割りウメッシュや氷結レモンなどの女性向けの甘い酒は度数より味覚を意識して缶カクテル「ほろよい」に進化したのだがほろよいが売れるとアルコール度数を増量した氷結が競合商品として値下げして、味よりも値段で氷結が巻き返し男性も氷結を飲むようになると酔うために二本買うので度数が倍のストロングが出た。

ストロングは女性向けとしては酒臭さがキツく飲みづらいわけだけど、オッサンが飲む分にはお手頃価格。原材料を見ると焼酎ではなくウォッカが使われている。

そうか、アルコールの有機化学的合成が実現したわけではなくてウォッカを割っていたのか・・・。蒸留酒だからやろうとしていることとしてはほとんど同じだよね。

ウォッカの本場ロシアでは飲料水よりウォッカの消費量が多い。冒頭にも書いたけどさ。既に俺の家では1リットル150円くらいのカフェオレとミックスジュースの消費量よりクリアアサヒストロングゼロの消費量のほうが追い越しているかもな。

まあ、水飲みたかったら水道水飲むこともある。購入経路からの消費量判断だと酒のほうをたくさん買っているということになっちまうんだよなぁ。

指が動いて音感がある

それだけでピアノが弾けるんじゃないかと想像してたけど、リズムとかもいるしパソコンのタッチタイプの動きが出来ても伴奏と旋律に分けて左手と右手を動かすとまだまだ指が釣られたりしてピアノは簡単には弾けないなぁ。古い電子ピアノで強弱もないし。

なんでそんなことを今更になってやっているかと言うと、もともとゲームを自作することを考えて、絵とプログラムは出来るけど音楽は分かんなくて、ウインドウズからマックに変えた時にマックに付いているソフトで作曲が出来てしまって、それがそこそこ聞けるから買いかぶる人がいてそれはそれで困るし、裏方に別の人がいるのではと勘ぐられても困るし「マック買ってやってみろ!」と言っても10万円おごるわけにもいかないし、買ったからと言ってみんなが出来るわけでも無いかも知れない。

新しいものを持ったがゆえに自分のイメージが必要以上に高められて、それ無しだとただのボロいパーカーを着た兄ちゃんなんだけど、マックを持つ以前にウインドウズのプログラマーとして働いた10年もマックでブーストされたことによって下駄だったのではと勘ぐられて低められるのもそれはそれで困るので、ギターでも練習してみたり。

近頃ようやくマックで高められた下駄の分に自分の実力が追い付いて着地出来たかなと。まあフタを開けてみると良くある話のひとつ。

どちらかというとテレビ局の作る芸能人像がイタズラのカタマリみたいなもので、自分もちょっとした手品をしたらてんやわんやに思った以上のことが起こったという。すぐに笑って許されると思っていたら事がおさまるのに5年10年かかったんですよね。

気付けば40歳になっているわけでほんまマックブックプロは俺にとって玉手箱やで。

今日のカプエス2(Aチャンコーハン・八神庵・ベガ)

ずっとパソコン机の横にあったギターを先週片付けた。色々の思いとともに。

そうするとギターを立てかけていた後ろにはカシオのキーボードがあり、これは32鍵で歌の伴奏には向かない音程しか出ないのであるが、歌って弾くことは出来ないかとやってみた。いけそうだ。

ダイソーでハンドグリップ10kgを買ってきて握力を鍛え、アナログカウンターをひとつの指毎に100回カチカチとやるという謎の訓練を始めた。ファミコンで親指の連打は鍛えられているが、その他の指は普通な気がする。鍛える必要がある。

キーボードも音を出すと部屋の外の道まで音が漏れるので、弾ける曲をやっている分には良いが、音を探すために鳴らしたり、特定のフレーズを練習したいと思うと外を歩いている人が部屋の中まで聞こえるように「下手くそー!」とか言って通り過ぎたりすることがある。ギターの時も最初はそうだった。それが弾けるようになったあとでも心に自分はまだ下手なんだという心の引っ掛かりになる。下手は捕まえて笑っても普通に奏でていると、それがレコードのレベルでないならやっぱり下手だという風に耳だけ超えているのがラジオ・テレビ・ステレオ・スマホ世界の一般人の感想だからだ。

それでも、自分で弾いてみたい。だから堪えるが音を出す練習は最小限にする。そして楽譜は見ない。身につけたいのは音感なので、目を閉じて鍵盤に触れて音と手触りだけを頼りにやってみた。

すると、鍵盤をデタラメになぞる内にある音に身体が反応して、指が勝手に聞き覚えのあるフレーズを奏でる。絶対音感というのは子供の内に身に着けないと一生無理らしいが、ギターだって子供の内からやらないと無理と言われても30歳を超えてから出来るようになったじゃないか。根拠はどこにあるんだろう、ただ被験者になった大人が子供と同じ時間で出来ないであきらめただけじゃないのかと思った。指が勝手に色々弾く。

しかし、音楽を聴いて耳コピできるかというと、2度位の差で遷移するメロデーなら感覚で弾けるが、5度くらい離れていると感覚では弾けず音を探す内に「こんなに離れていたのか」と正解を見つけて驚いたりもする。歌だって子供の頃には歌えなかったようなメロディラインだって取れるわけで、あるなしみたいなもんでなく、どれだけ発達しているかの度合いのようなものではかるべきで、絶対音感てのは発達した音感じゃないかな。

そんで日曜日に久々にカプエス2をやってみた。なんとなく自信はあった。Aチャンコーハン・八神庵・ベガでチャンのオリコンは中パンチ連打から中キック連打の乱舞締め。庵は前中パンチ連打から八乙女ミス。ベガはバニコン左向きでゴッドルガールを倒してGP2500超え。ゲーセンに通っていた頃は色々のゲームを掛け持ちして他の常連さんから「ミヤザワさんって色々ちょっとずつやるのにどうしてそれに専念している人に勝っちゃうんですか?」と何度か尋ねられた。それは自分は才能あるみたいな手前味噌な自慢をしたいわけでなくて、本当に効率の良い練習ってそればかり何度もやるってことではないと常々考えていて、だけどそればっかやっている人をちょっとだけやった人が負かしてモノまで言うと嫌味だから、どう言おうか考えていたんだけど、将棋が強い人も対局ばかりするわけではなく棋譜を読む。格闘ゲームってどうやったら強くなるんだろうって考えて、自分なりに他のことをしながらそれがゲームに応用できないか考えた。

もちろん、最近ではプロゲーマーが居て指導を仕事にしている人もいるわけだから、ピアノをやってゲームをするなんて二足のわらじが通じる時代でもないのかもしれないけど、あるレベルまでやってみて壁にぶつかったら正面突破ばかり考えずに脇道を探してみるのも良いんじゃないかって思ってる。

ただそれを、プロゲーマーを目指してますって人に「こうしたらいいよ」と絶対の自信を持ってオススメできる方法と言えるまで昇華させたわけではないけど、俺は俺なりにゲームに専念する時間をいかに作るかを考えながら、充分な時間を手にしたときから自分のやりたいことって本当にゲームだけでいいのかを見つめ直して、ギターやピアノの練習にも時間を割り当てて、格闘ゲームを対戦ツールからひとりでコンピュータと遊ぶものと捉え直して、ひとつの指標としてスコアをやってから、チーム編成やコンピュータの倒し方を変えて想像を膨らませながら楽しんで遊んでる。

そうなってから「もっと上手くなりたい」は「人から上手いと思われたい」というゲーム外の報酬が目当てで、ゲームはゲーム内の報酬のために遊ぶものだと思ってる。

ちょうどピアノも弾けることも他人に自慢するためのものだったのが、弾けるようになると音を出すためのものになって、鍵盤を叩く意味は即座に弾けないフレーズを探すための道具という位置付けになってきている。

だけど、外に漏れた音で下手だと言われるのは嫌なので、外で誰か聴いているかも知れないと思って曲をひくこともある。半々ではないけど、何らかのバランスがあって、探したり弾いたり。

このブログも時には自分で自分の思考を整理するためのものでありながら、自分用に保存しておけばよいものを公開して変な感じになっていたこともあるけど、自慢であれ公益性であれ、人に何かを伝えようと書く部分もある。

書いて整理がついたことと言えば、モリガンのチェーンダークネスとビートマニアとピアノの練習ならピアノがイチバンだと考えていて、ピアノが超絶弾けたらチェーンダークネスくらい出ると思うけど、チェーンダークネスだけ出てもピアノは弾けないと思う。だけどチェーンコンボすらままならない人とダークネスまで出る人がピアノを練習するとダークネスが出る分だけでも右手の動きは習得が速いってか。近いとは思う。

8方向レバーと6ボタンに青春を費やしたことが後悔にならないように、やりたかったことはあきらめずに追いかける。Aグルを取るのはピアノとの親和性でブロッキングよりはオリコンのほうが近いかなと考えてるから。

晩飯に呼ばれたので今日はココまで。何を目指しているのかは相変わらず分からない。


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