今日のアクセルブリッド(ロケットランチャーに落ち着いた)

クリアまで漕ぎ着けた。
左手はガトリングガンで右手はロケットランチャーというコストの低い組み合わせでクリア。左手ガトリングは恐らく満場一致の選択だと思われて、右手はダメージとエネルギーの回転率が良いエレクトリックキャノンに人気がある。しかし2面ボスが画面一番奥まで行くとエレクトリックキャノンが届かないので、射程距離最長のロケットランチャーを試してみた。ロケットランチャーは弾切れを起こしやすいが、パターンを組んで無駄玉を抑えることで解決する。攻略パターンを組み切る意思表示としてロケットランチャーを選択。
飛行機タイプでハイスコアをやりたいと思っていたが、先ずはクリア優先で飛行機は3面の活躍にとどめ、残りの5面はクルマで攻略。
クリアしてみると含みのあるスッキリしないストーリーに敵キャラの名前が順に出てきてスタッフロールからENDの文字が写ったままコントローラをいじっても進まない昔のファミコン形式。何か裏技でもありそうだが。
ゲーム全体の雰囲気からは子供の頃にデパートのゲームコーナーで遊んだスペースハリアーを思い出し、ロゴからはスーファミ版のソニックウイングスのカセットのシールのロゴを思い出す。アクセルブリッドそれそのものよりそれに繋がれた記憶、子供の頃の思い出こそ最高の体験で、小さい頃は神様がいて不思議に夢を叶えてくれた。やさしい気持ちで目覚めた朝は大人になっても奇跡は起こるよ。
目に映る全ての物はメッセージ。アクセルブリッドのグラフィックの節々に色々なゲームで遊んできた自分にだけ分かるメッセージが込められていた感じがするんだよな。特にラスボス。
まあ、ゲームをしているとゲームの思い出ばかり思い出しがちだけど俺にも小学校の頃には空き地に集まって秘密基地を作ったり虫や石ころ集めたりしていたわけだが、秘密基地という響きの前にはサンダーバードか何かがあるわけで、子供のごっこ遊びにもテレビの人形劇やオモチャなどの影響が色濃いことは否定出来ないだろう。そういった遊びのイメージの先駆けになるものってどう作り出されるのだろうな。思えば俺がブログで文字を打つのが好きなのも小学校の頃から活字に親しんでいる影響だろう。
どうしてもゲームの画面を見ているとそれらがプログラムでどうとかグラフィックでどうとか音楽がどうと捉えてしまうが、シルバーメアのコクピットに乗ることをイメージして想像を膨らませてゆくという遊び方も出来ないと楽しむのが上手には成れないかも。
そこまで行くと、ようやくこのゲームはレースに参加しているのが1面だけで2面からはレースロボで排水管を通って市街地の道路やら建物の中まで攻めて行っているわけで、なかなかにロボットのサイズ感とかそれが悠々と走れる造りの建物って未来はちょっと不思議だなと思うようになってきた。
これから、言葉にならない想像の世界を楽しもう。想像を喚起させるのが良い活字本なのかもしれないよね。

アクセルブリッドのロボが格好良く見えてきた

パソコンにずっと向かっているとついヤフオクやメルカリで懐かしいアイテムをポチりそうになる。
しかし、その物欲に際限はなく以前にも「コレさえ持っていれば他のモノはいらない」と思って持ったものでも仕舞い込んで使わないというのは良くあること。そうではないもので「どうして俺こんなもの欲しがったんだろう」と思うようなものを物置から出してきて、部屋の目につくところににずっと置いてみる、という試みを始めた。つい買ってしまう懐かしいものというのは大体がその昔にファミコンショップやゲームセンターで遊び、目に焼き付いてはいるものの、手に出来なかった物だから、反対に手にしたことで興味を失っている物の良さが分かるまで部屋に置いてみようということだ。
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そしてコレが件のスーファミソフト「アクセルブリッド」である。ロボがダサい。だいたい、ゲームでロボットものを持っているのは中学からの親友ヨシイ君の影響である。ヴァルケン、アクセルブリッド、ウルフファング、バーチャロン。てか、お前箱にロボット描いてあったら何でも買うだろ!みたいな奴である。
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この箱絵ではダサいロボもモニタにこうして映ると格好良く見えるから不思議だ。
そして久しぶりに遊んでようやく気付いたのだが、アクセルブリッドのロボットであるシルバーメアはゲームの開始時に飛行機に変形するかクルマに変形するかを選べて、シューティング好き飛行機好きの俺は迷わず飛行機タイプでゲームを進め4面くらいで詰まっていたのだが、実はクルマタイプの方が進みやすいステージも有り、思い出せばヨシイ君はゲームを攻略するのに好みで選ぶのではなく適材適所に当てはめるのが上手いやつだった。
何というか俺が面白いと思うのはシューティングがそうであるように、いつも自由に自キャラを動かせて敵がどんどん出てきて、避けなければ死ぬ。ルールは簡単。1プレイが短い。忙しいというような特徴がある。
しかしヨシイ君は俺の苦手な退屈なゲームでも辛抱強く待てるタイプで、このアクセルブリッドも飛行機で忙しく避けまくらなくてもクルマタイプで画面端でじっとしているだけで攻撃がやり過ごせる、という引いてみる攻略が有効なゲームだ。だけど、ヨシイ君がクルマで攻略するなら俺は飛行機でやってやろう、みたいに張り合うから楽しかったのかも知れない。ヨシイ君がクルマタイプでクリアしたなら、俺は飛行機タイプでハイスコアでもやってみようかな。武器も選べるから。まだ俺のシルバーメア改造は始まったばかりだ。

今日のソニックウイングス(ようやくワンコインオール)

残機ゼロ、ボム1個となかなかにギリギリです。
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1周533,200点とアイテム取りパターンでこのスコア。
つまり2倍でほぼ理論値。
俺よりソニウイ上手いやついんの?(います)
長らくソニックウイングスのハイスコアやワンコインに拘っていた理由としては、それ以前にシューティング好きを自称して色々なソフトを買いまくる割にはゲーセンで1周できるゲームがなく「持ってるだけやん」と一部の人から非難を受けていたという歴史があり、そっから怒首領蜂をワンコイン1周までやりこんでヘタレを返上して、持っているゲーム全てワンコインに挑戦する中で実はスーファミソニックウイングスが思っていたより難しく「最初からコレで練習してれば上手くなっていたのでは」説が自分の中で浮上して、買いまくりを後悔していた時期があるのです。しかしやりこんで1周出来てみたところでソニックウイングス2は5面で死ぬし怒首領蜂をエミュでやってみると1面で死ぬわけで、シューティングのスキルにはゲームをまたいで活用できる汎用性がある説を見事に自分で潰しました。
まあ、怒首領蜂ももう1回詰め直す予定です。やらなかったら忘れて下手になるから、クリアできても持っていたらまた遊びたくなる時が来る。それは1年2年じゃなく10年20年の時をかけて。それで、結局ソニックウイングスに落ち着いたから最初からソニックウイングスだけで良かったのかと言うと、色々のゲームが有って新作に挑むことで初めてつながった仲間意識やライバル意識みたいのが向上心を後押しして再びスーファミを楽しめるに至ったわけだから、部屋を整理して過去を単純化しようとしてもその環境に誰かをハメれば自分と同じ様になるかと言うときっとそうじゃないと思うんだ。
年取るとね、話が長い年寄りになるか、そうでなければ過去を単純化して嘘つきになるんですよ。どっちの年寄りも若い人からしてみたら厄介やね。40歳はその分岐点なのかな。


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