セガサターンのX-MEN CHIDREN OF THE ATOMを出してきた

パソコン机にいると、ついアマゾンをのぞいて物欲に支配されがちだ。

PS2のMARVEL VS CAPCOM 2を持っているのに似たようなゲームのセガサターンX-MEN VS StreetFighterを買いたくなる。当時のカプコンのCP2基盤の2D格闘ゲームは俺の思い出だから。まあ、近頃はかなり暇しているのであらためてじっくり遊びたいという気もしている。

最近のゲームはクリアできるようにやさしく作られていて攻略していてどこか物足りない時がある。あの頃はあんなにムキになって遊ぶと言うより戦っていたのに、ひょっとしたら俺は上手くなりすぎたのかとも思う。

その腕で昔のゲームをもういちどやってみたい。だから、古いゲームでもいまさらにもういちどアマゾンでぽちくりしたくなる。もっとやり込むべきだったかなと振り返る。

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その前に、物置に放ってあったX-MEN CHILDREN OF THE ATOMを出してきた。このゲームはカプコンX-MENシリーズの第1作である。

俺はX-MEN VS StreetFighterのキャラセレ画面の曲をよく覚えていて、昨日ピアノで弾いてみようとして、上手く弾けずにうなだれ、一晩置いて今日挑戦したらうまく音が取れた。楽譜などはないので、聞き取って弾く。コレを繰り返すと音感がよくなるかもしれない。

そして、X-MENを久々に起動して気付いたことがある。あの曲は実は最初のX-MENのキャラセレ画面の曲と同じだ。だから脳裏に焼き付いているんだなぁ。原体験を忘れて続編にハマってんの。ゲーセンのゲームはすぐに新しいものに入れ替わっていったから。

それで、ちょっとしたバージョンアップにホイホイとお金を払っていたら、いつまでもお金が貯まらないと思った俺はこと格闘ゲームでなくシューティングに於いて、ゲーセンで遊ぶのををやめてスーファミソニックウイングスセガサターン怒首領蜂をだいぶ遊んだ。

格闘ゲームも同じようにスーファミストIIセガサターンX-MENをもっと遊ぶべきなんだろうな。あらためて挑むと、近頃のゲームより相手コンピュータの思考ロジックが返し技が的確でいやらしい。しばしの間、俺は格闘ゲーム上手くなったと思ってたけどただ新しいゲームを買って敵が弱くなっただけかもと落ち込んだ。

それでよく考えると、簡単になったというカプエス2でも3年やりこんで裏ボスの神豪鬼やゴッドルガールにも勝てるようになった。だから、今の腕でX-MENがなおも手強いと思っても、これをこそ辛抱強くやりこむべきだろうなと考え直した。

敵が強いゲームで遊んでいたお陰で後から出たゲームから入った年下の子にも負けなかった。ただ、やり込みの度合いで行くと、後から出たゲームも何年も経ってみると続けた人のプレイが華麗で、駄作の続編だといちどは切り捨てたけど、案外面白いのかなと興味を持った部分もある。マブカプ2とかを買ってみたのもそういう関係だから。

そういう意味では、色々とやってみて批評を語る俺はどのゲームも買っていちどは遊んでから語るべきというのが購買の理由になっている。書籍は否定的な評論のために買う人が一定数いるらしいが、ゲームは高額商品。だから、ややもすると独善的だけど自分の持っているゲームが他より面白いと意地を張る人は、誰もやらないで通り過ぎてしまうひとつひとつのゲームを宣伝するような仕事をしているんだなと思って見ている。

まあ、買う側に回ることも出来るが、既に充分にたくさん持っている。買っていきなり面白いというゲームを探す、お金を出す、というだけがゲーム好きでもないだろう。遊んで慣れて面白くなっていくという側面を持ったゲームもあるからね。

 


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