学力「できなくはない」はまあ、自己評価とキャラ評価が近くて感情移入度高めだが。
写真以下は序盤シナリオのネタバレとなるので読みたくない人はスクロールしない。
ベルベットルームで「タルタロス最上階から人工島計画書を取ってくる」という無茶振りな依頼を受けるのだが。てか、タルタロス攻略するのがゲームの目的じゃないの?最上階っていきなりクリア見えているんじゃないの?と思ったが。
まあ、エリアが分かれているということで第1エリアの最上階15階にて無事入手。5階ごとにあるのかと思われたテレポーターは5階、10階、14階ボス前という親切設計。
ベルベットルームの音楽はどちらかと言と日中より深夜に聴きたい安眠音楽だ。だからペルソナ3の進行は夜メインだったが、まあ学校フェイズもあるし昼間で暇な時にも遊べるようになった。
まあ、あんまりネタバレに満ちているのも良くないので現状をタロットで示すとこんな感じ。
俺は小学校の時にファミコンの女神転生を喜んで遊んでいたのだが、ロキを倒したところで従兄弟の河内圭太郎がパスワードをよこせと言ってパソコン通信で自慢したり、カセットそのものを「おっちゃんコレ欲しいねん」と言って俺が遊んでいるのに伯父さんからもらったお小遣いを親父に渡して買って持っていってしまうなどの事件があった。
この時の記憶はトラウマとなり普段は覚えていないで「女神転生はつまらない」と念じて我慢していたので、中学に進んでから女神転生IIや真・女神転生の話題があると「メガテンってつまらんやろ?」と話してやり過ごしていたので、それを理由に何度も仲間はずれを食らった。
結局パソコン通信からインターネットと呼ばれる時代になって、ヤフオクで女神転生のカセットは980円でもう一度買って、エミュでパスワード改造をしてロキの後のエンディングまでを駆け足で追った。俺は親が商売をしているせいで、箱詰めになった無数のファミコンカセットを幼少期に見ており、全て欲しかったので、19歳で日本橋のゲーセンでバイトして給料の使いみちはほとんどその近所のジャンク屋で売られている安売りのファミコンカセットだった。
他には親父に売れるゲームとか面白いゲームを聞かれ、親父が問屋に注文を出すとそのカセットを10本頼んだはずが目当てのもの1本にクソゲー9本抱き合わせたダンボールが送られてきて、今なら商法とかで起訴してやりたいと思うのだが、その頃は町のものは皆情報弱者だったので悔し泣き状態だった。目当ての1本もまずは予約のお客さんに回して、発売日から先に買った子がいるのに次の入荷まで待たされるということも結構あった。しかし周囲からの目はお金持ちのボンボンで親に何でも買ってもらえるで、それも決して誤解ではないが、俺の満足度はそこまで高くなかった。
欲しいおもちゃが手に入らないのは十字路の交差した側にあるおもちゃ屋のキューピー道に行っても同じで、ガンダムが欲しくてもザクやジムしか売っていない、龍神丸が欲しいのに幻神丸しか手に入らないで店のおばちゃんに頼むとこれも問屋さんが抱き合わせでしか売ってくれず、先に買いに来た人に1本渡したら残りの子には我慢してもらうしか無い。と言った。
結局40歳を過ぎてからガンダム40周年で30周年の時のガンプラを4200円でネットで買ったのがようやくという感じで、心がだいぶ落ち着いた。龍神丸も2680円くらい出して買った。
思い返せば専門学校時代にゲーセンで知り合った悪友にバイトという名目で日本橋のガンダムショップで発売日のガンダムの行列に並んでもらったお金でガンダムを買って黒服のお兄さんに渡すと1000円返ってくるみたいなことに付き合ったこともある。そしてその列に並んでお兄さんにガンダムを渡すと「えっ?自分で欲しいんじゃないの?」首を横に振ると「変わった子だね、はい1000円」とあの時のガンダムは新型で俺の欲しいのではなかったが。
自己矛盾のようなところもあるが、総合すると問屋というのもメーカーと小売店の流通をスムーズにする緩衝材とか潤滑油のようなものが普通だが、日本橋の玩具問屋というのはヤフオク転売ヤーみたいな悪徳業者と同じ商売をしているのだよな。誰もがひとりで何度も使う日用品のようなものの問屋はある種まっとうな商売だが、お金持ちの子供を狙ったおもちゃを取り扱う業者はどこか金持ちの子を仇に捉えるような政治的な思想を持った確信犯であるのかもだ。