なんでもない日々

 カプエス2ついにCグルーヴスパコン無しプレイでゴッドルガール倒しちゃった。リョウ・さくら・ガイル2な。さくらポイント貯まる貯まる貯まりまくる。

 ゲーム機切ったら国会中継でチャンネル変えたらウクライナ情勢。現地の兵器を見たいがパネル出して日本人のアナウンサーやらコメンテータが話すだけなのでテレビ消してペン回す。

 ボールペン回し、クセのようにやっているがたまに落とす。試すと10回やると1回くらいシケる。だがな、いつも10回するわけでなく3回くらい回すので3セットに1回ほど落とすだけなのだが、ここいらで特訓と思って50回ほど回して、しかし百発百中になるほど回したいわけでもなく。暇つぶしのクセなので。辞めた。

 机の積ん読からアクロイド殺しを手にとって読む。やっとアクロイドが死んだ。そして次の章へ。読書が良いって話は自己啓発本によく書いてあるけど、それは自己啓発本が出版社の出している本で宣伝の意味もあるだろうね。テレビにはテレビ番組の宣伝略して番宣が入ったりするしな。テレビゲームの中にコカコーラの宣伝が入ったこと、昔あったなぁ。勉強するのとミステリィみたいな趣味読書とどっちが良いかみたいなバカなことも考えた。戦争の歴史とかと比べたら人間関係のもつれで金持ちとはいえ民間人がひとり暗殺される程度の話なわけだから、些細なことよね。

 そうすると100万円くらい賞金が出ていてもゲームの大会とかもっとどうでも良くて。いやゲームで100万円取ろうとするのがおかしいだろ、どうしてそうなったと思ったら100円のゲームをケチケチ遊んでいたせいでそれしか特技が無くなったように思えた時期があったからだが。技術者としての資格を持っていても「どうせ技士なんて」と当時の人間関係の中で舐められるのが歯がゆかったが、それも賭け事に没頭させるための夜の街の罠。「技士さんでもすごいと思いますよ」とグラスに日本酒を注ぐママさんはもうちょっとお高くて、安いキャバでヤンキーの姉ちゃんと飲むと接客ではなく嫌味を言われるという話。

 100万円を誰が手にしたかとかも大事だとは思うけど、趣味としての対戦ゲームで煮詰まった答え以上の新手が欲しいという意味でゲーム雑誌の方が活字で追い易いてのもあったとは思う。けど若いプレイヤはDVDとか見て、駆け引きだからあっちかこっちかみたいのにすこぶる弱くて足払いと投げの起き攻めだけで手玉に取れて勝てるけど、何かの拍子で1発食らうと大会優勝コンボが飛んできて、まあ素人目にも玄人目にもコンボ上手い方が上手いで良いよね。駆け引きに長けているとか、ワケわからんし。

 命がけでゲームさせたらどんな手を使うだろう、というほどゲーマーをサディスティックに追い詰めるような気持ちも今はない。昔はあったのか、という話だが、もう全部の技は既に見たと思っているし「ウメハラの生涯最後の選択は竜巻旋風脚だった」とか活字で読んでも「そうだったのか」と気にも留めないであろうな。

 アイルトンセナ自殺説も当時は何故にそんな花形のトップがと思ったものだが、人生かけさせられても捨てゲーで死にたくなる、死んだほうが楽みたいな気持ちなら味わったことある。俺は今の部屋でカプエス2もう10年くらいやってるが本気はどこかに捨てて来た。ギターの稽古もそう。ギタリストになりたいアーティストになりたいみたいなゴンタはグラデーションでそれに含まれるくらいのとこまで踏み込んでから帆を進めるツラミの方が勝っている。

 それでも近頃は生きていて良かったと思うこともある。飯はまあまあ美味しく食えてる。支えてくれる親父のおかげではある。親父が先に死んだらすぐ死ぬかもしれんけど。


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