6機撃墜の写真を掲載しておく

 昨日は大きな事件と缶ビールの酔い回り具合でパニックってた。いや元から文章とかややパニクってるだろ、と自分を見直せるようになったので、少し前進したのかも。

 6機のうち2機は戦闘車両なので、モビルスーツとしては4機撃墜。変わらんね。

 ガンダムなら手軽に遊べてやろうと思える。敵の方から動いてくるゲームにまず受身的に挑戦するのが楽で、RPGとかSLGでいつまで考えても自分が何か決めないと進まないタイプのゲームは、相手が何もしてこないなら自分も何もしない、で放ってしまう。

 どう来るかは不完全情報な訳で、やり直しを前提として情報取集するってのがな。一度負けて筋を覚えてその上で勝つなら、それはその時点では完全情報ゲームに変わっているわけで。

 結局のところ自分の気力との相談なんですよね。何もないから人の描いた物語を読み進めようとする元気以前に、鬱々とした毎日に戦争じゃない癒しが欲しいだけなのかもしれない。気がつくと戦争ばかりしているんですよ。ガンダムにしてもスパロボにしても。

 ファイヤーエムブレムならクリアできたんですけどね。自ユニットと敵ユニットにほぼ対等のユニットがあって、対してスパロボとかフロントミッションはまず敵戦力が不明で被弾してみたいとダメージとかも分からないので、それ以前に考えろと言われると無限に考えちゃう。勝つにはいちど敗戦を覚悟で捨て駒的に進めて戦力把握をして二度目に賭けるってやり方を思いつきはするものの、それでは何かゲームとして違うという気もして。

 それが索敵のある戦争シミュレーションならどうかというと、ファミコンウォーズとかもユニット同士が同種なら対等であるからゲームとして成り立ち、開発競争と戦力差がアンフェアなアドバンスド大戦略とかはしんどかった。

 ガンダム連ジを遊んでいると、そういうモビルスーツの戦力差みたいなものは戦争では当然のことだという考え方にも変わってきて、スパロボフロントミッションにも戦力差がある上での戦闘という意味ではある種の合理性があるのかなとは最近思い始めている。

 バイト時代にスーファミスパロボをクリアしたんだけど、あの時はバイト代貯金して暇が永遠に続くのではと思うような日常に炊事洗濯など母親が全部やってくれて、全てをスパロボに費やすくらいの集中力もあった。今でも親父はいるけど、家中とっちらかっているし、お金のこととか頭から完全に追い出せない悩みが色々あって、まあそれでも取り掛かっちゃえば没頭できる時はあるけど、スパロボIMPACTは12面くらいまで遊んで放っておくようになった。

 それでフラグ撮り直しで最初から始めて5面くらい。ディスガイアも長く遊べるという噂に買ったけど、遊ばずにずっと放ってある。FPSでマシンガン系武器でズバババンと爽快感を得るためのゲーム機で反対に課題を与えられてストレスになるってのがな。

 その意味ではFFXの「みやぶる」とかペルソナ3の「アナライズ」はどっちが初出か知らんくて悪いってか、まあFF3くらいから「みやぶる」あったかもしれんが、前もって戦況を分析するコマンドのあるゲームのが幾分か気が楽だったりする。

 お兄ちゃんである俺は自分の部屋でスーファミスパロボを独りクリアして誰も知らず、弟が居間のテレビにPS2をつないで遊んでいたら母親と姉が褒めて育てる子育てに移行したのか、みんなに可愛がられてゲームをする弟に嫉妬した自分の記憶と対峙することになるのが辛い。今も俺は部屋で独りなわけで、俺がスパロボをするときはやっぱり独りなのかという不公平感もあるのだが、姉に言わせると家族でいちばん両親祖父母から可愛がられたのは長男である俺らしい。

 ただ、どんなに何を頑張っても「お兄ちゃんは勝って当たり前」の世界の中で、ぷれっしゃーはどこかにずっと抱えていた。そうするとスパロボでも一度も負けられないと思ったら「まず負けて見る」という手は取れないわけで、すごいプレッシャーで不完全情報ゲームに挑むことになる。負けて覚えたら簡単だというのは、一度は負けているわけだから簡単でない。

 また、詰めがルーティンワークになるから最後は同じ手順で誰でも解けるとしても、まず取りかかって情報収集をしなくてはならない。その辺のことに楽しみを見出せたら、また楽しく遊べるという希望は持っている。だが挑むべきはPS2スパロボではなく、楽しめる環境を作るために人間関係を見直すことのほうが大事かもしれないよな。

 ここで部屋でスパロボをやってブログを書いて、それで世界のどこかの誰かと通信が繋がって、結局求めていたものは友達だった、みたいな結末になるなら、今の俺の趣味の範囲で関係のある通信相手に人間としての実存を見出して、付き合うほうが先決な気はする。


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