朝からカプエス2を1回遊び、昼飯にコンビニの肉うどんを食って趣味開発をひと段落したところで1時間ほどPS2のロマンシングサガを遊んだ。
アルベルトはいま寒いところで頑張っております。寒い雪原の画面を見てたら本当に体が冷えて来てカロリーメイトチーズ味を食ってホットコーヒーを飲んだ。
ゲームは「んー」雪原のボスを倒したつもりがシナリオが進まず「なんで?」と。
まあ、人との会話では出てこないけど行けるところがもうふたつくらいあるから、またやる気が出たら挑みます。見るからに敵がいっぱいいて「あー、戦闘なぁ」と。
30代の終わりごろにチュンソフトの面接で二次まで進んで自作の将棋ベーシック改とか見せたら「これ、君が作ったの?」とかいぶかしげに見られて、そりゃオープンソースにしちゃったものだしGitHubのクローンを持ち歩いている人がいてもおかしくない。
「んー、ウチで作ってるのいまアドベンチャーだからそれなら教えてあげられるけど・・・」「トルネコやりたいです」「えっ!いまどきまだローグにハマってる人いたの?」「はい」「ああー、それねぇ、ファンなら来たら楽しみなくなっちゃうしやめた方が良いんじゃない?」と遠巻きに断られムードで双方辞退。
ああ、ロマサガのPS2版とか見たら、スクエニの開発部もいまどきチュンソフトではなくもっと別会社で大々的にやってんやろうなぁ、なんかまだ末端組織の感が。
てか今使ってるこの富士通でも前使ってたMacBookでもプロスペックなわけで3D開発とかもっとちゃんと出来たら、どこかの会社に入ってシステム見せてもらいたい教えてもらいたいてのじゃなく自分で何かできるんだろうなぁ。この数年は将棋AIも見る側に回ってた時期が長いし、なんかもう先端開発からは遠のいている感覚もある。
ロマサガで45万本ってかなり過当競争な感じするけど7800円だと35億かぁ。それ、過当競争言わんけど人ひとり当たりの労働と技術のハードル考えたらなぁ。そりゃ遊ぶ側でもメディアで情報見て新しそうなの面白そうなのについていけてないと、万年ストIIやってますじゃ時代から取り残されるよね。カプエス2を10年遊んだわけで。
そんでも志したすぐよりは圧倒的に色々なことは覚えてきたつもり。20代でもその時に持ってた知識で作れたゲームたくさんあったけど、コツコツ作るデザイン系より小難しくて専門作業以外はしなくていいみたいな技術系にスキル振って袋小路に来た感じだなぁ。技術の袋小路に入ってからの積み上げで面白い形にハマってるゲームもあるけど、自分とこでそれやるのってなったら相当に覚悟がいるわけで。
まあ、RPGにスキル全振りしたスクエニ系下請けのゲーム企画の女の人と話すると「あのひとガラハドみたいで」「ガラハド?」でずーっと放置してたんだけど、ロマサガやるとどうやら「頭が禿げてる」「聖騎士で正義感」「アイスソードを探している」の3択くらいから答えを探さないといけないらしく、それ相応のコミュスキルにゲーム体験とかキャラ知識とかが必要ぽいのよね。それはマンガ業界でもきっとそうだし、俺の技術用語も相手にとってはそういうことだろう。
まあ技術はそれでちゃんとゲームが出来て、面白さの花はグラフィックと音楽とキャラやシナリオって形で量産が進んでてロマサガなんかは超ヒットの部類だろうからな。これでも今の俺にしてみたら誰が遊ぶのか良く分からないゲームなんだよな。
スマホゲームが流行り出した時にケムコ社から3DRPGが1本出て、ケムコでもこれくらいは出来るって覚えておいてくれって今更に自分じゃそれくらいがまだ出来ていないわけで、スーファミから次世代機の流れでふるいにかけられて消えたゲーム会社がいっぱいあったの思い出したけど、それでもしつこくやってるところは新しいプラットフォームで復刻版から開発費ひねり出してまた新作打ってるわけで。
量産化のために専門技術のいる仕事を誰でもできる形に落とし込んでいくとか、出来るようになるまでどんな過程が必要でその間に赤字が出ても雇えるかみたいなとこよね。まだまだ雇われて食わしてもらってきた社畜気分が半分残ってる。
退陣前の先端開発がPS3だったなぁ。遊び過ぎたのか遊び足りんのかそれすら分からない。なんか仕事に行き詰った時にロマサガくらいのゲーム見ると、これ社会とどう相互作用してるかは計り知れないけど、これだけ遊びに夢中の人々も世の中にいること考えたら、まあ俺の今後もひょっとしたら何とかなるかもみたいに思えちゃう。