もういちど、冬。

 今日もギター弾き語りの自撮りをネットに上げるという謎行為をしました。

 書いても書いても、若い頃ってのは複雑なんですよね。でもキッカケはちょっとしたことで、気恥ずかしいと思うその人間関係のもつれは貞淑が基準なんです。

 俺っちも就職してから、なかば無理やり酒を飲まされ、マッサージ店など中年のオヤジがその嫁さんも更年期になるとかの事情で駆け込むような風俗店で用事を済ませてしまったんですよね。

 それを最近「ゲーセンでストII勝っとったなんてウソばっかり」と言われて「?」ってなってたんですが、良く話すとゲーセン行くって出て行ってマッサージとかに行っとるだけやろって話で「若い時は梅原にも勝った」みたいなのはマッサージを隠匿する話だったりホラ話であるという、新朝ドラの爺さんみたいな扱いにもなるわけです。

 テレビって怖いもので昨日なんてNHKの定時制高校のドラマやってて、柳田岳人が若い頃の俺に似ていたという話を聞きつけた女の子が「岳くん!」と近くで叫んで振り向くとそっぽを向き、俺これでも普通科の高校出て専門学校も出てるんだけど、専門学校時代に金髪で学校の近くで婦警さんに職務質問されて、テレビでされたら不良が定時制に通っているように見えるだろうなって、そう思うと俺が何をして来たかが基準ではなく、再現Ⅴとかに脚色があると今の映像で観客が俺にどんな目を向けるか、まで言うと自意識と役がごっちゃになってんだけど、伝えんとするのが俺の自伝ではなく何かの物語で、その配役と自画像が被ったところにあるとなると、役者さんってそういう時どうするんだろうと思うと、人気俳優とかになったら楽屋と舞台と家の生活で、社交界が即ち芸能界なわけで、一般イメージとか一般人とは切り離して考えるんだろうなと思う。

 それから「若い時は梅原にも勝った」に戻ると、俺が750円負けてウメハラも50円負けて、ゲーセンってのはみんな負けてて、博打ではなく遊びで場代であるという考えもあるけど、負けた方が場代を持つわけで払う額が少ないように遊ぶのが上手で、しかし俺は19の頃と言うとゲーセンバイトで、負けてカネを入れてもバイト代で返って来て、サクラ営業ではないかとヤクザ屋さんとケンカしてプライズ機の景品に大人気のたまごっちを社長が何処からか仕入れて来て、お客さんが1万円札両替して当たりが出たのに台から景品が出なくて、そのクレームに社長の兄さんが検証に出て来て、結局納入業者に頼んで当たりが出ない仕掛けにしていたようで、謝ってたまごっち出したんですよね。そうすると「1個しか無いのに出してはいけない」って話で、そう、それで何だったっけ?そうウメハラだ。ゲーセンはゲーセンでも景品機と対戦ゲームは違うでしょって言うけど、ウメハラの看板も283連勝で、俺がいたら15連勝で止めたわけで「閉店まで勝ったてのは周りにいた奴が弱い!」ってその時に周りで見てたの「にっと」とか「アール」氏だったと思うんだけど、ウメハラが負けてもBET50は何も変わりはしなかった。そののちウメハラは大会で優勝して、俺はオオヌキにゲーセンで負けまくる。といっても冷静になるとV豪鬼対Zナッシュだからね(順番反対に思うかもだけど俺がその時はZナッシュね)あの頃はキャラ差論には「腕でまくれる」思っているバカだった。ウメハラもバカじゃないので絡まれる前に負けておいて、キャラ差はまくれるって言って五分から有利に戦えるカードを気長にやれば払う100円玉とか50円玉の分量で俺が勝つと入ってこないだけで、彼が連コインするところはほとんど見なかった。

 んでまあ、米遠征とかもあって、店側は日本人かどうか怪しいのも多く、学会さんにもからまれたし、いいかげん自分の周りから昔から仲良かった友達がみんな去って、ゲーム仲間と読んでいたどこの馬の骨とも知れない連中となんでゲームしてたのかというと勝ったと言っておいて言うのも矛盾してるんだけど、ウメハラみたいになりたかったんだよ。ウメハラに勝っても意味ねぇんだ。俺がウメハラみたくなりたかっただけで。

 そりゃ分かってるやつは雑誌社とか、映像関係と仲良くしてそういう風に撮ってもらってんだけど、俺は文筆をやっていて、仲の悪い人ってか、関西の仲良くなるツボと関東の人間関係の違いが上手く合わせられなくて、まあ距離を置かれていたよね。

 そういう世界でたとえトーナメントに勝っても、雑誌記事としては古いゲームで小さく、しかも事実とちょっと異なる感じで書かれているのを見たあとも「アメリカいってきた!」とご機嫌でいるとゲーセンでつるんでた所謂「ゲーム仲間」からも距離取られて、ゲーセンで遊んで勝つから相手が無くて小遣い余って、それからさよ。蒸し返さなくても良いかもだけどマッサージとか行きだすの。50円負けたけど相手も50円負けてて、ゲームの台の中では俺の操作している方のキャラが勝った事までは認めてくれ。

 それで何だろう、一気に読まされると分からないかもだが、一気に書かないと乗れない部分がふとおさまってしまって、書く前にはキーボードマガジンの写真の号について書こうと思ったんだけど、これホントに書店で何気なく前号が良かったから続きで取ったら「クソだな!」と思って2冊目で辞めたキーボードマガジンで、前号を取ったのは表紙が小室哲哉だったのもあるんだけど、ヒイズミマサユ機氏には何の因縁もありません。そんな雑誌を何となくキーボードだからって考えもせずに1000円以上してたっかいのに書店でポンと買う金銭感覚がいけませんな、と思ったけどパラパラとしか読んでいなかったので、掃除がてら捨てる前にと良く読んで、千住明をいまごろ知った。

 ウソだろてめえ万葉集とか言ってなかったか?と思われた方は、よく覚えていらっしゃるなってか、万葉集は誰でも国語で習うし、J-POPと言っても歌は歌ってことで日本の歌のルーツをたどれば誰もがたどり着くのが万葉集。でもそれを作品名にして音楽作品にした千住氏が昔の芸術評論会はマネやパクリが明らかになるとスコスコにされるので「先にやったもん勝ち」みたいな風潮が下層社会にはあったんですよ。

 でもそんなもん、もっと売れたら勝ちちゃうの?てのはカラオケ行って歌いたい歌をリモコンで探したら同じ名前の歌なんていくらでもとは言わないけど、世代をまたげば見つかるもの。中には敬意かはたまた悪意か、たまたまかぶりか。髭男の「宿命」だってかぶってるやんってか、俺が雑誌買ったの2010年だからそこから髭男までの間にちゃんと雑誌を読み込んでおけば「宿命」上手く拾えたのかもナーとか思って。

 時がねじれて、便利の極み動画検索で千住明の「宿命」を別の人のピアノ演奏で聴きました。まる。

 ねじれてねじれて分からなくなった自分のルーツをほどいて、それは反対に周りから俺も解かれて先日のNHKでGLAYのヒットのキッカケがグロリアスにあるという出だしから、レンタルビデオ店でレコード借りる人は多くても、書店でCD買う人ってめっちゃ珍しかったウォークマンカセットの時代に書店でポンとGLAYのCD買って、カセットとかMDに焼いて中古レコード店に売って手放してしまうということが、物的証拠の観点から時間をねじってしまう。

 それで売れっ子となって町中の有線とかでかかっていてひねくれて嫌いって言ってたGLAYのWinter, againをあらためて聴いて、今なら即興でギターの弾き語りに出来てしまう。つっても上手くやりたくて3日練習したけど、1日あたりは10分くらい。

 練習した演奏を三脚に自撮りケータイをセットして、撮ってアップロード!

 聴いてくれる人は先にもう聴いてくれたあとなのと、読みたい人と音楽の興味ある人の仲でも俺の演奏に付き合てくれる人は別と言うか、このブログも4000記事で25万PVなわけでおしのべると1日60PV平均なわけで、それなら100人以上見てくれることもあるニコ動と打率的には変わらず、ターボダイヤだけが万バズで同じようにもめ事で消えてしまったサカナクションのコピーが3万PVってのもまた蒸し返すとウソだのホラだの言われるかもだけど、行ったのよ。3万PV。でもブログ25万PVね。累計で。

 YOASOBIのイクラちゃん3億PVらしいから、3万PVでも当時1円も入ってこなかったってのも信じてもらえなかったのイクラちゃんでもお金にしたら300万円もらえたかどうかでサラリーマンの年収くらいとちゃうんかなって話も誰かとしたけど、いまニコ動でちょっと奨励金もらえるようになって、万バズは笑いごととかお祭りとかホラとか自慢のタネではなく、あらためて行ったらホンマにお金になるってので、激戦になっているから昔ほど簡単には出ないってか、昔も今も簡単には出なくて、俺が自分に実力あるって勘違いしてまた出せるだろうと挑発に乗って証拠を消してしまったのが少し悔やまれるけど、まあ今はその悔いはありつつもあらためて頑張った分だけ演奏が良くなったのに自己満足はしてるけど、世間の目って意味では多くの人の目に耳に触れた万バズ案件の「あの人」のままで変わらないのかなとも思うと反対に残念です。

 しかしくどいね、俺の文筆。このくどさしつこさが音楽でも発揮されたら、何かは残せるかもしれない。けどマンガもちょっと描いて辞めたし、音楽もいつまで続けるんだか。本業にしていたプログラミングも24年でついに勉強からして放り投げようとしてる。まあ、何を始めるにも家の片付けが先やね。場所作ってする仕事できんからノートパソコンで文字ばっか打っているんですよっと。


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