ストIIターボを忘れてゆくのはさびしいけれどザンギでクリア

 まあ俺にとってストIIターボとは何だったのかというと、初代ストIIダルシムで活躍して、ダッシュ、ターボまでゲーセンでやってからSFC版のターボの大会に出たわけけど、それで今も当ブログのいちばんの人気コンテンツがストIIターボのダイヤグラムなんだけど、本当にストIIターボがそんなにすごいゲームなのか、国技館に集まった参加者が確か5000人で新発売の頃に300万本のトリプルミリオンくらい売れていたはず。そう考えると結構すごいことだ。

 けどけど、俺の中でストIIターボの国技館'93に出た時よりも人生に行き詰まりを感じ始めてから、俺にも何か無かったかと過去を見て思い出してそれを語るようになっていて、実は高校2年で出場して高3から受験に切り替えて、ダメでフリータになって専門学校行って就職して、仕事でしんどくなって入院して退院した頃から、ストIIターボくらいしか俺に自慢って無かったかなって、国家試験を通っていても「お前は二級だ!」と強く叱責されてメンタルやられた時に「二級じゃなくて二種です!」とか言い返す元気も無くなって来て、そういや俺は国技館で投げハメにブーイングを受けて反対にその投げハメで負けたときに相手も会場も無言だったけど「先にやったのはお前だ」という声なき声に苦しめられて国技館を後にして近くのゲーセンで大分から来た本田の人とサムライスピリッツ遊んで帰ったなぁ、というのを今でも色々と覚えていて。

 なんか受験とストIIターボと国家試験と仕事の内容と、全然関係ない部分と関係ある部分もあると思うけど、何かつまりは非難とか叱責に対してメンタルで打ち勝てなくて、折れちゃう自分を後押しするために、受験で負けたなら受験勉強足りなくて、そん時は浪人すれば良いくらいに思ってたけど親に怒られて選んだのがバイト。ここでまず受験に勝てなくて、もう一年やりたいってのを親に勝てなくて、バイト先でシフトの取り合いに勝てなくて、就職でゲーム業界の大手に入れなくて、転がる石のように負けてゆく人生で俺っていつからと思ったら、ストIIターボの国技館'93までは良かったけど出たところで負けて、でもストIIだけは俺本気でやってたんじゃないかなって底意地が残ってて。

 けどそれって今にして思うと、受験に負けたことに勉強不足以外のストIIターボ国技館という理由の重みを増すことで、天秤を釣り合わせようというか、そういうしょうもない打算めいたところがあったんじゃないかと思う。受験だって、高3では高3なりに本気で勝ってやろうとしたんだけど、負けて言われた事が「付け焼刃の勉強じゃなくて継続的な努力、普段からの勉強だ!」みたいな勝ち組の決め台詞喰らったんだよな。

 まあ、普段何やってたかというとストIIのこと考えてたわけですが。

 けど最近、この脳髄まで染み切ったストIIが段々と薄らいできて、それは薄めようと必死に他の勉強とかギターとかまあストIIの事も書いちゃってるけどこのブログとか、ストIIに費やしていた時間を他のことに当てることを続けて来て、繰り返すけど脳髄まで染み切ってたのが解けてみると、なんでこのゲームにそこまで固執したのかと。先に書いたように受験に負けたこととの精神バランスを取るためだったんだよな。

 まあでも久しぶりに1回プレイして、ブランカに1敗ベガに2敗で3コンティニューで89万点でクリア。なんなんかなぁ。ダルシムが弱体化したのが不服だったけどじゃあ強化されたザンギが優勝かというと全然違うサガットで、サガットダッシュより強くなったかというと、ベガの弱体化とかで相対バランスの変化もあったよね。

 って、このサラッと書いている総評、ストIIダッシュもターボも相当やった人間にしか共感は生まないと思うんだ。ワケわからんよな、キャラの相対バランスって多キャラ使いで全キャラクリアくらいじゃないと。

 その意味では、グラフィックや音楽とコンボやスクリューの快感が脳髄にしみ込んでいたものが取れて来ても、まだまだキャラ差とかダイヤグラムとか、例えば対空とか投げハメとか使う言葉の節々にも、普段のものの考え方が勝ち負けであったりすることとかも、まだまだ俺がストII界隈から受けている影響ってたくさん残っていると思っていて、それは根幹にあるボキャがゲーメストで、まだまだ他の勉強で薄めて馴染ませるのが足りていないとは思うんだ。

 まあ、それでストIIターボ自体へのものの見方も変化して、作戦とか取り組みも同様に変化した部分と「昔これだけで勝てたのにな」という操作の習熟が失われて、けどそれでも3回コンティニューしてクリアしたのを勝っていると言って良いか、12勝3敗なわけで、勝っているよな。ワンコイン以外は負けってかつての自分の尺度もおかしいと思うようになった。いやそりゃ今でも1回でも負けたら負けって人もいますよ?いますけど、それおかしいんじゃねってメンタルがちょっと対抗意識を燃やしてくれる。

 結局のところメンタルの弱さってどう言う事かというと、ああいわれてああ、こういわれてこう、前にああ言ったのにという子供が持っている論理性から来る反発心が折れて、もう言われたままにしているのに指示がおかしいことに自分で分からないくらいにしおれている、そんな感じ。

 この折れた感じが本当に服薬と規則正しい生活で改善するかは分からんけど、今日はここまで。


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