スーパーウッド計画というのを考えてみたんだ

既に合成木材で「スーパーウッド」という商標が取られているようですが。

食料品のスーパーシードというのがあるじゃないですか。どんな環境でも育って栄養があって美味しい遺伝子組み換え穀物みたいなの。これ、木で出来ないものなのかなと。まあ、日本の杉や檜が高級木材なのって杉や檜の遺伝的特性じゃなくて林業の方の枝刈りなどの管理によってまっすぐに育てているって部分はあると思うんですけど、ウチを20年くらい前にリフォームした時に今俺の住んでいる部屋が大工さんは杉を勧めてくれたんですけど親父がケチって外国産の木材の合板の壁で、まあ素直に壁紙貼れば良かったのかもだけど荒れた時に壊しちゃったりDIYに失敗して穴が空いてたりとか、色々とあってですね、最初から杉だったら木の味だけで部屋にずっと居たのになと。なんか合板の部屋って気持ち悪いんですよね。

そんで林業はついこないだまで衰退産業で「年金をもらっている爺さんが副業として頑張っている」みたいなニュースを覚えてたんですけど、ここ数年で一気に若手が増えて機械やコンピュータの導入で一気に成長産業に変わってきているというニュースを知りました。

それと並行して、日本の杉や檜が本当に外国でも通用するくらい優秀な木材なら、それを日本以外の環境で育つ品種改良をしてもっと土地のある国に植え替えちゃうってことは出来ないのかなと漠然と考え始めたんですよね。国益としては日本で作って輸出するほうが良いのかもだけど、グローバル化からすると森林を切り倒して農業を始めちゃうような地域に優秀な苗木を送って林業をしてもらえば一石二鳥ちゃうんかと。

まあ、遺伝子組み換えスーパーウッドってのは極端な理想形にしても、俺は木の生物学的な性質を殆ど知らないので、木を勉強してみるのも面白いのかもなと思いました。

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杉や檜がまっすぐなのは林業のおかげで遺伝的ではないと書いたけど、どうやら自生している杉や檜もまっすぐ伸びる性質を持っているらしい。

しかし花粉を飛ばしまくって増えようとしているのに日本や中国にしか生えていないのはやはり密林などで生殖するほど強い遺伝子の生物ではないのかもな。ウィキペディアでも読んでいると木の種類ごとに色々のことが書いてあって読むだけで勉強した気になるが、なにせ樹木というのは育つのに年数がかかるので、その育ち方は若いうちには何となくしか分からないものではないか、と言うか俺は子供の頃には分からなかった。

写真は相変わらず勉強などサボって遊んでいたカルドセプトのブックであるが、木をテーマにするならウッドフォークだろうと素直に思ってみたのだが、このゲームでは緑の地属性の象徴がエルフではなくドワーフになっている。エルフは何故か風属性だ。

遊んでないで書いたところで街中育ちのコンピュータ技師の森林樹木論なんてのは全部机上の空論ではあるのだが、書いてみる。

スーパーウッドという構想を出すと、一番最初に果物が成って材木としても使えたら良いのではないかという案が出るのだが、果物が成るなら切りたくないだろうし、果樹に栄養を与えるより全部自身の成長に栄養を与える木だから杉は高く育つのではないだろうかと。

あと遺伝子をどう組み替えようが、葉っぱで太陽を受けて根から吸い上げる養分を変換して育つ以上は生育が速いことは密度が低くなって、上質の木は樹齢が長く生産に時間がかかり入手が困難だから必然的に値段が上がっているので、同条件を安価に揃えるというのは考えが進むほど難しく思えてくる。

なにぶん、まだ考え始めたばかりだし情報量も少ないから、何から手を付けるべきか。少なくとも100円ショップで外来種のつまらない苗木を買ってきてみてテーブルで蛍光灯の光とペットボトルに汲んだ水で育てようとして枯らせてしまう、みたいな失敗をしてみて、もうちょっと本腰を入れて取り組まないと木は育たないのだと分かった。

やるとすれば家の内庭の手入れだな。放ったらかしだが何かは生えている。おばあちゃんの代から受け継いだものだから、安易に改造はできない。

俺の部屋にもカルドセプトのウッドフォーク以外にも本棚や木刀や木製バットにテレビの台なんかも木製品だ。中でも多分いちばん高かったであろう本棚は色合いなどが落ち着いていて、壁を眺めていると落ち着かないがその本棚を眺めていると落ち着くことが分かってきた。和室の障子の枠なども木製だ。てか和室はリフォーム前の部分が全部木製なんだが。日本家屋的な木製の部分があれば後から工事で付いたと思われる安っぽい木材の部分もあるし、とにかくカオスである。

生物としての木と育成環境である森林と材料として切り出された木材の特性など、とにかく知らないことだらけだ。

母の田舎に子供の頃遊びに行って農家と大工さんの兼業で親の夫婦不仲が原因で連絡も取れずじまいではあるが、特にお金がらみの問題でそういうところと縁が切れてしまうのは何か勿体無い感じがする。エコロジーという100年単位の地球の問題を考える前に当面10年とか20年の家族の問題も考えていかないとな。母親は田舎暮らしを嫌がって親父と結婚して街中に来たが町家での人間関係に馴染めずカネだけ持って住宅地のマンションで暮らしている。

父方に付くか母方に付くかで俺なりに考えて父方に付いたのはそのほうがラクだからで、小規模な視点ではラクで儲かる商売をやっているから緑地化という地球規模の問題はカッコつけて考えていると言っても反対のことをしていると言って良い。母方に付いて親戚を当たり田舎に越して農家を手伝うという選択肢が無いわけではないが、意識的にその選択を無視している自分がいるんだよな。

このまま、自分も子供も残さないで滅んでいってしまうのかと思うのは、子供の頃に「産んでほしくなんてなかった」と思っていた頃よりは幾分かは前向きに命に向き合えるようになれた。だけどパパとママから預かったこのバトン、繋いでいくのは並大抵ではない気がしている。どこに向かって走ってけば良いのかな。

カルドセプトはマップをグルグルと周回していればそのうち魔力が貯まってクリアできるんだがな。なかなかゲームの世界のように簡単には行かない。