マックブックプロで将棋ベーシック改のビルド&実行に成功しました

待った甲斐があるというか、ウインドウズで開発していた将棋ソフトをコードを一切変更せずにマックでも動くようにマイクロソフトさんが働いてくれました。9年待った。

ツイッターで最先端の将棋研究を観察しながら、20代は上司が働いていないように思えてイラついていた俺が40歳になってみると「最近の将棋開発者は頑張っているなー」と自分より先輩に当たる方まで懸命に働いているのに、自分のGitHubは更新がなく、いかがなものかとふと気付いたのです。

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そして動いた将棋ベーシックは、これ今更何かの役に立つんですか?と率直に聞かれると、もはや思い出のような、昔のパソコンにケータイ番号を知らない彼女とやりとりしたメールがいつまでも消せないオッサンの宝物みたいな、そんな代物なのですが。

まあ、その頃に「コンピュータ将棋の対局は高性能なパソコンが勝つけど、研究自体はスペックが低くても出来る」と言っていたんですよね。指し手の研究とか将棋そのものの研究には速いマシンが必須になっている昨今ですが、プログラムを改良して計算速度はハードウェアで決まっても、計算量をソフト側で減らすことが出来るとそれをスペックの高いハードウェアに載せ替えた時に効果が発揮されるという縁の下的な。

なんというか、20代のときは会社の中で一番下っ端だったので自分が底辺で縁の下だと思っていたのですが、40歳まで生きてみるとあの頃の自分の役職というのはピラミッドの三角の一番上の三角の底辺だっただけで、もっと下に台形がいっぱいあることを思い知っているんですけど、今はどうなんでしょうかね。

とりあえず、役に立つかは分からないけど、パソコン買い替え無くても出来る仕事があることはあるので、何をするか考えるのが今の仕事です。

俺はおれんちの周り静かで住みやすいと思ってんだ

JRの駅前のコンビニでおっさんが店番をしていて肉まん2つを頼んだ。

そうすると、帰りがけに同じく駅前の美容室から肉まんみたいな顔のおばちゃんがふたり出てきて「あんた、肉まんふたつお持ち帰り?」「あれ旦那やねん」旦那さんはスラッとした青い目のライダースーツを着た男前であった。

よくわからないが美容室はちょっと前までキレイな美容師さんがいっぱいいる洒落た店で朝にはほうきを持って掃除して近隣住民に挨拶回りをしていたが地元には定着できず店が変わったようだ。駅前のロータリーには「街あげて締め出せ追い出せ暴力団」の立て札があり、追い出せってことは前にはいたのかな?と思うのだが、そういえば駅前の餃子の王将も店じまいをした。餃子の王将やオシャレな美容室と暴力団は関係ないかも知れないが、みんな見慣れない店はとりあえず追い出してしまう体質があるようだ。

そして話を戻すと肉まんふたつの美容室のおばちゃんである。おそらく大阪から来た人なのだろう。大阪で肉まんふたつお持ち帰りというと、そういう意味なのだ。前にもコンビニで痩せたお姉さんに「肉まん」と頼むとキョトンとされたことがある。少なくとも俺はコンビニで「肉まん」とか「焼き鳥」というと、食べたいものを言葉にしているだけなのだが、じゃあ大阪の人は肉まんや焼き鳥を食べたかったらどうするのかというと、551の蓬莱とかジャンボ焼き鳥鳥貴族とか秋吉あたりで食べるのだ。

大阪の友達に直接聞いてみると「お前なんで肉まんなん?コンビニやったらおにぎりちゃうの?」とだけ返される。「おにぎりって食料自給率のためにコメを消費するとかそういうこと?いまどき日中友好で肉まんの原材料も小麦やしお肉入ってる分おにぎりよりコスパ高いしコンビニで肉まんってそんな変なことじゃないと思うんだけど・・・」

どうもおっさんの店員に肉まんを頼むというのは大阪の人間からすると高島屋の前の交差点でいきなりアカペラでダパンプのUSAを歌い出すくらいおかしなことらしい。

「そんなに俺っておかしいのかな?」

ところで、俺はお腹が減って肉まんが食べたいくらいの用事でコンビニに行くのは普通のことなのだが、スーパーより高いコンビニでものを買うのは近所中の人が不思議がり、コンビニにたまにいるちょっとかわいい女子店員が目当てではないのかとうわさが立っている。しかし、レジで頼んだのが肉まんなので大阪からこっちに来ている人はふくよかな女子が良いのではないかと思っている。

俺としてはチェーンの食堂に乃木坂46を卒業した橋本奈々未似の店員さんがいて、千円札で払うとお釣りを手渡ししてくれるので、その食堂のことを「握手会場」と名付け、店員さんはプロななみんに認定しているのだが、そのことが知れ渡るとセブンイレブンにもちょっと釣り眼の偽ななみんが配置されて、ななみん似てるけど何かが違うんだよなぁ、多分中国人だなということでチャイナなみんと命名した。

プロななみんもチャイナなみんも可愛いと思う範囲なんだけど、基本的には家から近いファミマに行く。ファミマには俺がサラリーマンだった頃からずっと勤めている店員さんもいるので、人がコロコロ変わる街中では一番安心して行ける店なのだが、安心しているとまた誤解を受ける。俺は乃木坂のファンではあるが「じゃあそんな子がいいの?」とコンビニのレジに乃木坂みたいな子をいきなりポンと配備されても俺にどうしろと?もっと買えというのか?と思って必要最低限の食事の他にお酒のおつまみとか缶チューハイをスーパーより高く買っているので、コンビニはキャバクラみたいだなと思っている。いや、ブランデーで3000円取るんじゃなくキリン堂だと68円のコーラを120円で売ってるだけなんだけどさ。

そうすると、話は戻って大阪である。大阪の人は焼き鳥を食べるのに鳥貴族や秋吉に行く。これは普通に考えるとくいだおれの過ぎた贅沢に思えるが、トリックオブトレードとして、自分の店が流行るためには街中の店が流行ってはしご酒をしてもらう必要があり、店の売上があったら他の店で食べて返すみたいな文化があるように思える。

俺は静かな田舎町が本を読んだりするのに住みよくて好きだが、大阪の人がうちの近所に越してきても、他の店が流行っていない、なんか特殊な商売で暮らしている町並みだから、どうやって溶け込むかと考えると、にぎわいのある大阪で生まれ育った人には住みにくい街なのかも知れないなと思ったのだ。

ネット決済ペイペイが買物金額20%キャッシュバックで話題になっているが、大阪の飲み屋街ではそれは店同士で多分アナログに実現していて、来た人から巻き上げたお金をうちらで回してどこの店もそこそこ回るようになっているのか、競争防止のゆるい協定でもないと長くやっている店がチェーンとかに潰されず何代も続くことは無いように思えるんだ。

よそから来た人が店の言い値で飲み食いしているとすっかりお金を巻き上げられて行き倒れてしまう、というのが元々の食い倒れの意味。美味しすぎてハシゴして満腹で酔い倒れてしまうような意味だと思ってた。道頓堀のくいだおれは閉店したよね。もう、くいだおれなんて怖いこと言わない食文化の繁華街に時代は変わったのかな。

話が長くなったが、俺はお腹が減ったからコンビニで肉まんを買っただけのつもりなのだが、人が何をどう思っているのかは計り知れないところがあるし、街に出来た新しい店とネイティブとの交易についても何をどうするか考えないとそのまま行くとお金の取られ損になってしまう可能性だってあるわけだ。地域に根を下ろす気持ちがあるのなら、そこらへんも勉強しないといけないのかもなと思ったのです。肉まんが食べたくなったらどこでどうやって買えば良いんだ?日本の食文化を壊す外来種として駆除されないといけないのだろうか・・・?