いつの間にかリサーチも仕事になっているんですよね

フリーランスになってから収入が不定期なのでお金を使わなくなって、結局いまは暇人をしているんですけど、年収300万だった頃に自分の年収って多いのか少ないのか気になりだして転職を繰り返したんですよ。聖書には収入の多いことや少ないことを恥じるなと書いてあるけど、ペラペラめくってそのページを見つけたのは事後になって。

それで、ネットで年収の統計を見ると自分の給料より高い数字が並んでいて、これらは銀行とかがリサーチした事実なのか、アンケートで取ったもので回答者が見栄を張って水増ししているのか、情報のエビデンスレベルが分からないんですね。だけど政府主導の経済産業省の調べとかだと、そうなのかなって思う。

他には梅田にでも出かけてみると、駅ビルの1食1500円くらいのランチでも盛況じゃないですか。毎日そこで食っているやつがどのくらいいるのか、自分も本町あたりで850円位のランチを毎日食べる生活とか、スーパーとドラッグストアとダイソーを往来してカップラーメンの一番安いのを探して買う生活も両方やったけど、それらの上に梅田の駅ビルで過ごす生活があるのか、それとも地域で自炊している人が時々に梅田でランチをするというのが都市の交通量でとっかえひっかえで毎日盛況なのか。

それでフリーランスの利点を生かして身軽にあちこち行くと、と言ってもITがらみばっかりですけど、会社の食堂で食べる人とか弁当の人とか外食ランチに行く人とかがいて、自分の属する外食ランチ組に週末だけカップラーメン組の人が「連れてって下さい」というとこっちが勝ってるのかなって思うけど、フタを開けてみると独身貴族と子育て世帯の差であって給与がそこまで違うわけではなかったり、給料の余っている人が暇つぶしでパチンコを売っているのをバイトで薄給の人が上の人がパチンコ打っているからと真似てパチンコを打っていて、暇つぶしにジャラジャラやっているのと生死を賭けて雑誌やネットで情報を集めて攻略しているという差があって。

そうやってお金の流れを見たり儲かる話はないかと追いかけ回しているうちにリサーチが仕事になって、本業が疎かになり、一旦立ち止まってみると無駄なことに使わないでいたら退屈だけどお金は貯まるというつまらない当たり前に行き着いて。

まあ、最初に経済産業省のデータだから信じてみようと言った。けど、自分の仕事が何であるかと言うと経済産業省の旧名である通商産業省認可の情報処理技術者ってやつなので、自分がこさえたデータが上層部に集積されて統計となるんですよね。

だから総研にいた時にエネルギー使用量の推計を取っていた時にみんなコンピュータに計算をさせてタバコを吸ったり缶コーヒーを飲んだりしているから、自動販売機でどの缶コーヒーが何本売れているかの統計を自分のパソコンに入力しだして、納品の時に「これは何なんだね!」と怒られてから「必要な計算だと考えています」と答えたんよ。まあ、結果としては業務外の遊びを会社のパソコンでしていたからと1日余分に出勤させられてその月に2万円減俸になったんですけど、次に配属された職場では喫煙室ではなく開発本部に缶コーヒーの自動販売機が置かれて社販価格で100円だったの。

まあ、今は家の近くのドラッグストアで60円のペットボトルのカフェオレを飲んだりスーパーで1リットルの紙パックのコーヒーを飲んだりしているので、会社にいた頃と変わったことと言えばランチが貧しくなったくらいかなぁ。国内でなく中国やEUアメリカの経済も知りたいなと思うんだけど、まだまだこれからです。

吉本興業の社長の会見から、ずっと謎だった芸人のギャラ情報がチラホラ出てきて、自分の年収が平均値とか中央値と比べてどうなのかより、どの芸人と同じくらいなのかとかが分かると感覚的に自分の社会評価が分かると思うんですよね。

将棋ベーシック改をC++言語で書き直す

プログラミングというのは傍目に何をやっているか分からない仕事なのが辛い。

分かっているものが分からないものを騙すためにGUIを発明して儲かっている。

プログラマはコンピュータにどう考えさせるか頭で考えて命令を考えて文法に合わせて打ち込んでゆく。

現在進行系の作業はビジュアルベーシック(VisualBasic)というマイクロソフトのプログラム言語の文法に合わせて書いたプログラムコードをC++言語のコンパイラが自動翻訳できるようにC++の文法に合わせて書き直すという作業である。

俺がプログラマーになったのは20年前で、バリバリ働いたり休暇をとったり病気をしたり勉強したりでかれこれ20年経つのだが、10年目くらいに給料が大卒サラリーマンを超えたのを聞きつけて親戚などから「どうやったら儲かるのか教えて欲しい」と法事の後の酒の席で囲われた。

メチャメチャ飲まされて、酔っ払った勢いで「エムエフシー(MicrosoftFoundationClass)を使ったGUI秀丸エディタで編集してVC++コンパイルするんや!」とか言うと「ヒデマルエディタって何よ?」「ひでまるおが作ったんや」と返すともう、笑い声でその場は片付き、雑誌SPA!の表紙には「秀丸エディタの作者秀まるお年収2000万円!」とかすっぱ抜いたっていうのそれ?と思いながらテレビではMihimaruGTがカマセYOYOYO!と歌っていた。

それで酒の席から明けた日に高飛車で嫌味な姉が妙にデレデレしながら「アンタ、どうすんのよ」とノートパソコンを持って俺の家に来たので、テメェ親族の上にもう結婚してるのに色仕掛けかよと思いながらも、姉が俺にモノを教わりに来たということ自体は嬉しく、どうせプログラムなんて教えても分かりっこないだろうとゲームソフトをコピーしてあげた。

もう、ひでまるおでもやねうらおでもプログラムの世界の雲の上の人というのは分からないもので、俺自身会社や工場で部分モジュールを作ってはいても、どこでそれらが商売になってお金になっているかまでは掴みきれないものである。だが、儲かる原理としては出来上がったソフトはノイマン型コンピュータのバイナリなので、比較的容易に複製可能なのだ。ハードを作る手間を考えると容易と言えるかどうかはさておき、ハードが2台ある状態でバイナリの一部を交換するのに必要なのは電気代だけである。

そうしてゲームソフトのコピーを覚えた姉は「なんや簡単やん!ピッてするだけよ!」とまた高飛車で嫌味に戻り、「あんなのインチキよピッてするだけよ」とママ友とか親戚にゲームソフトをコピーして回って人気者になったようである。

インチキと言われた方はたまったものではないので、仕方なくアプリケーションの制作過程を全て想像して、家でひとりで全部打ち込んで作ったアプリが将棋ベーシック改で「改」と付く前は完全自作であったが、東大教授が奈良女子大学の学会に来るという情報を手に入れて教えてもらった部分モジュールで「改」になったのである。

それを、今度はC++言語で手打ちで書き直していると、いまでも親戚一同にはパソコン部屋にこもってゲームをしてるかエロビデオを見ているか、そんなんだろうという話で片付いているのである。

「ひでまるお」も「やねうらお」も儲かっているのに、こちとらサッパリである。