情報処理技術者試験は持っている人に限って役に立たないと言う。
持っていない人が役に立たないと言っていてもそれは強がりです。
でも勉強して資格をとってもあんまり実務的じゃない。
それは実務の大半がソフトの詳細な使い方に頼っていて、
総合的、一般的、全方位的な試験の出題傾向とは合っていないから。
そうはいっても代わりに何を勉強するべきか考えた時に、
総合的全方位的な浅広くの国家試験は羅針盤になってくれます。
試験対策の本についた手垢を見て、
「こんだけやったんだよなー」とか、
実務でDB触る機会が少なくてSQL文が空で言えない弱点だとか、
プログラム言語の出てくる出題範囲なら大丈夫だなーとか、
思う所が色々とでてくるわけです。
まあね、やっぱ専門職より総合職的な方向に舵切りたいという。
年による安定への寄りかかりなのかもしれませんがね。
補数を使った引き算を試験以外でいつ使うか考えた時に、
二進で考える基礎力を身につけたのはやっぱり国家試験だと思いました。
2進演算などしなくてもソフトが既に準備された世代のプログラマは、
試験で覚えた枯れた技術に実務で触れることはあんまりないかもしれない。
ないかもしれないんだけど、頭脳の中の眠れる獅子のように、
いざというときの発想力の起点になったりするんじゃないのかな。
きっと、そういうもんなんだろう。
20歳で二種の資格を取って、34歳のいままで一種を受けていない。
いちど取ろうと勉強して忙しかったり病気になったりで、
ソフトウェア開発技術者の合格教本を本棚からまた出してきました。
今の名前は応用情報技術者となって、一種が語呂的に好きだな。
けじめとしてね、そろそろと言わず春期を申し込みました。
島国大和さんからのアドバイスで実況的なブログは苦しいよと、
(これは試験ではなくブログのアドバイスですが)
受けるって言っちゃって落ちたら後から恥ずかしかったりするぞと、
その理屈は分かっちゃいるのですが、まず目標ありきで、
韓非子に言わせると、
「的を決めずに矢を放ったら小さいものに当てても自慢にならない」
なわけでして、
プログラマー12年の経験と少しの勉強と残り2ヶ月の追い込み、
どんな風に転ぶかはわからないところもありますが、
目標は4月15日の春期試験で応用情報技術者合格とします。
ブログ書く暇も今日のエントリ読んだら勉強のこと思い出すでしょ。
電車の通勤時間が長いというタイミングなので勉強に合ってるかなと。
先にも書きましたが得意不得意がわりかし分かれていて、
浅く広くの問題が今後の方向性を考えるのに向いているかなと。
5年も前の本で勉強してホンマに大丈夫なのかと思ってもいますが。
コンビニ決済で明日受験料払ってきます。会場は奈良のどこかです。
目標合格!
ああ、言っちまったよ。