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宝くじに当たったら殺されるかも知れない話

10億円の宝くじに当たって世に知れたら強盗殺人されるかもしれない。


俺が大阪日本橋に行くと立ち寄るそば屋がある。10代の頃から通っていて、近頃では二代目がそばを打っている。カツ丼を頼むと店主が顔を覚えていてくれてカツ二枚の山盛りをよそってくれる「もう学生じゃないんですからこんなに食べられないですよ」「好きなだけ食べてやー」とまあ、簡単に言うと常連自慢なんだけど、値段は他の人と同じ850円。昔に比べてソバよりカツ丼を頼むお客さんが増えたらしく注文したらカツが売り切れのことも増えた。そうすると俺は肉丼を頼む。要するに牛丼。これも良い肉を山盛り入れてくれる。


最近の日本橋には山盛りで有名なカツ丼がオタロード付近に出来たらしい。みんなカツ山盛り入っていたらそば屋のおやっさんはどうでも良いのだ。そして、店というのは同じお金を払ってもらったら同じサービスをするものだという考え方もまたある。反対に世の中では同じ値段でも栄養価や味の違う様々な飲食店があるので、お金を持っていても外食に慣れていない人は誰かの通う店を真似てみたり行列があったら並んでみたりするものだ。気持ちは分からないでも無い。


常連客に対するひいきを良しとするか、公平を良しとするかだが、俺は近頃ではマクドナルドを良く使う。ランチでダブルチーズバーガーを頼んで、それで充分に値段分の栄養価があると考えているからだ。モスバーガーだと味は良いが値段が5割増になるから。


ここで冒頭の宝くじの話に戻る。運良く10億掴んだ人は果たして幸福な富豪になれるのだろうかと考えてしまう。くじが当たったら強盗殺人に遭うかも知れない。これは当たった金も盗んだ金も同じ金で、強盗が金さえあれば同じサービスを受けることが出来ると言う考え方を持つからだろう。お金にはそういう一面がある。