今日のカルドセプト(ネットで噂のブックを自分用にアレンジしてみた)

カルドセプトwikiでマッドハーレクインとマジカルリープが壊れカードだと書き込みが伸びている。
2ちゃんでは「ブリードドラゴンって結局どうなの?」に対して「ST80/HP80の厨ステでウォーロックディスク使うのが強いらしい」とある。
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そしてブログで両方使って「勝率7割あります」とか自慢している俺がおる。「・・・犯人こいつだな!」
まあ、ネットゲーは勝ち負けがあると勝ちすぎると叩かれるんです。匿名世界って怖いですね。
マジックザギャザリングの日本選手権優勝者の塚本俊樹はどんな人かお店の場所を調べて友達と2人で遊びに行ったのが20年前。その時はチャンピオンと遊べるというだけでワクワクしたものですが、実際どういうことかと言うと東京でゲーセンやデュエルショップで遊んでいる子供から強い子を店でタダで遊ばせてあげると呼びつけてカードの箱とゲーム台を用意して店番をさせながら自分は外で仕事をして閉店時間に帰ってきて「いま、どんなデッキが強い?」と見せてもらって店のカード価格を調整。そして見込みのあるデッキを少し自分好みにいじって大会出場するという。
昭和の日本人はアメリカの猿真似と言われたけど、真似るべき相手が誰で何が理由か洞察しないと「偉い人の身振りを猿真似する偉くもないのに偉そうな人」になっちまう。それで、このブック本当に強いのかなと自分で同じものを作って試してみたんですね。
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ライトルールでは使用できないブリードドラゴンを外したので若干の調整を自分好みにしてみて、テラーメアとナイトホークの火地を相手取っての水風をジャンクションで試してます。元のブックもジャンクション3人戦を想定しているとのこと。
アクアデュークがこのブックのキモ。俺さん自身が「テンタクルスはアクアデュークで良かった」という反省を残されているので、魅力的に映るテンタクルスをやめてアクアデューク3体での発進に至り、これは結構正解。アクアデュークは固い。それは分かる。しかしそれを守るためにその他のカードが回っていることも合わせて考えると4枚入れてしまってから、それに他を合わせたほうが良いという結論で4枚になった。
マッドハーレクインに関しては能力の定価というか他のクリーチャに付いている能力から割り出される相場と比べて割安で色々付いているカードだとは思うんですけど、役に立つ条件が案外揃いにくいので、意図的にそれを揃えるための呪文を使ってテクると実は割高になっていないかと。まあ、偶発的に揃えば割安でスペルで意図して割高になっても総合で等価のカードと判断。ゆえに3枚に変えて1枚をバイタリティのスペルに差し替えた。これで引き合わせるとさらに強化できる。
マジカルリープは壊れカードとまでは思わないけどジャンクションに限ってはエスケープとマジカルリープでマップをぐるっと周回せずに南北の砦で折り返して水風ルートのみを往復するというプレイが出来て、みなそれに文句を言いたかったのかな。
「不屈フロートシジルが最強コンボ」という意見を尊重してフロートシジルは入れたのですが、何度か試した結果抜けました。
もうひとつ、ブラッドプリンさんだけはコンピュータのマジックボルトと相性が悪すぎるのでフェイトにしてみました。まあ素のプリンが落とされても充分勝てたのですが、そこはちょっと脆弱性があるような。4枚積みだとなおのこと。
以下、理由があって足したカード。 ホーリーワード8はやっぱり安定で入るでしょ。エスケープやマジカルリープが強いとはいえ4枚積みするほどでないならHW8は高くなったとはいえ4枚積みカード。こっちのが強い。
リビングアーマー4枚スペクターローブ4枚はジェネラルカンブックを組んだときからの持論で元のブックには無いところを色々のカードを削ってこじ開けて投入した。とかく、マジックザギャザリングでいう土地事故に相当するものがこのゲームでは序盤にスペルやアイテムを引き過ぎてクリーチャーを展開できない事故で、リビングアーマーはちょうどデュアルランドのように防具とアイテムを兼ねてくれる。前作でそれはリビングシールドだったが、あれは能力値が小さい。その点リビングアーマーはファイターより強いって何事?無色クリーチャーとしてしっかり機能する。
スペクターローブも同じく武器と防具の兼用カードになる。ステータスはランダム要素があるが期待値は60Gで40/40と破格の強さ。余り防具のリビングアーマーがスペクターローブを装備して相手拠点を落とすなんてのも珍しくない。しかもNカードなのでグレムリンアイで壊されず防具なのでリアクトアーマーで割れない。強え!運を無くすための戦略であるはずが運に頼るスペクターを使うという点が矛盾のように思えるかもだが、引く引かないの博打を20越す越さないの8割強の博打に変換できたりするのが強い。良い意味での番狂わせを期待できるカード。
もう飽きてきたなと思って放ってあるリボルトを再び楽しく遊べたことがいちばんの収穫。リボルトはゲームとして確実に前作より面白くなってるという確信を持ちました。それだけ、魅力のあるブック。


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