ゲノムでもミームでもなく社会と人造物

理系の学問は正しい。しかし間違ってはいないが全てを網羅しているわけではなく生きていくための情報としては自然の中ではともかく社会の中では不十分である。

では文系の学問は正しいのか。子供でも分かる矛盾がたくさんあるようにも思える。理系との学問ほどの検証可能性が無い。学生時代にはそっちを「間違った選択」と考えた。

人文を理系の勉強でも分かるように説明すると極めてゆっくり定期的に圧迫されるように作られたコンプレッサーの箱の中に腹に子供を持ったネズミを入れ、子を産んでから圧殺するような機械を作った時に、それはネズミでは抗えないだろうと恐らくだが思っちゃう。

だが血が流れて掃除をしないと細菌やカビならその機械の中に生えるかも知れない。

それでは我々の生きている社会というものが如何なるものかというと、科学の手が及ばない混沌であるとも捉えられるが、自然界の生存競争のようで戦争のような殺し合いが社会の真の姿であるかというと、求められる平和はある程度のモラルを持った人の間での「生かし合い」であることもまた疑いようがない。

ある人は心から人が好きで愛によって、ある人は自分の仕事をラクにする奴隷として、人を生かしている。